レイコップ RP-100
ホワイト↓
レイコップ ふとんクリーナー ホワイト RP-100JWH
ブラック↓
レイコップ ふとんクリーナー ブラック RP-100JBK
レイコップは韓国を本拠地にする会社ですが、日本でも人気があり、国内での累計販売数は250万台にものぼるのだそうです。
そのレイコップのプレミアムモデルとなるのが、この「RP」です。
新技術ドライエアブロー搭載
この「RP」はスタンダードモデル「RS」と比べると確かに「プレミアム」という印象のする製品となっています。
その最大の特徴は本体底面から温風を吹き出して、ふとんの湿気を取除く機能があるということです。
吹き出される温度は約70℃。ふとん乾燥機と同じ温度です。新技術「ドライエアブロー」とのことですが、特殊な技術というわけではなく、その名の通り温風が出て来るだけです。
しかし、ふとんから湿気を取除くことで、ふとんがふかふかして気持ち良いという他に、湿度が低い環境ではダニが繁殖出来なくなるという効果が期待出来るようです。
また、この「RP」は「RS」同様、紫外線を照射することで殺菌効果が見込めます。紫外線の波長は「RS」と同じく強力な253.7nmですが、「RS」の8W→16Wへとパワーが倍増しているのです。
ダニには無力かもしれないという噂
スタンダードモデル「RS」にも当てはまることですが、レイコップのふとんクリーナーは「ダニを除去出来る」とは現在一言もうたわれていません。
実際のところ、強力な紫外線にしても、パタパタたたきにしてもそれ自体でダニを除去する能力は無いようです。また、レイコップのふとんクリーナーは吸引力が弱く、この「RP」も吸込仕事率は67.4Wしかありません。吸引力については、メーカーも「ふとんに吸い付かない絶妙な吸引力」と言い切っているので、ダニをふとんから引きはがすほどの吸引力ではないのは間違い無いでしょう。
では、何のための紫外線やらパタパタたたきなのか、ということになってしまいそうですが、少なくとも紫外線の殺菌能力については期待しても良いようです。
レイコップに搭載されているUVランプの波長253.7nmは最も殺菌作用が強く、その効果はなんと直射日光の約1,600倍にも達するのだそうです。レイコップ使用時の注意として、UVランプの光を直接見てはいけないとなっているのも納得です。レイコップの製品は本体を持ち上げるとランプが消えるようになっていますが、間違ってもガラス板越しにランプを覗いたりしてみない方が良いでしょう。
レイコップの全モデルに搭載されているパッドでふとんをたたく、パタパタたたきについても、人力のふとん叩きには当然及ばないわけですが、細かなチリを浮き上がらせると思えば有効な感じもします。そして弱い吸引力にしても、パタパタたたきで浮き上がってきた細かなチリを吸い込む分には不都合が無いということなのかもしれません。
まとめ
レイコップの製品は、強力な紫外線と貧弱な吸引機能というアンバランスさが目立ちますが、もしかすると、片手にUVランプ、もう片手に強力な掃除機を持って、ふとんを徹底的にキレイにしようとするのは「大変じゃないですか?」という問いかけ的な製品なのかもしれません。
「効果があるといいかもねー」的な気楽なノリで、ササッと軽くても、ふとんを毎日掃除すれば、それなりに効果がある、と言われればそんな気もします。チリも積もれば山となるというわけです。ただし、紫外線の照射は時間が長いほど効果が高まるようなので、あんまりササッとやり過ぎると殺菌力が発揮出来なさそうです。
ただ、このプレミアムモデル「RP」は温風を吹き出すという構造上、スタンダードモデル「RS」と比べると消費電力が350W→700Wと倍増しています。電気代の方も、チリも積もれば、、、の法則に当てはまってしまうのが痛いところですが、この「RS」はそういうところも含めてプレミアムモデルということなのかもしれません。
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