ロボット型クリーナーランキング in amazon(2020/9/3)

上位モデルから下位モデルまで多様なモデルを4製品ランクインさせている「ルンバ」の人気は引き続き盤石なものと言えそうです。Eufyの「RoboVac」シリーズも3モデルがランクインしており、低価格モデルでは手堅い存在としての立ち位置を確保しつつあるようです。中国系の新興ブランド「Kyvol」の製品も、独自の走行パターンを持つ製品など2モデルがランクインしており、低価格モデルにおいても価格だけではなく、搭載している機能をめぐっても激しい競争が続いていくことになりそうです。

1位

Eufy「RoboVac 11s」

2018年8月発売モデル。価格目安:19,000円くらい。
同系統の「Robovac 11」と基本的には同じ仕様ですが、致命的な違いとはならないレベルの微妙な修正が加えられた改良モデルです。本体の両サイドにクルクル回るブラシがあり、本邸底面の回転ブラシを使ってゴミをかき込んでいくという、実にロボット掃除機らしい仕様となっています。落下防止やタイマー設定も可能となっていて、ロボット掃除機として期待される役割を十分に果たしてくれそうです。ただし、アプリとの連携やマッピング機能などは無いので、過大な期待は禁物でしょう。


驚きの吸引力
詳細ページ

2位

アイロボット「ルンバ e5」

2018年10月発売モデル。価格目安:50,000円くらい。
実績のある走行能力と清掃能力を兼ね備えています。高性能にして、低価格(ルンバにしては)という、ライバル製品にとって脅威でしかないキラーモデルとなっています。マッピング能力を持たない従来型のロボット掃除機では、このモデルに対抗することはなかなか難しいかもしれません。


パワフルな清掃力、お手入れも手軽なハイエンドモデル
詳細ページ

3位

Kyvol「Cybovac E20」

2020年発売モデル。価格目安:17,000円くらい。
中国系の新興ブランド「Kyvol」のロボット掃除機です。「2500Pa」という吸引力と、最大150分の稼働時間を特徴としています。強い吸引力を誇示していると思われる「2500Pa」という数字の単位である「Pa」は、ゴミを浮き上がらせる力を示す真空度に過ぎないので、もう1つの数字である、浮き上がらせたゴミを本体の内部に吸い込む「風量」が分からないことには、吸引力を示す数値としては完成しないはずですが、現状、ロボット掃除機は2,000Pa前後の真空度の高さをアピールしているモデルが多いので、ちょっと強めの吸引力を持っていることを期待しても良いのかもしれません。最大150分の稼働時間についても、硬い床の上という条件は付いているものの、十分な運転時間と言える長さとなっています。自動で充電台に戻ることが出来るほか、段差からの落下防止機能や、カーペットを感知すると自動で吸引力を強める機能もあり、スケジュール設定も可能となっていて、本体価格を考えれば、満足できる仕様のロボット掃除機ということが出来そうです。ただ、充実の仕様が必ずしも実際の使い勝手の高さとイコールではないということは注意が必要でしょう。また、ロボット掃除機の進入禁止エリアを作るためには、磁気テープを事前に床に貼っておく作業が必要なところは難点かもしれません。


長時間持続バッテリーとパワフルな吸引力の掃除機
詳細ページ

4位

ILIFE「V3s Pro」

2017年2月発売モデル。価格目安:15,000円くらい。
ペットの毛が得意という触れ込みですが、どちらかというとカーペットが苦手なタイプのロボット掃除機と言った方が良いかもしれません。ただ、複数の操作モード、スケジュール機能、衝突や落下の防止、自動で充電台に戻るなど、一定の機能は備えているので、それなりの働きは期待出来そうです。


ペット毛片付けの達人。絡まりなくゴミを吸い取る
詳細ページ

5位

アイロボット「ルンバ606」

2019年4月発売モデル。価格目安:29,000円くらい。
現行「ルンバ」の最下位モデル「600シリーズ」のアマゾン限定版です。毛のあるブラシでゴミをかき込む旧式の吸引方式であることはもちろんのこと、スケジュール機能を省き、通常は1台付属するルンバの進入禁止エリアを設定する「バーチャルウォール」を別売りにして、さらに本体を持ち上げるハンドルまでもカットすることで、ぐっと価格を下げて来たモデルです。


確かな清掃力で床掃除の負担を軽減させます
詳細ページ

6位

Eufy「RoboVac 15C ブラック」

2019年3月発売モデル。価格目安:20,000円くらい。
マッピング機能無しの遠隔操作機能と、ロボット掃除機のイメージを損なわないレベルの掃除能力は備えていますが、上位のモデルと比べると吸引力は少し見劣りする弱パワーモデルです。


便利なWi-Fi機能

7位

アイロボット「ルンバ s9+」

2020年2月発売モデル。価格目安:190,000円くらい。
円型からD型へと大きくデザインが変更となった最新ルンバです。高度なマッピング能力に加えて、旧型モデルの「40倍」というケタ外れに優れた清掃能力を誇ります。ゴミをまとめて溜めるダストステーションは標準装備となっています。


詳細ページ

8位

アイロボット「ルンバ 692」

2020年5月発売モデル。価格目安:35,000円くらい。
ロボット掃除機の最強ブランド「ルンバ」の安価シリーズの「アマゾン限定モデル」です。最新モデルのようなマッピング機能は持たず、吸引機構も旧式のタイプながら、Wi-Fi連携で遠隔操作が可能となっています。同様のモデルである「671」とほぼ同じ仕様ですが、この「692」には進入禁止エリアを作る「デュアルバーチャルウォール」が付属しません。


確かな清掃力で床掃除の負担を軽減させます
詳細ページ

9位

Kyvol「Cybovac E30」

2020年7月発売モデル。価格目安:24,000円くらい。
中国系の新興ブランド「Kyvol」のロボット掃除機です。このランキングにもランクインしている「Cybovac E20」の上位モデルとなります。最大の特徴は、正確な折り返し走行を可能とするセンサーの搭載です。センサーで正確な走行をしているだけで、マッピング機能があるわけではないことには注意が必要です。無駄のない走行を繰り返すことで、手早く掃除を終わらせることが可能です。ただし、もちろんこれは掃除の精度の高さにつながるわけではありません。ただ吸引力は「2200Pa」と、相変わらず真空度のみの参考値ではありますが、下位モデル「Cybovac E20」の「2000Pa」を上回る数値となっています。最長で150分の稼働が可能なことや、自動で充電台に戻ったり、段差からの落下防止機能があったり、カーペットを感知すると自動で吸引力を強める機能があったり、スケジュール設定も可能なところは「Cybovac E20」と変わりません。また、進入禁止エリアを作るには磁気テープを事前に床に貼る作業が必要なところも同じです。


Gyropticナビゲーションシステム搭載の掃除機

10位

Eufy「RoboVac G10 Hybrid」

2020年1月発売モデル。価格目安:27,000円くらい。
マッピング機能はありませんが、幾何学的な動きとセンサーを駆使することで効率的な掃除を行ないます。専用アプリとの連携で遠隔操作が出来るほか、水拭きを行うことも可能な多機能モデルです。


独自のナビゲーションシステム
詳細ページ

※上記は調査時点でのランキングと価格目安です。amazon内では1時間ごとにランキングが更新されています。

コメント