W音波振動しない旧モデルのリニューアル版。パナソニックの電動歯ブラシ「EW-DA51」

パナソニックの音波振動ハブラシ「ドルツ」のNO.2モデルです。



パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ 白 EW-DA51-W

この「EW-DA51」はNo.2モデルではありますが、現行の最上位モデル「EW-DP51」の最大の特徴である、従来の「ヨコ振動」に「タタキ振動」をプラスした「W音波振動」がありません。従来通りの「ヨコ振動」だけです。

これにより、当然のことながらこの「EW-DA51」は従来モデルに近い製品となっています。特に近いのは従来シリーズの最上位モデル「EW-DE55」となるでしょう。外観もよく似ており、サイズは全く同じです。「ノーマル」「ソフト」「ガムケア」という3種の運転モードがあることも同じです。新しい「タタキ振動」を備えた現行の最上位モデル「EW-DP51」は完全に別の製品となっているため、この「EW-DA51」がかつての最上位モデル「EW-DE55」の後継モデルということになるのだと思います。

「W音波振動」が無いので、最上位モデルと比べて歯垢除去力は当然劣ることになると思いますが、「W音波振動」の歯垢除去力がどの程度なのかは明らかにされていないので、案外大した差が無いという可能性もないわけではありません。それにこの「EW-DA51」のベースとなっていると思われる旧モデル「EW-DE55」はたった1年前の最上位モデルです。それなりの歯垢除去力はあるのでは?という期待はそれほど的外れのものではないでしょう。

そして、この「EW-DA51」は旧モデルと比べるとバッテリーの性能が向上しており、旧モデル「EW-DE55」の連続動作時間がフル充電時で約60分となっていたのに対し、約90分と1.5倍も長く使うことが出来ます。まあ、そんなに連続で歯を磨き続ける人はいないと思いますが、バッテリーが長持ちするのは悪いことではありません。

ただ、旧モデル「EW-DE55」には持ち手を握ることで歯とブラシの間に微弱電流が流れて歯垢除去力がアップするというイオン機能がありましたが、この「EW-DA51」にはありません。まあ、最上位モデル「EW-DP51」にもその機能は無いので、色々と検討された結果のカットということなのでしょう。

また、旧モデル「EW-DE55」が豊富なカラーラインアップを備えていたのに対し、この「EW-DA51」はホワイトの1色しかありません。これは最上位モデルでなくなったことによる影響でしょう。ブラックやピンクがお好みの場合は、新しい最上位モデル「EW-DP51」を選んでくださいということのようです。

■EW-DA51のスペック

ブラシ振動数約31,000回
サイズ高さ235×幅28×奥行33mm
重さ105g
連続使用時間90分
充電時間60分
バッテリーリチウムイオン(520mAh)
運転モード3種(ノーマル・ソフト・ガムケア)
付属ブラシ4本(密集超極細毛ブラシ・マルチフィットブラシ・ポイント磨きブラシ・シリコンブラシ)

コメント