スマホと同じく侮れないHUAWEIのウェアラブル端末「HUAWEI Band 2 Pro」

「フィットネス用のリストバンド」と言われて誰もが納得するであろう、実に平均的な外観をしています。

ブラック↓


HUAWEI Band 2 Pro / ブラック スマートウォッチ ※メタルボディ 防水機能50m 21日間連続使用可能【日本正規代理店品】 Band2Pro/Black

レッド↓


HUAWEI Band 2 Pro / レッド スマートウォッチ ※メタルボディ 防水機能50m 21日間連続使用可能【日本正規代理店品】 Band2Pro/Red

中国の深圳で設立され、今や世界的な通信機器メーカーとなったのが、HUAWEI（ファーウェイ）です。スマホではアップルに匹敵するシェアを占めています。

その巨大企業、HUAWEIが、自分の運動、健康状態を知るための「スマートフォンの最高のパートナー」と称するのが、この「HUAWEI Band2 Pro」です。

外観はfitbitの「Alta HR」や「CHARGE 2」とニアミスしている感じがありますが、実際のところ、機能的にもかなり似通っています。

歩数や活動時間、消費カロリーなどの一般的な活動量計としてのデータを集めてくれるのはもちろんのこと、心拍数も計測できて、毎日の睡眠状態の確認も可能です。そして、なんとGPSも搭載しています。

さらに防水性能があり、ランニングのコーチ機能があったり、トレーニング後の最大酸素摂取量（VO2max）の測定も出来ます。おまけにリラックスするための呼吸ガイドもあったりして、世間に出ているフィットネスバンドの主な機能は、ほぼカバーしている感があります。

着信やメール、SNSからの通知も受け取ることが出来ますし、もちろん連携させるスマホは、HUAWEI製品に限りません。

、、、。

これはかなり高機能な感じがします。

そして無視出来ないのが、この「HUAWEI Band2 Pro」の価格です。

なんと、この「HUAWEI Band2 Pro」は、1万円を下回る価格で販売されているのです。これは機能的に似通っているfitbit「CHARGE 2」の半分近い価格です。GPSを持たないfitbit「Alta HR」でも1万円をオーバーしてくることを考えると、価格面においては大きなアドバンテージを持っていると言えるでしょう。

高スペック&低価格という必殺コンボは、HUAWEIが世界のスマホ市場で躍進した大きな要因ですが、その破壊力がこの「HUAWEI Band2 Pro」においても、いかんなく発揮されているというわけです。

では、もうこの「HUAWEI Band2 Pro」で決まり！

かというと、そんなことはなさそうです。

世界中のスマホが全てHUAWEIになってしまっていないように、単に高スペック&低価格といっても、それだけで無敵というわけではありません。

なぜなら、製品の信頼性やブランドイメージ、デザインといったアバウトなものから、細かなところ、例えばこの「HUAWEI Band2 Pro」であれば、モニターの解像度がイマイチなことや、バッテリーが約21日も保つと言いながら、それは心拍数を計測しない状態での話だったりするところなど、メジャーな機能をひと通り搭載しているといっても、それだけではカバー出来ないポイントを重視するユーザーが存在するためです。特に、この「HUAWEI Band2 Pro」のような24時間の装着が想定されているウェアラブル端末だと、細かな不満が決定的な要因となることは十分にありえるでしょう。

しかし。

それでも、高スペック&低価格というのは、市場に出回る製品の魅力として最強の組み合わせです。

実際、この「HUAWEI Band2 Pro」の機能は、小規模なメーカーが粗製乱造しているスマートバンドとは比べ物になりません。今後のバージョンアップ、後継モデルの展開次第では、fitbit、そしてAppleのような業界のリーダー達を脅かし、さらには取って代わる存在となることも夢物語ではなさそうです。

というか既にHUAWEIのスマホを使っていて、それに満足しているという人にとっては、現時点でも十分に候補となり得る端末と言えるでしょう。

ちなみに「HUAWEI Band2」には、この「Pro」の他に「Pro」が付かないノーマルモデルがありますが、ノーマルは睡眠状態の計測が不完全な他、GPS機能がありません。しかし、価格は「Pro」よりもさらに安くなるので、GPSが不要で、起きている時しかデータは計測しなくて良いや！という場合は、ノーマルの方が有利となるでしょう。

■HUAWEI Band2 Proのスペック