掃除機:ロボット

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これでプロなのか分からないけど、性能は確かにアップしているECOVACSのロボット掃除機。DEEBOT「N8 PRO+」

それなりに使えるロボット掃除機としてある程度の実績があるノーマルモデル「N8」をベースとして、運転音、吸引力、そして「True Detect 3D物体回避センサー」など、性能と機能がアップしているのが、この「N8 PRO+」です。これで「プロ」と言ってしまって良いものなのかどうかについては議論の余地がありそうな気もしますが、ノーマルモデル「N8」と比べれば、使い勝手が向上しているのは間違いのないところでしょう。

ロボット掃除機 週間ランキング in 楽天(2022/12/5~12/11)

楽天市場における「ロボット掃除機」の週間ランキングです。上位7製品のうち、実に6製品がアイロボット社の製品という「ルンバ+ブラーバ」全盛週間となっています。ただ、アイロボット製品のセールにより、価格が大きく下がっていた製品があったので、その影響はどの程度だったのかは今後のランキングを見てみないと分からないかもしれません。絶対王者だった「ルンバ」シリーズが値下げという強行手段を敢行して、市場をしっかりと握るのか、機能でも価格でも迫りつつあるライバル製品の勢いに押されていくのか、目が離せないことになりそうです。

エコバックスのロボット掃除機ラインアップ(2022年11月)

家庭用ロボットで世界シェア2位を誇るというエコバックスのロボット掃除機ラインアップです。製品は「DEEBOT」というブランドで統一されています。エコバックスは中国発のメーカーで、その製品もちょっと前までは安価な割に高機能という、まさにちょっと前まで中国製品にありがちなイメージだったような気がしますが、ロボット掃除機の評価を分けるポイントとして、正確なナビゲーションシステムの有無が大きな要素となるにつれて、その性能の高さが目立つようになって来ています。特に最上位モデル「X1 OMNI」などでは、正確なマッピング機能はもちろんのこと、装着している水拭きモップの洗浄まで自動で行うことが出来るという驚きの高機能となっていて、価格も王者ルンバに引けを取らない水準まで上昇しています。ただ、世界2位のメーカーともなってしまうと、もはや低成長&超円安の日本市場にはあまり魅力を感じないのか、日本語のホームページには微妙な日本語記述だったり、説明が正確で無いところがあったりと、何だか抜けている感じがしてしまうものとなっています。

あからさまに高いコストパフォーマンスでルンバを追撃するエコバックスのロボット掃除機「N8+」

結論として、ロボット掃除機として最高性能を期待出来るわけではありませんが、搭載している機能と価格のバランスを考えると、この「N8+」のコストパフォーマンスはなかなか魅力的かもしれません。水拭き機能が欲しい場合はかなり有力な候補となって来る可能性がありそうです。

アイロボットのロボット掃除機ラインアップ(2022年8月)

ロボット掃除機「ルンバ」が圧倒的な認知度を誇るアイロボット社のロボット掃除機ラインアップです。ゴミを収集するタイプの「ルンバ」と拭き掃除を行う「ブラーバ」というモデル構成は変わっていませんが、個別のモデルは入れ替わっており、上位モデル「i7シリーズ」がカメラ機能が強化された「j7シリーズ」に、普及版モデルの「e5」が「i2」へと変更されています。なお、「ルンバ史上最高の賢さ」を誇る「j7シリーズ」は「i7シリーズ」よりも少し安価に、そして、簡易的とは言え「e5」には無かったマッピング機能を搭載している「i2」は、「e5」と同じ価格での登場となっています。「Braava jet m6」も15,000円以上オフィシャル価格が下げられており、利用者には嬉しい限りですが、他社の低価格モデルの著しい性能向上などを考えると、アイロボットにとっても、それだけ市場環境が簡単ではないということなのかもしれません。

新境地のAIを搭載したロボット掃除機。アイロボットのルンバ「j7+」と「j7」

何しろ、最上位モデル「s9+」の本体価格は約19万円です。つつましい生活をしている一般家庭がポンと出せる金額ではありません。まあ、すぐ下のモデルとなるこの「j7」シリーズも、クリーンベース付きの「j7+」が、約13万円、クリーンベース無しのノーマル「j7」が約10万円と、結局のところなかなか高額な製品ではあるのですが、この「j7」に搭載されている人工知能には無限の可能性があることを考えれば、長いスパンで見た時に賢さ基準で割安なモデルとなる可能性もないわけではありません。

ロボット型クリーナーランキング in amazon(2022/4/21)

amazonにおける「ロボット型クリーナー」のランキングです。Eufyの「RoboVac 11S」は突出した性能を持っているわけではありませんが、価格と機能と信頼感のバランスが良いのか、長く人気を維持しています。Eufyは他のモデルと合わせて3モデルをランクインさせていて、ブランドとしても安定した評価を受けているようです。ただ、ロボット掃除機の王者、アイロボットは5モデルをランクインさせていて、やはり巨大な存在感があることを示しています。中でも、本体価格が12万円を超える最新モデル「j7+」がランクインしていることは、ブランドとして高い信頼感を持たれていることの証しとも言えるでしょう。

高性能とは言えないのかもしれないけど、安心感はキープしているロボット掃除機。iRobotのルンバ「i3」シリーズ

ゴミの吸引能力については上位モデル「i7シリーズ」と同様のレベルとなっている上、狭いところに突っ込んでしまって動けなくなるトラブルを回避するための「リアクティブセンサーテクノロジー」などの新しい機能も搭載していて、ロボット掃除機としてのメカ的な性能には期待出来そうです。

ロボット掃除機 週間ランキング in 楽天(2021/9/27~10/3)

楽天市場における「ロボット掃除機」の週間ランキングです。旧モデルとはいえ、ルンバの上位モデルがトップにランクインしていますが、キャンペーンのために価格が大きく下がっていたことによる影響だと思われます。Ankerの「RoboVac」シリーズ、ECOVACSの「DEEBOT」シリーズがジワジワと勢力を広げている様子です。

アイロボットのロボット掃除機ラインアップ(2021年8月)

円形で自在に走り回るロボット掃除機という印象の強かったルンバですが、D型の「s9+」が登場し、ナビゲーションシステムにもカメラ有りとカメラ無しの両タイプが存在して、走行パターンも従来型よりも几帳面に効率よく動くタイプが上位モデルでは採用されるなど、多種多様なモデルが混在するラインアップとなりました。

最安値仕様だけど、昔のモデルと比べれば一応進歩もしている、ルンバ「600シリーズ」(2021年8月)

現行のルンバ「600シリーズ」である「671」と「693」、そして「692」は「600シリーズ」の最新仕様となっており、Wi-Fiを通じて専用アプリと連携することで、スケジュール設定や外出先からの遠隔操作なども可能となっています。またバッテリーも強化されていて、清掃可能時間は従来の60分→90分へと長くなっています。

ロボット型クリーナーランキング in amazon(2021/7/27)

中堅クラスのモデルとして高い実力を備えている「ルンバ e5」以外のモデルは、1~2万円台の製品となっていて、激しい価格争いが行われていることがうかがえます。その中でも「RoboVac 11s」は、このランキングを長くリードしていて、高い人気を安定して維持しています。

ロボット掃除機 週間ランキング in 楽天(2021/2/22~2/28)

発売されたばかりのルンバの新モデル「i3」シリーズが2モデルともランクインして来ました。これで「ルンバ」を手掛けるアイロボットは、簡易的なマッピング機能を持つ「i3」、マッピング機能を持たない従来型の「e5」、そして廉価モデルの「643」、さらに水拭き専用モデルの「ブラーバ390j」までランクインという大人気ぶりです。

Kyvolのロボット掃除機ラインアップ(2021年2月)

日本向けにはロボット掃除機の「Cybovac」の「Eシリーズ」のみを展開していますが、海外ではより上位のシリーズとなる「Sシリーズ」や調理器具など、もう少し幅広い製品ラインアップとなっています。まずは低価格モデルでブランドの浸透を図ろうということなのか、それとも単純に日本市場が最優先ではないだけなのかもしれません。

それっぽい仕様で魅力的な価格のロボット掃除機。Kyvol「Cybovac E20」

高い清掃能力も、特別な機能も持たず、まあごく普通のロボット掃除機という感じのこの「E20」ですが、この仕様がこの本体価格で実現されているとなると、ライバルとなりそうな他の低価格ロボット掃除機にとっても、油断ならないモデルということになりそうです。

ロボット型クリーナーランキング in amazon(2021/1/15)

手堅い低価格モデル「RoboVac 11s」が引き続き安定した人気を確保しています。ただ、「ILIFE」、「Kyvol」、「ECOVACS」などのライバルも製品を上位にランクインさせており、ルンバの低価格モデルの展開も含めて、今後の予断を許さない状況となっています。

ロボット掃除機 週間ランキング in 楽天(2020/9/28~10/4)

大人気の「e5」が3店舗でランクインし、低価格の「643」や上位モデルの「i7+」、さらには水拭きタイプの「390j」までランクインさせてしまう、アイロボット社の「ルンバ」及び「ブラーバ」シリーズの強さは圧倒的となっています。そんな中、2製品をランクインさせている「Anker」は健闘していると言えるのかもしれません。

ロボット型クリーナーランキング in amazon(2020/9/3)

上位モデルから下位モデルまで多様なモデルを4製品ランクインさせている「ルンバ」の人気は引き続き盤石なものと言えそうです。Eufyの「RoboVac」シリーズも3モデルがランクインしており、低価格モデルでは手堅い存在としての立ち位置を確保しつつあるようです。

ちょっとコンパクトで、ちょっと高性能な改良版ロボット掃除機。Eufy「RoboVac 11S」

よく言えばシンプルではあるものの、取り立てて特徴の無い外観をしたロボット掃除機です。 ホワイト↓ Anker Eufy RoboVac 11S (ホワイト) ブラック↓ Anker Eufy RoboVac 11S (ブラック) この「Ro...

ロボット掃除機 週間ランキング in 楽天(2020/7/13~7/19)

「ルンバ e5」の圧倒的な人気は続いていますが、Anker(Eufy)の「Robovac」、ECOVACSの「DEEBOT」など、ルンバの牙城に挑戦するモデルも出現してきています。国内メーカーの製品がランクインして来ないのは、寂しい限りですが、安価&高性能の争いが始まっている現状を考えると、致し方なしということなのかもしれません。
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