隙のなさが変わらないパナソニックの加湿器「FE-KXL05」

パナソニック「FE-KXL05」

文句無しの省エネ性!

圧倒的な効率の良さを誇るパナソニックの気化式加湿器です。最大加湿量は600ml/時と、パワーもなかなかのものがありますが、驚きなのはその際の消費電力です。

なんと、わずか10Wです。

思わず超音波式と見間違えてしまいそうなほどの低消費電力となっています。

これは30分という時間制限付きの「お急ぎ」モードの場合ですが、通常の「強」モードの時も、加湿量500ml/時、消費電力8Wと、やっぱりというか、効率だけで見ればさらに低消費電力となっています。モーターに効率の良いDCモーターを採用したことで、このパワー&省エネの両立を実現しているのだそうです。運転音も最大で36dB、最小で15dBと静音性についてもなかなか優れています。

使い勝手も悪くない!

この「FE-KXL05」の加湿用フィルターは10年交換不要と、たぶん交換することはないんじゃないかと思われる長寿命仕様です。フィルターのお手入れは水の中で押し洗いするだけです。さらにメーカー秘伝のナノイーをフィルター部に充満させることでフィルターを清潔にする機能もあります。

また、水タンクは手首まで入れて中を洗うことの出来る広口タンクで、左右どちら向きでもセットすることが出来るようになっています。

どれも特に驚きの仕様というわけではありませんが、お手入れする際の手間や面倒くささを少しづつは減らしてくれそうな感じはします。

まとめ

優れたスペックと無難な使い勝手を兼ね備えているこの「FE-KXL05」に、製品として目立った弱点はありません。

これは!という刺激的な感じこそありませんが、気化式加湿器を選ぼうとする場合、この「FE-KXL05」を選択肢の候補から外すことは出来ないでしょう。最有力候補となる可能性も十分にありそうです。

ただ、この「FE-KXL05」は、旧モデル「FE-KXK05」と基本的に同じ仕様となっている製品です。本体サイズや、最大加湿量、お手入れについては、旧モデル「FE-KXK05」でも変わりません。しかし、新しい「FE-KXL05」では、運転モードに「静か」が追加されているので、睡眠時に加湿器を使いたいという場合は、新型の「FE-KXL05」の方が有利となりそうです。

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