イオンより充電時間の長さの方が気になるパナソニックのドルツ「EW-DL53」

パナソニックのドルツシリーズで下位シリーズとなるのが、この「EW-DL53」のように製品名に「DL」の付くモデルです



パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ 青 EW-DL53-A

上位の「EW-DE〜」シリーズには、本体を握ったときに、歯とブラシの間に微弱電流が流れることで、イオンの力で歯垢除去力の向上をはかるというイオン機能が付いていますが、この「EW-DL53」を含む「EW-DL〜」シリーズにはそれがありません。

なので、歯垢除去能力は確実に上位シリーズの方が高いということになりますが、ではどれくらい違うのかということになると、これがはっきりしません。

イオンの力でどれくらい歯垢除去力が向上するのか、メーカーが秘密にしているためですが、あまり積極的にアピールしてこないということは、大騒ぎするほどの違いはないという理解でおそらく問題ないのでしょう。

ただ、上位の「EW-DE〜」シリーズは、たった1時間でフル充電が可能(使用時間も1時間)というクイックチャージ仕様となっていますが、この「EW-DL53」を含む「EW-DL〜」シリーズは、フル充電におよそ17時間かかるという段違いの充電性能の悪さとなっています。

歯磨き1回の仕様時間はおよそ2分なので、充電するのを忘れなければ良いだけですが、何しろ17時間なので、朝起きて充電を忘れたことに気が付いてしまった時のダメージは取り返しのつかないものとなる危険性が大です。

この「EW-DL53」は、通常の歯磨きモードだけでなく、歯ぐきをケアするための「ガムケア」モードが搭載されていて、下位シリーズの中では上位機となります。同シリーズの別モデルとして、「ステインオフモード」を搭載した「EW-DL43」もあり、歯ぐきのケアと歯の白さと、どっちを重視するかで機種の選択をさせるようなラインアップとなっています。

これは上位シリーズの「EW-DE55」と「EW-DE45」との関係と全く同じですが、どうして両方とも搭載したモデルをラインアップしなかったのか、そこには何かメーカーの深謀遠慮があるのかもしれませんが、今のところは謎に包まれています。

■ドルツ EW-DL53のスペック

ブラシ振動数約31,000ブラシストローク/分
使用時間約60分
充電時間約17時間
サイズ高さ210×幅25×奥行30mm(ブラシ含む)
重さ90g

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