シンプルな四角い見た目を裏切らない、無難な能力を持つ加湿器です。
ミスティホワイト↓
クリスタルブラウン↓
この「FE-KXR05」の特徴は、豊富な運転モードにあります。
センサーを使って快適な湿度に調整する「おまかせ」は当然として、乾燥が気になるときに湿度目標を少し高めに設定している「のど・肌」、眠るときなど静かに運転したい場合に使う「おやすみ」などがあります。連続運転も「強」「中」「弱」の一般的な3段階のパワー調整の他、木の葉が触れ合う音よりも静かだという15dBの静かな運転音で連続加湿する「静か」、30分限定で最大加湿力(600ml/時)を発揮する「お急ぎ」など、多彩です。
また、充実した運転モードだけでなく、基本的なスペックも優れています。
DCモーターを搭載しているということもあり、最大加湿量の600ml/時となる「お急ぎ」での消費電力も、わずか10Wとかなり抑えられています。さらに単に加湿するだけでなく、必殺のイオン兵器「ナノイー」を放出することで、肌の水分量にも影響するらしく、美肌効果もうたっています。
布状になっているフィルターのお手入れが少し手間な感じですが、特別困難なものではなく、基本的にはどの加湿器でもお手入れは必要となることを考えれば、十分許容範囲な感じです。
この「FE-KXR05」は何か特別な機能がを持っているモデルではありませんが、手堅くまとまっていて、これ言った弱点もなく、普通に優れた加湿器と言えそうです。
ただ。
この「FE-KXR05」の上位モデルとなる「FE-KXR07」は、旧モデルにあたる「FE-KXP07」とほぼ同じというか、実質まったく同じなコピーモデルでした。
そして、弟分となるこの「FE-KXR05」にも、やはり旧モデルにあたる「FE-KXP05」が存在しており、案の定、実質まったく同じモデルとなっています。
まあ、上位モデル「FE-KXR07」と、この「FE-KXR05」は、加湿力の強さが違うだけで、機能的には同じモデルなので、当然と言えば、当然のことでしょう。
別に旧モデルと同じで何か悪いということはありません。逆にそれだけ完成度が高いと見なすことも出来るかもしれません。ただ、価格の安い旧モデルを見つけた場合は、そちらを選んでも問題ないというだけです。
■FE-KXR05のスペック
発売 | 2018年9月 |
加湿タイプ | 気化式 |
適用床面積 | 木造:8.5畳 / プレハブ:14畳 |
加湿量 | 150→330→420→500→600ml/時 |
連続加湿時間 | 約8.4時間 |
消費電力 | 3→5.5→6.5→8→10W |
運転音 | 15→22→26→31→36dB |
サイズ | 高さ375×幅375×奥行186mm |
重さ | 約5.2kg |
タンク容量 | 約4.2リットル |
フィルター交換 | 交換用加湿フィルター(FE-ZKE07) |
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