アメリカとの厳しい関係にもかかわらず、良好な業績を維持しているらしい巨大企業ファーウェイのウェアラブルデバイスです。
シナバーレッド↓
HUAWEI Band 4 pro/シナバーレッド【日本正規代理店品】
グラファイトブラック↓
HUAWEI Band 4 pro/グラファイトブラック【日本正規代理店品】
ピンクゴールド↓
HUAWEI Band 4 pro/ピンクゴールド【日本正規代理店品】
スマホを中心に通信機器の世界で大きな存在感を誇るファーウェイですが、ここ日本においては、それほどメジャーな立ち位置を獲得している訳ではありません。
さらにこれがウェアラブルデバイスについてとなると、アップルウォッチを擁するアップルはもちろんのこと、ガーミンやFitbitと比べても、ファーウェイの存在感は決して大きいとは言えないでしょう。
しかしだからと言って、この「HUAWEI Band 4 Pro」が取るに足らないモデルなのかと言うと、全くそんなことはありません。
歩数や消費カロリーなどの活動量計としての基本的なデータはもちろん、心拍数を計測することで睡眠状態や最大酸素摂取量も測定することが出来ます。
さらに、この「HUAWEI Band 4 Pro」は、GPSを内蔵しているので、この「HUAWEI Band 4 Pro」単独でランニングやサイクリングの走行コースの記録を取ることが可能となっています。
デザインやアプリの使い勝手なども含めると一概には言えないところがありますが、単純に機能面だけを見れば、国内で出回っているフィットネス系のウェアラブルデバイスと比べたときに大きな遅れを取ることはほとんど無いでしょう。
しかも、この「HUAWEI Band 4 Pro」の最大の長所は、機能そのものと言うよりも、これだけの機能を搭載していながら、本体価格が1万円を下回るという良心的な価格設定にあります。
フィットネス系のウェアラブルデバイスは、中華系絡みだと思われる出どころ不透明な量産型廉価版スマートウォッチが氾濫していますが、中華系の本家本流とも言えるファーウェイの製品がこの価格ということになると、その他の製品がさらに低価格で勝負せざるを得ないのも、やむを得ないところがあるのかもしれません。
ところが、低価格でありながら高機能を実現しているこの「HUAWEI Band 4 Pro」が、では特別魅力的な製品なのかと言うと、正直言ってそれほどでも無いかもしれません。
確かにこの「HUAWEI Band 4 Pro」は高機能ではありますが、メジャーな機能は揃っていても、特別優れていたり、斬新でオリジナルな要素はありません。
メーカーのファーウェイ自身も、ウェアラブルデバイスにはそれほど力を入れるつもりが無いのか、ホームページでの扱いは完全に脇役となっています。
それはもしかすると、この「HUAWEI Band 4 Pro」が、旧作にあたる「HUAWEI Band 3 Pro」からそれほど進化したモデルではないことと無関係ではないかもしれません。さらに言えば、そのまた旧モデルとなる「HUAWEI Band 2 Pro」と比べても大きく異なっている訳ではないのです。
多少バッテリーが改良されていたり、対応するアクティビティが増えていたりはしますが、まあ要するにその程度の違いです。
ポイントはそつなく押さえてはいても、この「HUAWEI Band 4 Pro」をどうしても身に付けたい!という衝動を駆り立てる要素は、かなり少ないと言えるでしょう。
そうなると、身に付けるものにこだわる人にとっては、アップルやその他のモデルという選択肢もありますし、ともかく価格を重視する場合は、信頼性は別として、もっと低価格なモデルはたくさんあります。
さらにファーウェイとアメリカの今後の関係が不透明だったりすることの不安も考慮すると、この「HUAWEI Band 4 Pro」を積極的に選択した方が良いのは、相性がバツグンだと思われるファーウェイのスマホを持っている場合なのかもしれません。
■HUAWEI Band 4 Proのスペック
発売 | 2020年1月 |
測定項目 | 歩数・カロリー・距離・睡眠状態 |
心拍計測機能 | あり |
GPS機能 | あり |
バッテリー持続時間 | 約12日(GPS使用時:約7時間) |
充電時間 | 約100分 |
サイズ | 幅約19×高さ45×厚み11mm |
ディスプレイ | 0.95インチ(240×120ピクセル) |
重さ | 約25g |
防水レベル | 5ATM |
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