加湿器ランキング in amazon(2021/2/6)

加湿力の心もとない小型タイプの製品が中心となっているランキングとなりました。そのほとんどが超音波式の加湿器で、衛生面への配慮も特になされていないモデルも多いところは気がかりですが、2,000円前後という価格水準からすれば致し方ないことなのかもしれません。家のリビングなどで安心して使用するための加湿器を選択する場合は、異なる基準が必要となりそうです。

1位

LOMAYA「超音波USB加湿器 MagicX」

2019年発売モデル。価格目安:2,100円くらい。
加湿器のランキングを席巻するボトルタイプの小型加湿器です。充電式で本体サイズも小型なので、車の中など簡単に持ち運んで使用することが出来ます。価格も安く、操作も、お手入れも簡単なので、入手するまでのハードルが低い製品と言えるでしょう。問題は100ml/時にも満たない加湿力の低さです。ある程度の広さがある空間の湿度を保つ効果は全く見込めないと考えておいた方が良さそうです。同じLOMAYAブランドの似た製品が存在しますが、流通経路が異なるだけで実質的には同じ製品だと思われます。


暮らしにやさしい超音波式加湿器

2位

JOYHOUSE「超音波加湿器(ブラック)」

価格目安:2,000円くらい。
同じ「JOYHOUSE」ブランドのボトル型加湿器として長く人気を博しているモデルとは別製品扱いとなっていますが、流通経路が異なるだけで実質的には同じ製品だと思われます。小型で充電式のコードレスなので、色々な場所に持ち運んで使うことが出来ますが、加湿器としては驚くほど加湿力が低いというボトル型加湿器の特徴をしっかりと備えています。


持ち運び便利

3位

Yokizu「超音波式加湿器(ブルー)」

価格目安:3,000円くらい。
だいぶお馴染み感のある「しずく形状」をした超音波加湿器です。最大加湿量は240ml/時と、狭い空間であればある程度の加湿力が期待できる数値となっています。ただ、タンク内の水をそのまま噴出する超音波式の加湿器なので、衛生面に特に注意する必要があることと、重たいミストを遠くに運ぶ力はそれほど無いので、室内の空気を循環させる空調機器と併用した方が良さそうです。このランキングの8位にも同じ「Yokizu」ブランドの同様の製品がランクインしていますが、本体の重さや最大加湿量が微妙に異なるという不思議なことになっています。「洒落で可愛い」というキャッチコピーを筆頭に、日本語表記が若干おかしなことになっているのは、もはや驚くようなことでもないでしょう。


洒落で可愛いしずく型

4位

アイリスオーヤマ「PH-U28-W(ホワイト)」

価格目安:4,400円くらい。
お馴染み感のある「しずく形状」をした超音波加湿器です。人気のある機能に的を絞った独自性のある製品を多数作り出しているアイリスオーヤマですが、このしずく型加湿器については特に独自色は無いようです。本体サイズに応じてそれなりの容量がある水タンクとLEDを使ったカラフルな照明、アロマオイル対応、そしてそこそこ(280ml/時)の加湿量となっています。衛生面への配慮を欠かさなければ、特に致命的な問題のある製品では無さそうです。


コロンと可愛い「ドロップ型」

5位

BOSIWO「卓上充電式加湿器」

価格目安:2,300円くらい。
円筒形をした本体上部が給水用のトレーとなっている独特な外観をしています。バッテリー残量が表示されるモニターが本体の最上部に配置されているなど、デザインはなかなか先進的ですが、機能はごく普通の超音波式加湿器と変わらないというか、何か特別な機能というものは搭載していません。良く言えばシンプルなモデルなのかもしれませんが、なによりも加湿量が50ml/時という、このサイズの加湿器にしては、かなりの低パワーモデルとなっているので、この製品のスイッチを入れることで部屋の湿度を高くすることはそう容易ではなさそうです。この50ml/時という加湿量が、商品紹介で「大噴霧量」とされていることについては驚くほかありませんが、もしかするとミクロレベルでの話なのかもしれません。


楽々USB充電

6位

KMJ「超静音卓上加湿器」

価格目安:2,000円くらい。
どこかで見たことのあるようなボトル型をした小型加湿器です。最大加湿量は90ml/時とこのサイズにしては健闘している方かもしれませんが、世間一般の家庭向け加湿器の基準では「論外」のレベルに留まります。機能的にも目新しいものはありませんが、似たような加湿器は結構あるので、価格とデザインと、部屋全体の加湿にはあまり役に立たないということを納得した上であれば、どうしても購入してはいけないというモデルではありません。


パワフル加湿

7位

Levoit「Dual 100」

価格目安:6,000円くらい。
「加湿器」と「アロマディフューザー」という驚くほどありふれた組み合わせの「1台2役」モデルです。加湿器でアロマ機能がある製品は無数にありそうですが、これをもって「1台2役」を名乗っているモデルはそう多くはないかもしれません。一応、最大250ml/時とそれほど広くない部屋であれば十分な加湿力を備えていることに加えて、湿度センサーを搭載していて、加湿のし過ぎも防ぐことができます。


お手入れしやすく、しかもすぐに加湿が始める、性能満点。省エネでお財布に優しい超音波式

8位

Yokizu「超音波式加湿器」

価格目安:2,900円くらい。
お馴染み感のある「しずく形状」をした超音波加湿器です。本体の大きさに見合った水タンクの容量(1.3リットル)、ほどほどの加湿力(200ml/時)、LEDライトやアロマオイルなどの追加機能など、ありがちな外観通りのありがちな機能を備えています。このランキングのランキングの3位に入っている、同じ「Yokizu」ブランドの製品と同等品だと思われますが、本体の重さや最大加湿量は微妙に異なります。ただ、それほど大きな差ではないので、大勢に影響はないか、もともと誤差のレベルなのかもしれません。


パワフル加湿

9位

アイリスオーヤマ「ハイブリッド加湿器 HDK-35-W」

2019年11月発売モデル。価格目安:96,000円くらい。
「超音波式」と「加熱式」を組み合わせたハイブリッド式の加湿器です。給水トレー内には「抗菌銀カートリッジ」がセットされているほか、加熱して殺菌した水をミスト化することで衛生面に配慮されています。加湿力は最大で350ml/時と特別パワフルではありませんが、目標湿度を設定して運転することも出来る本格仕様となっています。


清潔、パワフル加湿

10位

シャープ「KC-H50-W」

2017年12月発売モデル。価格目安:19,000円くらい。
本来は加湿器ではなく、加湿機能付きの空気清浄機です。シャープ伝統とも言える、ホコリセンサーを大胆にカットしたモデルとなっており、多機能な製品がズラリと揃うシャープ印の空気清浄機としては下位のモデルとなります。


薄型スリムデザイン、加湿もできて空気環境をしっかり守る
詳細ページ

※上記は調査時点でのランキングと価格目安です。amazon内では1時間ごとにランキングが更新されています。

コメント