一見して分かる通り、デザイン重視の製品です。
阪和は大阪に本社をおく日本の会社です。「暮らしに驚きを創造する総合メーカー」だそうです。実際、様々な製品を手がけているようです。この「サブリエ」は「PRISMATE」というブランドでの販売となります。
製品名の「サブリエ」＝「Sablier」はフランス語で「砂時計」という意味のようです。
思わず、なるほど！と言ってしまいたくなる納得の近似形です。おかげで「この形、何と言えば良いのだろう？」と悩まなくて済みます。
ただ、この砂時計君、高さは80cmとなかなかのビッグサイズです。
そのため、まるで家具のような存在感がありますが、「高さがある＝部屋の高いところから加湿出来る」というわけです。抜群の利点ではないかもしれませんが、水分を含んだ空気が広く拡散してくれそうな感じはします。
ただ、加湿量は最大で350ml/hと、見ためのインパクトの大きさほどハイパワーという訳ではありません。適用面積の目安は、木造で6畳、プレハブで10畳となっています。
そして、このデザインから想像出来る通り、加湿方法は超音波式となります。
となると、当然毎日のお手入れが必須な訳ですが、困ったことにお手入れ方法が今ひとつ不透明です。まさか、この巨大な砂時計の中全部を掃除しなければならないということは無いと思いますが、ちょっと気になるところです。
また、画像からは分かりにくいですが、水タンク部分は半透明となっており、水の残量は「一目瞭然」だそうです。タイマー機能も付いていて、「睡眠モード」という、弱よりもさらに少ない加湿量のモードもあるようです。そしてこのタイプの製品にはお馴染みとも言える「アロマ」機能も当然備わっています。専用トレーにアロマオイルを垂らして、、、という、まあごく普通のタイプです。
消費電力は最大23Wで、これは超音波式の中でも比較的優秀な方に入りそうです。ただ、もちろん大手メーカーの気化式タイプはもっと加湿量の多い製品でも10W台だったりするので、消費電力だけでこの製品に決めた！とすることは避けた方が良いでしょう。
やはり、決め手はこの巨大な砂時計型デザインを気に入るかどうかということになりそうです。
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