パナソニックの気化式加湿器、「ナノイー無し」モデルです。
「FE-KXH05」とそっくりな外見をしていますが、実際「ナノイー」を無視すれば、性能的には「FE-KXH05」とほぼ同じです。
この関係は、ワンサイズ上のモデル「FE-KXH07」(ナノイー有)と「FE-KFH07」(ナノイー無)とそっくりです。というか同じです。
巨大メーカー、パナソニックは同じ性能の製品で「ナノイー有」のモデルと「無し」のモデルの両方をラインナップするという、さすがの重厚な布陣を敷いているのです。
メーカーの方針として、一挙両得、それとも二兎を追うものは、、、のどちらとなるのかはよく分かりません。
しかし、使う方としてはどちらが良いのでしょうか?
価格を見てみると、ナノイー有の「FE-KXH05」が約18,000円なのに対し、ナノイー無しの「FE-KFH05」は約16,000円と約2,000円の差があります。
実は、ワンサイズ上の製品でもこの関係は共通で、ナノイー有「FE-KXH07」の約20,000円に対し、ナノイー無しモデル「FE-KFH07」は約18,000円で、その差は約2,000円となっています。
どうやら、加湿器のナノイー発生装置は世間的には、約2,000円くらいと見積もられているようです。
除菌、消臭、うるおい効果までも期待出来るというナノイー。
しかし、実生活空間で確実な効果があるかどうかは、ちょっとはっきりしないナノイー。
そこに2,000円の価値があると思うかどうかが、選択のポイントとなりそうです。
ただ、ワンサイズ上の2製品「FE-KFX/KFH07」の最大加湿量は670ml/hあり、最大480ml/hしかない「FE-KXH/KFH05」の加湿量を大きく上回ります。
もしかするとナノイーの有無ではなく、それぞれのワンサイズ上となるモデルの価格が、ナノイーの金額差と同じ約2,000円であるという方が注目に値するかもしれません。
コメント