楽天市場における「ロボット掃除機」の週間ランキングです。上位7製品のうち、実に6製品がアイロボット社の製品という「ルンバ+ブラーバ」全盛週間となっています。ただ、アイロボット製品のセールにより、価格が大きく下がっていた製品があったので、その影響はどの程度だったのかは今後のランキングを見てみないと分からないかもしれません。絶対王者だった「ルンバ」シリーズが値下げという強行手段を敢行して、市場をしっかりと握るのか、機能でも価格でも迫りつつあるライバル製品の勢いに押されていくのか、目が離せないことになりそうです。
1位
アイロボット「ルンバ i7+」(アイロボットストア楽天市場店)
2019年3月発売モデル。価格目安:64,000円くらい。
旧モデルにあたる900シリーズよりも清掃エリアの認識能力が強化されたかつての最上位シリーズです。本体内のゴミを吸い込んで溜めておける「クリーンベース」が付属します。発売時は10万円を超えていたモデルが大幅値引きとなってランキングトップに躍り出ました。ただ、現在は既に完売してしまっているようです。
部屋の環境を学習して記憶し、最適なパターンで清掃。10倍の吸引力とパワフルな清掃力で家中を徹底的にキレイに。ゴミ捨てまで自動化
→詳細ページ
2位
ECOVACS「DEEBOT N8 PRO+」(エコバックスジャパンストア)
2021年4月発売モデル。価格目安:55,000円くらい。
3Dで物体を認識することで正確な移動を可能にするモデルです。過去のモデルと比べれば、吸引力もアップしているようですが、このモデルの後に「T9」「T10」「X1」など、より高性能&高機能なシリーズが登場して来ているので、このシリーズを選ぶ際には、どちらかと言うと価格重視で選択することになると思われます。製品名に「PRO」と付いている割に特別仕様という感じはありませんが、ノーマルの「N8」よりは吸引力が強く、本体のゴミを集める「自動回収ステーション」が付属して来るバージョンアップモデルです。
エコバックス 障害物回避 ゴミ捨ての手間も削減
→詳細ページ
3位
アイロボット「ルンバ j7+」(アイロボット公式 楽天市場店)
2022年2月発売モデル。価格目安:100,000円くらい。
清掃能力自体はこれまでのモデルと変わりませんが、本体のカメラを使用して、コードやペットの排泄物を回避することが可能だという「ルンバ史上最高の賢さ」を誇る新シリーズです。部屋の認識能力やアプリとの連携機能も強化されていて、トータルでの使い勝手が向上しています。モデル名に「+」の付いたこの「j7+」は、自動で本体内のゴミを吸い取る「クリーンベース」が付属するモデルで、「クリーンベース」も高さの低いタイプに改良されています。
散らかった床でも、スイスイ、キレイ
→詳細ページ
4位
アイロボット「ルンバ i3」(アイロボットストア楽天市場店)
2021年2月発売モデル。価格目安:43,000円くらい。
カメラやレーザーを利用した高精度なものではないものの、移動距離と方向をセンサーで把握することで自分の位置を認識しながら掃除を行う簡易的なマッピング機能を備えています。これにより掃除をしたエリアをマップとして可視化したり、バッテリー不足で充電台に戻った後、掃除を中断した場所から充電後に掃除を再開することも可能となっています。また、それでいて上位クラスの「i7」シリーズと同等の吸引力を備えており、今後主流となる可能性のあるマッピング機能を持つロボット掃除機の廉価モデルとして高いコストパフォーマンスをアピールしているモデルとなっています。モデル名に「+」が付いていないノーマルモデルは、自動で本体内のゴミを吸い取る「クリーンベース」が付属しません。
今までの掃除を手放して、新しいライフスタイルを
→詳細ページ
5位
アイロボット「ルンバ i2」(アイロボット公式 楽天市場店)
2022年7月発売モデル。価格目安:40,000円くらい。
長らく人気モデルとなっていた「e5」の後継として登場した新しい戦略モデルです。ランダム型の走行をしていた「e5」とは異なり、移動ルートを計測しながら効率的に走行するタイプとなります。アプリを介することで、部屋のどこを掃除したかが分かる「Clean Map」も作成してくれます。「e5」よりも吸引力自体もアップしていて、圧倒的人気モデルとなっていた「e5」よりも価格が安いという、まさにライバルロボット掃除機を駆逐するために投入されたモデルとなっています。
欲しかった!を手に入れやすく
6位
アイロボット「ブラーバ390j」(アイロボットストア楽天市場店)
2019年6月発売モデル。価格目安:44,000円くらい。
広範囲の床清掃を得意とする拭き掃除専用ロボット掃除機です。市販の床用クロスを装着して掃除させることも出来ます。
ナビゲーションシステム”iAdapt2.0″搭載。リビングやダイニングなどの広い部屋、複数の部屋の拭き掃除におもに対応
7位
アイロボット「ルンバ j7」(アイロボット公式 楽天市場店)
2022年2月発売モデル。価格目安:70,000円くらい。
周囲の状況を確認するカメラを本体の正面に配置することで認識能力が上がっている新シリーズです。コードやペットの排泄物などを自動で識別して、吸い込まないように回避することが出来るという「ルンバ史上最高の賢さ」を誇ります。この「j7」は、吸い込んだゴミを溜めておける「クリーンベース」が付属する「j7+」と本体の機能は同じながら、クリーンベースに接続出来ないモデルとなります。
散らかったままの部屋も障害物を認識して回避しながら確実に清掃。最新のロボット技術を駆使して誕生したハイスペックモデル
→詳細ページ
8位
Kyvol「Cybovac E20」(VANKYO楽天市場店)
2020年発売モデル。価格目安:13,000円くらい。
ナビゲーションシステムを搭載しておらず、ランダムに走行してゴミをかき集める、廉価版ロボット掃除機にありがちなモデルとなっています。吸引力も2,500Paとシリーズでは最も弱い数値となっていますが、本体の落下や激しい衝突を防止するセンサー類は備えていて、最長150分の運転時間や自動で充電台に戻る機能など、ロボット掃除機として普通に使えそうな仕様は備えています。それでも、シリーズの他のモデルよりも低めの価格設定が最大の魅力であることは間違いないでしょう。当然、期間限定の20%OFFとなっていることがランキング上昇に大きく影響していると思われますが、すでに販売は完了してしまっているようです。
長時間持続バッテリーとパワフルな吸引力の掃除機
→詳細ページ
9位
Kyvol「Cybovac E30」(VANKYO楽天市場店)
2020年発売モデル。価格目安:19,000円くらい。
「Gyropticナビゲーション」を搭載し、最長150分間の長時間運転や、アレクサ、Googleアシスタントなどを介した音声コントロールも可能となっているなど、最上位モデル「E31」とほぼ同じ清掃機能を備えていますが、水拭き機能が無くなっています。また吸引力も最大3,000→2,800Paへと低下しています。
Gyropticナビゲーションシステム搭載の掃除機
10位
エコバックス「DEEBOT X1 OMNI」(エコバックスジャパンストア)
2022年3月発売モデル。価格目安:160,000円くらい。
物を識別する人工知能と精度の高いマッピング能力、さらにシリーズ最強の吸引力を備えている最上位モデルです。本体そのものも当然高性能ですが、付属するクリーニングステーションは、本体からゴミを吸い取るだけでなく、水拭き用モップへの給水、さらにはモップの洗浄と乾燥まで全自動で行ってしまうというハイレベルな仕様となっています。
ロボット掃除機の最高峰。全自動×オールインワンのフラッグシップモデル
※上記は調査時点での週間ランキングです。
コメント