使いこなすためにはそれなりの努力が必要となるSUUNTOのフィットネスウォッチ「SUUNTO 3 FITNESS」

アウトドアウォッチで著名なSUUNTOのフィットネスウォッチです。

All Black↓


SUUNTO 3 FITNESS (スリー フィットネス) 活動量計 スマートウォッチ [日本正規品] SS050020000 ALL BLACK

Gold↓


SUUNTO 3 FITNESS (スリー フィットネス) 活動量計 スマートウォッチ [日本正規品] SS050053000 GOLD

Black↓


SUUNTO 3 FITNESS (スリー フィットネス) 活動量計 スマートウォッチ [日本正規品] SS050018000 BLACK

Ocean↓


SUUNTO 3 FITNESS (スリー フィットネス) 活動量計 スマートウォッチ [日本正規品] SS050051000 OCEAN

Sakura↓


SUUNTO 3 FITNESS (スリー フィットネス) 活動量計 スマートウォッチ [日本正規品] SS050052000 SAKURA

過酷な環境も含むアウトドアで使用するウェアラブルデバイスを主戦場とするSUUNTOですが、この「SUUNTO 3 FITNESS」はフィットネスウォッチという触れ込み通り、日常使いが想定されたシンプルな外観をしています。

光学心拍計も搭載しており、歩数や消費カロリーはもちろん、睡眠状態から日々のストレスや回復レベルまで測定してくれます。

電話の着信やメールの受信などの通知機能も備えており、ライフログ端末として普通レベルの機能は備えていると言えそうです。

少し気になるのは、この「SUUNTO 3 FITNESS」では、「アダプティブトレーニングガイド」という自動でトレーニングプランを設定してくれるという機能がウリとなっていることです。

この「アダプティブトレーニングガイド」は、現在のフィットネスレベルと過去のトレーニング履歴に基づいて、7日間分のトレーニングプランを作成し、達成状況に合わせて自動でプランを再調整してくれるという優れた機能です。

何かあるたびにいちいち設定し直さなくて良いのは大変便利だと思うのですが、問題はこの「アダプティブトレーニングガイド」を正確に作動させるためには、心拍数ゾーンや運動強度についての設定が必要になることです。もちろん適当に設定すれば良いわけではなく、自分の目標に基づいて適切に設定する必要があります。

、、、。

まあトレーニングをする以上、当たり前と言えば当たり前の設定なのですが、普通に生活しながら、なるべく身体を動かすように意識しよう!程度の目標しかない場合、少しハードルが高いかもしれません。

そして、さらに問題なのは、使う側にそれだけ高いフィットネスへの意識を求めておきながら、この「SUUNTO 3 FITNESS」には単独でのGPS機能が無いということです。

「アダプティブトレーニングガイド」の指示に従って、トレーニングを進めるのは良いのですが、本格的なトレーニングへの意識が高まるにつれて、GPS機能が欲しいと思うシーンは増えてくることが多そうです。

スマホでGPS連携させることは出来ますが、トレーニングの管理はこの「SUUNTO 3 FITNESS」で行っていながら、この「SUUNTO 3 FITNESS」だけ持ってランニングに出掛けることが出来ないというのは、ちょっと微妙な感じがします。

トレーニングよりもライフログが取れれば良いや、という人には「アダプティブトレーニングガイド」はあまり活躍の機会が無さそうですし、トレーニングへの意識が高い人にとっては、GPS機能が無いことがネックになりそうです。

この「SUUNTO 3 FITNESS」が別に悪い製品と言う感じは特にしないのですが、ライバル製品には、GPS無しでより簡易的なライフログ端末もあれば、GPS機能が付いたバリバリトレーニング系端末もあるので、立ち位置が少し中途半端な感じがしないでもありません。

■SUUNTO 3 FITNESSのスペック

測定項目歩数・消費カロリー・睡眠状態・心拍数
心拍計測機能あり
GPS機能無し(連携は可能)
バッテリー持続時間5日間(GPS連携時:30時間、トレーニングモード:最大40時間)
充電時間-
サイズ(手首周り)120~210mm
重さ36g
防水レベル30m防水

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