デザイン豊富な足元用パネルヒーター「LFFパネルヒーター」

デスクの下などに置いて、足元を暖めることの出来るパネルヒーターです。


パネルヒーター 遠赤外線 足元 ヒーター デスク 足元ヒーター デスクヒーター テレワーク 暖房 デスクパネルヒーター 折りたたみ フットヒーター 薄型 電気ヒーター 冷え対策 足用 暖房器具 省エネ オフィス 自宅 こたつ 脱衣所 トイレ 受験生 ペット用

コの字形に折って足元を囲うようにして使うことで効率的に足元を暖めることが出来ます。部屋全体を暖めることは全く出来ませんが、光も風も音も無いので、寒さが気になる部屋で仕事や勉強に集中したいときに役に立ってくれそうです。

温度調節が3段階で出来るほか、温度が上がり過ぎた時や転倒時には自動で電源が切れたり、操作をしない状態が続いた時にも4時間で電源OFFになるなど、安全面にも配慮がされています。それでいて消費電力は180Wしかなく、数ある暖房機の中でも屈指の低さを誇ります。使わないときには折り畳むことで狭いスペースに保管することが出来るので、暖房が不要な季節の収納性にも優れています。

決して一般的な暖房機ではありませんが、机に向かう時間の長い受験生や、昨今の状況で自宅でのデスクワークが増えている人にとっては検討の余地がある製品と言えるかもしれません。この「LFFパネルヒーター」の場合、シンプルなものから、カラフルなイラスト入りのものまで、全8種類ものデザインから選ぶことが出来るのも魅力と言えるでしょう。

ただ、この「LFFパネルヒーター」は  国内大手メーカーの製品ではありません。

この「LFFパネルヒーター」は、この製品を取り扱っている「L・F・F PREMIUM INTERIOR SHOP」のオリジナル商品となっていますが、「L・F・F PREMIUM INTERIOR SHOP」を運営している「株式会社優良國際」は設立が2014年と新しい企業です。もちろん、パネルヒーターだけを販売しているわけではなく、加湿器やポータブル電源など多岐に渡る製品を手掛けており、この「LFFパネルヒーター」などのオリジナル製品はOEM生産されているのだと思われます。

OEM生産品だからダメということは全くありませんが、関わっている企業の歴史が浅かったり、規模が小さいことで品質やサポートなどの信頼性において不安を感じてしまうところがあることは否めません。

では、同じような製品で、より信頼性の高そうなモデルはないのかというと、なんと2つもあるのです。

1つめは、ニッポン家電の雄、パナソニックの製品、デスクヒーター「DC-PKD4-H」です。

信頼性ということにおいて、パナソニックであれば絶対に間違いないかと言うと、まあそんなことも無いわけですが、日本国内の家電製品において、パナソニック以上の安心感を持つ企業がそれほど多くないということも事実でしょう。

ただ、パナソニック「DC-PKD4-H」は、消費電力こそ165Wと、この「LFFパネルヒーター」を上回る優秀さを見せるものの、温度調節は強弱の2段階のみ、温度が上がり過ぎた時に電源を切る安全装置は付いているものの、転倒時や本体が傾いたときの自動OFF機構は付いていません。そして何よりも、本体価格が12,000円前後と、もともとこの「LFFパネルヒーター」の2倍近い水準となっていて、さらに現在は製造中止となってしまっているため、価格的に高い満足感をもって、この製品を入手することは難しいかもしれません。

そして、もう1つの候補となる製品が、アイリスオーヤマのデスクパネルヒーター「PH-TSA」です。

もともと家電メーカーではなく、機能を絞り込んだ低価格製品を得意とするアイリスオーヤマの製品のクオリティに過度な期待を抱くことは無理があるかもしれませんが、メーカーとしての出処がはっきりしているという点で、製品には一定の信頼性が備わっていると言えるでしょう。

ただ、アイリスオーヤマの「PH-TSA」は価格的にはこの「LFFパネルヒーター」と同じ水準となりますが、温度調節の範囲は約40℃~55℃となっていて、約40℃~最高65℃になるという、この「LFFパネルヒーター」よりも少し見劣りしてしまいます。また、アイリスオーヤマの「PH-TSA-H」も温度が上がり過ぎた時に電源を切る安全装置は付いているものの、転倒時や本体が傾いたときの自動OFF機構は付いていないなど、純粋に製品の仕様だけを見比べると、この「LFFパネルヒーター」の方が優れている印象となります。

安心感を取るか、製品のスペックを取るか、どちらも微妙な点があるだけに意外と難しい選択となるのかもしれません。そして製品のスペックを取りにいった場合に注意が必要なのが、別にこの「LFFパネルヒーター」の仕様が抜群に優れたものではないということです。

この「LFFパネルヒーター」 の特徴である、温度調節機能、転倒時や本体が傾いた時や無操作時の自動電源OFFなどの安全機構はWEB上のショップで販売されているデスク下向けのパネルヒーターにおいては、むしろ標準的な仕様と言えるでしょう。人気のある製品と似たような仕様の製品が氾濫してしまうのは、OEM系の製品の宿命とも言えるので、あとはショップの信頼性などを加味して検討するほかないのかもしれません。

■LFFパネルヒーターのスペック
発売-
サイズ幅300+400+300×高さ510×奥行10mm
重さ約1.6kg
消費電力180W
適用畳数(断熱材50mm)-
温度調節3段階
安全機能温度過上昇防止装置・転倒時&傾き時自動OFF・4時間で自動OFF

コメント