ホワイト↓
CUTENSIL Kaleido ホワイト CU61-HF-TWH
ブラック↓
CUTENSIL Kaleido ブラック CU61-HF-TBK
レッド↓
CUTENSIL Kaleido レッド CU61-HF-TRD
イエロー↓
CUTENSIL Kaleido イエロー CU61-HF-TYE
実にカラフルな4色展開です。
「広いお部屋でも長時間しっかり潤う、パワフルでスタイリッシュな加湿器」
だそうです。
カラフル=スタイリッシュなのかどうかは意見が分かれるところでしょうが、レッド、イエローというカラーリングは確かにあまり見掛けないので、モノトーンばかりの電化製品に飽きている人にとってはちょっと魅力的かもしれません。
しかし!
「広いお部屋でも、、、」「パワフルで、、、」
の部分には大きな疑いを持たざるを得ません。
なにしろ、この「CU61-HF」の加湿量は約250mlです。
この数字は国内に出回っている加湿器の中で決して「パワフル」という訳ではなく、むしろ少なめの数字です。
実際、この「CU61-HF」の適用面積は木造で4畳、プレハブで約7畳となっています。
広いお部屋?
いくら日本の家屋が狭いといっても、4畳や7畳を「広いお部屋」としてしまうのにはちょっと無理がありそうです。
もし、そうなら「普通のお部屋」はいったいどのくらいの広さなのか、というわけです。
ところが、この「CU61-HF」の特徴として、真っ先に上げられているポイントが、
「贅沢な”大容量””大噴霧」
となっているのです。
おかしい、、、。
この「CU61-HF」のタンク容量は約2.7リットルです。
この約2.7リットル自体、国内に流通する加湿器の中で特別大きなものではありませんが、250ml/hという控え目な加湿力と比べれば、確かに十分なタンクサイズです。なので「大容量」は分かります。
しかし、250ml/hの加湿力と「大噴霧」では、全くイメージがつながりません。
まさか、ウソ、、、いや、この厳しい時代と世知辛い世間を前にして、メーカーがそんなことをするはずはありません。
つまり「大噴霧」と言ったら、それは「大噴霧」に決まっているのです。
しかし、世間一般の基準と照らし合わせると、たかだか250ml/hの加湿量を大噴霧と言ってしまうのは、かなり困難だということも確かな事実です。
、、、。
、、、。
あ、、、そうか。
ペット用だ。
メーカーサイドからは、それを匂わせるような記述は皆無なわけですが、ひょっとして、この「CU61-HF」がペット用、しかもハムスターや小鳥のような小型ペット用の加湿器である、という可能性は無いでしょうか?
ありません。
普通に考えれば、即答でそう返されるに決まっています。
しかし、仮にこの「CU61-HF」が小型ペット用の加湿器だとすると、疑念を抱かざるを得なかった「広いお部屋(4畳〜7畳)」「パワフル」「大噴霧」と言った文言がストンと胸に落ちてくるのです。なるほど、確かにハムスターにとっては4畳といえども広大な空間に違いありません。たとえ250ml/hの貧弱な加湿量でも、小鳥にとってはきっと羽を濡らすほどの潤いを与えてくれることでしょう。
なるほどなるほど。
モノは考えようというわけですね。
もちろん、ワンルームなどそれほど広くない部屋であれば、それなりに潤いを与えてくれると思われるので、人間には全く向かないということはないでしょう。ただ、超音波式なので、日々のお手入れは欠かせないという点は注意が必要です。
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