エコバックスのロボット掃除機ラインアップ(2022年11月)

家庭用ロボットで世界シェア2位を誇るというエコバックスのロボット掃除機ラインアップです。製品は「DEEBOT」というブランドで統一されています。エコバックスは中国発のメーカーで、その製品もちょっと前までは安価な割に高機能という、まさにちょっと前まで中国製品にありがちなイメージだったような気がしますが、ロボット掃除機の評価を分けるポイントとして、正確なナビゲーションシステムの有無が大きな要素となるにつれて、その性能の高さが目立つようになって来ています。特に最上位モデル「X1 OMNI」などでは、正確なマッピング機能はもちろんのこと、装着している水拭きモップの洗浄まで自動で行うことが出来るという驚きの高機能となっていて、価格も王者ルンバに引けを取らない水準まで上昇しています。ただ、世界2位のメーカーともなってしまうと、もはや低成長&超円安の日本市場にはあまり魅力を感じないのか、日本語のホームページには微妙な日本語記述だったり、説明が正確で無いところがあったりと、何だか抜けている感じがしてしまうものとなっています。

DEEBOT X1 OMNI

2022年3月発売モデル。オフィシャル価格:198,000円
物を識別する人工知能と精度の高いマッピング能力、さらにシリーズ最強の吸引力を備えている最上位モデルです。本体そのものも当然高性能ですが、付属するクリーニングステーションは、本体からゴミを吸い取るだけでなく、水拭き用モップへの給水、さらにはモップの洗浄と乾燥まで全自動で行ってしまうというハイレベルな仕様となっています。

ロボット掃除機の最高峰。全自動×オールインワンのフラッグシップモデル

DEEBOT X1 PLUS

2022年3月発売モデル。オフィシャル価格:138,000円
18種の物体を識別する人工知能と精度の高いマッピング能力、さらにシリーズ最強の吸引力を備えているDEEBOTの最上位シリーズに連なるモデルです。ただ、付属するのは「ゴミ収集ステーション」で、水拭き用モップの洗浄機能はありません。また、水拭き用のモップも最上位モデル「X1 OMNI」のような回転型ではなく、従来モデルと同じ振動式タイプのモップとなります。

ロボット掃除機の最高峰

DEEBOT X1 TURBO

2022年3月発売モデル。オフィシャル価格:144,800円18種の物体を識別する人工知能と精度の高いマッピング能力、さらにシリーズ最強の吸引力を備えているDEEBOTの最上位シリーズに連なるモデルです。付属するのは「水拭きステーション」で、ゴミの収集機能はありません。ただ、水拭きは最上位モデル「X1 OMNI」と同じ回転型モップで行う新仕様となっています。

ロボット掃除機の未来形

DEEBOT T10 OMNI

2022年9月発売モデル。オフィシャル価格:149,800円
最上位モデル「X1 OMNI」と同じく、「全自動クリーニングステーション」が付属するハイスペックモデルです。水拭きも「X1 OMNI」と同じ回転型モップで行う新タイプとなっていて、パッと見の仕様は「X1 OMNI」と近しいものとなっていますが、搭載されている人工知能の性能などで差を付けられているNo.2シリーズです。

オールインワン×全自動クリーニングステーション

DEEBOT T10 PLUS

2022年6月発売モデル。オフィシャル価格:139,800円
ハイスペックモデル「DEEBOT T10 OMNI」に連なる高機能モデルです。ただ、上位モデルとなる「DEEBOT T10 OMNI」とは異なり、付属するのは「ゴミ収集ステーション」で、水拭き用モップの洗浄機能はありません。また、水拭き用のモップも新型の回転タイプではなく、従来モデルと同じ振動式タイプのモップとなります。上位モデルと比べると、吸引力も5,000Pa→3,000Paへと落ちています。

AIで実現する最高水準の清掃力

DEEBOT T10

2022年6月発売モデル。オフィシャル価格:109,800円
定評のあるマッピング性能に加え、人工知能とカメラを使った物体認識機能や音声操作機能を備えた実力派モデルです。ゴミの吸引と同時に水拭きを行うことも出来ます。通常のロボット掃除機として使う分にはは全く問題無さそうですが、本体のゴミを吸い取って貯めておく「ゴミ収集ステーション」や、水拭きモップの洗浄を行う「水拭きステーション」など、上位モデルとセットになっている高性能付属品は付いて来ません。

AIで実現する最高水準の清掃力

DEEBOT T9+

2021年6月発売モデル。オフィシャル価格:99,800円
旧モデルにあたる「T8」シリーズと比べて、障害物の検出やマッピング能力が進化したモデルです。水拭き機能の静音性も向上しています。業界初だという、芳香剤「エアフレッシャー」を内蔵したモデルでもあります。ただ、驚愕の進化という感じは無く、さらに機能&性能が向上した新型の「T10」シリーズが既に登場しているので、微妙な存在となってしまっている感じは否めません。本体のゴミを自動で回収する「ゴミ収集ステーション」が付属します。

エコバックス 振動式パワフル水拭き 最先端3D物体回避、自動ゴミ回収

DEEBOT T9

2021年6月発売モデル。オフィシャル価格:99,800円
旧モデルにあたる「T8」シリーズと比べて、障害物の検出やマッピング能力が進化したモデルです。水拭き機能の静音性も向上しています。業界初だという、芳香剤「エアフレッシャー」を内蔵したモデルでもあります。ただ、驚愕の進化という感じは無く、さらに機能&性能が向上した新型の「T10」シリーズが既に登場しているので、微妙な存在となってしまっている感じは否めません。ゴミを自動で回収する「ゴミ収集ステーション」などが付属しないノーマルモデルです。

エコバックス お部屋のキレイ、これ一台

DEEBOT N8 PRO+

2021年4月発売モデル。オフィシャル価格:57,000円
3Dで物体を認識することで正確な移動を可能にするモデルです。ベースモデルの「N8」と比べると、センサーが強化され、吸引力もアップしているようですが、このモデルの後に「T9」「T10」「X1」など、より高性能&高機能なシリーズが登場して来ているので、このシリーズを選ぶ際には、どちらかと言うと価格重視で選択することになると思われます。モデル名に「+」が付くこのモデルには、本体のゴミを集める「自動回収ステーション」が付属して来ます。

エコバックス 障害物回避 ゴミ捨ての手間も削減
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DEEBOT N8+

2021年3月発売モデル。オフィシャル価格:69,800円
航空機や自動車の自動運転にも使用される「D-ToF技術」による正確なマップ作成が可能なモデルです。ただ、このモデルの後に「T9」「T10」「X1」など、より高性能&高機能なシリーズが登場して来ているので、このシリーズを選ぶ際には、どちらかと言うと価格重視で選択することになると思われます。モデル名に「+」が付くこのモデルには、本体のゴミを集める「自動回収ステーション」が付属して来ます。

エコバックス 確実に清掃。いつでも、どこでも
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DEEBOT N8 PRO

2021年4月発売モデル。オフィシャル価格:68,000円
3Dで物体を認識することで正確な移動を可能にするモデルです。ベースモデルの「N8」と比べると、センサーが強化され、吸引力もアップしているようですが、このモデルの後に「T9」「T10」「X1」など、より高性能&高機能なシリーズが登場して来ているので、このシリーズを選ぶ際には、どちらかと言うと価格重視で選択することになると思われます。「自動ゴミ回収ステーション」などの強力な付属品は付いて来ません。

エコバックス 障害物回避 隅々まで清掃

DEEBOT OZMO T8 AIVI

2020年6月発売モデル。オフィシャル価格:59,800円
航空機や自動運転の車両などにも搭載されている距離測定方式「D-ToF」を業界で初めて採用したというモデルです。さらに人工知能技術を応用した「AIVIテクノロジー」を搭載することで、正確で素早いマッピング能力に加えて、障害物を回避する能力の高さという特徴を備えています。ただ、既に後継モデルである「T9」シリーズ、「T10」シリーズが登場しているので、価格と言う要素を抜きにしてこの「T8 AIVI」を選択するということはないかもしれません。

エコバックス AI技術搭載 清掃中に障害となる7種類の物体を識別し賢く回避

DEEBOT OZMO920

2022年1月発売モデル。オフィシャル価格:44,800円
複数の間取りを保存することの出来る「マルチフロアマッピング機能」を備えたモデルです。ただ、優れた人工知能を搭載しているわけではないので、3Dで障害物を認識したり、物体を識別することの出来る上位モデルと比べると、判断力については後れを取ることになりそうです。吸引力なども上位モデルと比べると差があり、基本的な機能は搭載しているものの、何か特別な機能は無く、価格重視のモデルということになりそうです。

エコバックス日本製高性能ブラシレスモーター搭載のマルチフロアマッピングロボット掃除機

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