ダイニチのハイブリッド加湿器です。
ブルー↓
グレー↓
加湿量最大500ml/hの「HD-5013」より1サイズ大きいモデルとなります。
最大加湿量は700ml/h。
「HD-5013」の適用畳数が木造〜8.5畳/プレハブ〜14畳となっていたのに対し、木造〜12畳/プレハブ〜19畳と、4割増し程度のパワーを持っています。
それでいて本体価格は約18,000円。
14,000円前後の「HD-5013」の約1.3倍の価格です。
能力は1.4倍。
価格は1.3倍。
おお!
これはお得!
となるところですが、加湿量が500ml/hで十分な場合は、もちろん過剰な能力ということになります。
また、パワーが強い分、消費電力も大きくなります。
最大加湿時の消費電力は285W。
「HD-5013」の最大加湿時の消費電力は168Wなので、およそ1.7倍の消費電力です。
能力は1.4倍。
価格は1.3倍。
使う電気は1.7倍。
うーん。
難しいことになって来ました。
ただ、この「HD-7013」(HD-5013も)は、温度・湿度センサーを搭載していて、目標湿度に達するとヒーターを切って気化式に切り替わるので、いつまでも大量の電気を消費するということはなさそうです。
また、最初からヒーターを使わず「気化式」の加湿器として作動させることも可能です。
その場合の加湿量は460ml/h。
その時の消費電力は14/18W(50/60Hz)。
あれ?
これはなかなか使えるのではないでしょうか?
この加湿量と消費電力は、気化式専門の加湿器と比べても大きくは劣っていない数字です。
そして、ここが「HD-5013」との大きな差となっています。
「HD-5013」をヒーターを切って気化式のみで動かした場合、加湿量は365ml、消費電力は25Wです。
、、、。
そうです。
「HD-7013」の方が加湿量が大きいのに、消費電力は少ないのです。
「HD-7013」をヒーターを使わずに動かせば、ヒーター有りの「HD-5013」並みの加湿量が得られる上に、いざというときはヒーターを点けてもっと強い加湿をすることも出来るのです。
おおー!
大きいことは良いことだ。
一年を通してしっかりと加湿をしたい、という場合にはハイパワーの製品を選んだ方が良さそうです。
ただ、この「HD-7013」は「HD-5013」同様、昨年モデル(HD-7012)からほとんど変化していません。伝統を守るタイプの製品(たぶん)なので、革新的な製品が好きな人には向かない製品だと思われます。
コメント