加湿器 週間ランキング in 楽天(2020/11/30~12/6)

楽天市場における「加湿器」の週間ランキングです。
「AND・DECO」の製品が1~3位までを独占するという快挙を成し遂げています。シンプルなデザインに加え、充実した機能と機能に見合った価格水準が特徴ですが、製品数が多い割にはモデル名をはっきりさせていないため、製品名だけでは区別がつきにくかったり、モデルチェンジも分かりにくいという不安はぬぐえません。ただ、商品の2年保証など、「充実のアフターサービス」をうたっているので、思い切って相談してみれば、大抵の不安は解消されるのかもしれません。ランキング全体としては相変わらず超音波式の加湿器が主流となっていますが、単なる超音波式ではなく、ヒーターを搭載して加熱してから加湿することで衛生面のメリットをうたう製品が増えて来ているようです。本体上部から簡単に継ぎ足し給水できる仕様もごく普通のものとなって来ていると言えそうです。

1位

AND・DECO「ハイブリッド加湿器」(モダンデコ)

価格目安:13,000円くらい。
基本的には超音波式の加湿器ですが、小型のヒーターを使って水を加熱することで除菌効果を高めています。さらに水タンクの中ではUVライトを使った除菌も行っていて、衛生面にはなかなか配慮されているハイブリッド型のモデルです。タンクは6.5リットルとかなり大型ですが、本体上部から給水出来るので、本体や水タンクを持ち歩く必要はありません。最大加湿量も550ml/時あり、目標湿度の設定も可能なので、それなりに広い空間や、逆にコンパクトな空間でも使うことが出来そうです。その他にも、アロマオイルに対応していたり、リモコンが付いていたりと、充実の機能を誇りますが、本体価格もそれなりのお値段となっていることと、次々と目まぐるしく新しい製品を投入して来る「AND・DECO」というブランドへの信頼をどれくらい持てるかが選択のポイントとなりそうです。


加湿器の新しいスタンダード
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2位

AND・DECO「超音波加湿器」(モダンデコ)

価格目安:3,700円くらい。
最大加湿量が約220ml/時の小型の超音波式加湿器です。アロマオイルに対応していたり、カラフルなLEDライトを搭載していたり、超音波式加湿器にありがちな特徴をカバーしています。超音波振動子が腐食や劣化に強いステンレス製らしく、耐久性が高いのだそうです。超音波式加湿器で問題になる衛生面についての工夫は特にないので、こまめなお手入れを地道に行う必要がありそうです。


シンプルデザインの加湿器で、潤いのある暮らし

3位

AND・DECO「ハイブリッド加湿器」(モダンデコ)

価格目安:6,000円くらい。
超音波式とヒーター加熱という組み合わせのハイブリッド型加湿器です。ただ、ヒーターは数10Wしかないオマケ程度のもので、基本的には超音波によるミストで加湿を行うタイプです。加湿量は最大約340ml/時とそこそこのパワーを備えていますが、タンクも4.4リットルの大容量サイズなので、最大加湿量の運転でも給水無しで12時間以上運転を続けることが出来ます。加湿力の調整が6段階で出来るだけでなく、目標湿度を設定することで運転を自動で調整する機能も付いているので、ありがちなデザイン重視のみの超音波式加湿器よりは、ずっと機能的なモデルとなっています。それでも基本的には超音波式加湿器なので、お手入れにはそれなりに注意を払う必要があるでしょう。


パワフルなハイブリッド加湿器で潤いあふれる空間へ

4位

「5Lハイブリッド加湿器」(ショップワールド)

価格目安:7,000円くらい。
超音波式にヒーターを組み合わせたハイブリッド式の加湿器です。ヒーターの出力は40W程度しかないので、加熱効果はそれほど高くなさそうですが、加湿量は最大400ml/時とそこそこパワフルなモデルとなっています。5Lの大容量タンクを備えていますが、本体=ほぼ水タンクとなっており、本体の上から給水をすることが出来るので、給水のたびに重たいタンクを持ち運ぶ必要はありません。目標湿度の設定が出来たり、リモコンが付いていたり、アロマオイルに対応していたり、加湿器に期待する機能はほぼカバーしており、使い勝手は良さそうな仕様となっています。しかし、モデル名もはっきりしないこの製品が長く展開されることになるかは、かなり不透明なところがありそうです。


パワフルな、ハイブリッド式

5位

象印「EE-RQ50-WA」(エディオン 楽天市場店)

2020年9月発売モデル。価格目安:15,000円くらい。
象印の誇るポット型加湿器の2020年バージョンです。加湿器というか、ほぼポットと同じ構造のため、お手入れもポットと同じく、たまにクエン酸洗浄をすればOKという簡単さです。暖かい蒸気で加湿をしてくれるため、冬に使う場合は暖房効果も高まりやすいという長所がありますが、かなりの水量を沸騰させるので、その快適さはバカにならない消費電力と引き換えになります。旧作である「EE-RP50」と仕様上の違いはなく、実質的にモデルチェンジを単なる型番変更作業に変えてしまっている、究極に近い完成度を誇る製品と言えるでしょう。


清潔な蒸気のスチーム式
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6位

DeliToo「8L加湿器(B1D083B)」(夢の森)

価格目安:18,000円くらい。
インパクトのあるタワー型の加湿器です。本体の高さは70cm以上あり、8Lもの大容量タンクを備えています。本体の外部に湿度センサーがあるという珍しい仕様となっていますが、目標湿度を設定出来たり、リモコンが付いていたり、本体の上部から給水が出来たりと、なかなか多機能なモデルです。また、水タンクの内部にはUV除菌ライトや、水を浄化するという「麦飯石」が付いていたりして、衛生面についても配慮がされています。加湿量は最大で350ml/時とそこそこなレベルに留まりますが、高いところからミストを放出するので、部屋に広く拡散させやすいというメリットがあります。ただ、本体は分割できるようになっているようですが、内部をきちんと洗うためには、幾分の手間が掛かりそうです。


最適な湿度で、暮らしを快適に

7位

mottole「超音波加湿器(MTL-H001)」(mottole)

価格目安:5,000円くらい。
本体のカバーをしたままでも上から簡単に給水できることを特徴とした超音波加湿器です。ただ、それ以外の特徴はタンクが雑菌の繁殖を抑える抗菌仕様になっていることくらいです。加湿量は最大300ml/時とそこそこのレベルですが、湿度設定などは出来ない、良く言えばシンプルな仕様のモデルとなっています。


上から入れるだけ

8位

「ハイブリッド加湿器」(Liv House)

価格目安:7,500円くらい。
基本的には超音波式の加湿器ですが、小型のヒーターを搭載していて、加熱しながら加湿することで雑菌が繁殖しにくいのだそうです。本格的なハイブリッド式の加湿器と比べると見劣りしますが、一応ハイブリッド式の加湿器となっています。水タンク内には除菌効果のある銀イオンを発生させるユニットが備えられていて、衛生面にも一定の配慮がされています。最大加湿量は400ml/時とそこそこのパワーがあり、目標湿度の設定も可能です。本体の上部から手軽に給水できる最近の加湿器らしい仕様となっているなど、なかなか使い勝手が良さそうなモデルですが、メーカーも、モデル名もよく分からないという不安を抱えているモデルでもあります。


徹底的に菌とたたかう。加熱と銀イオンで除菌・抗菌

9位

Lomaya「ハイブリッド加湿器(HM1912)」

価格目安:8,600円くらい。
6リットルの大容量タンクを備えるハイブリッド式の加湿器です。タンクがものすごく大きいので、もはや水槽のように見えなくもありません。基本的には超音波式の加湿器ですが、ヒーターも搭載したハイブリッドタイプとなっており、雑菌の繁殖を抑えつつ加湿が出来るようです。ヒーターのパワーは15W程度とそれほど高くありませんが、水タンクの内部に除菌力のあるUVライト、さらに除菌効果の高い銀イオンを発生させるユニットを設置するなど、衛生面については配慮をうかがわせる仕様となっています。、その上、目標湿度を設定できる湿度調節機能を備えていて、さらにリモコンも付属して、減菌効果のある次亜塩素酸水にも対応しているなど、なかなかハイスペックな製品となっています。ただ、最大加湿量は340ml/時と「パワフル」と自称しているほどのパワーはありません。


徹底的に菌とたたかう。加熱とUV-C技術、銀イオンで除菌・抗菌

10位

「超音波加湿器 HG-ASL008」(ハンファダイレクト楽天市場店)

価格目安:4,500円くらい。
おなじみ感のある「しずく」型をした超音波加湿器です。累計販売数は既に昨年の10月の時点で10万台という大ヒット製品のようですが、それから既に1年以上が経過している現在においては、いったいどれほどの販売数になっているか見当もつきません。円形のダイヤルで加湿量を無段階で調節出来たり、アロマオイルに対応していたり、LEDライトでカラフルに光ったり、その形状と同じく、超音波加湿器にありがちな特徴をしっかりとカバーしています。最大加湿力は330ml/時とそこそこのレベルがあり、「抗菌フィルター」が付いているなど、衛生面にも一定の配慮はされていそうです。ただ、湿度センサーなどは付いていないので、放っておくと最大4リットルの水タンクが空っぽになるまで加湿を続ける仕様となっています。


水のしずくをイメージした柔らかなフォルム

※上記は調査時点での週間ランキングです。

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