価格なりにスペックも落ちている納得の下位モデル。「HUAWEI Band 4」

特にアメリカとの関係が悪化していることで、今後の先行きへの不安感が否めないファーウェイのウェアラブルデバイスです。

グラファイトブラック↓

HUAWEI Band 4/グラファイトブラック/【日本正規代理店品】

サクラピンク↓

HUAWEI Band 4/サクラピンク/【日本正規代理店品】

アンバーサンライズ↓

HUAWEI Band 4/アンバーサンライズ/【日本正規代理店品】

ファーウェイのウェアラブルデバイスには、いかにもな円形の時計型をした「HUAWEI WATCHシリーズ」と、この「HUAWEI Band 4」を含む、リストバンド型の「HUAWEI Band」シリーズがあります。

どちらのシリーズも、基本的な機能についてはそれほど変わらないのですが、「WATCHシリーズ」の方がディスプレイが大きかったり、センサー類が豊富だったり、メカニカル的な機構が付いていることもあるのか、はっきりと高価なシリーズとなっています。

対する「Bandシリーズ」は、必要な機能をシンプルに搭載していて、より機能性とコストダウンに力を注いでいるモデルとなっています。

中でもこの「HUAWEI Band 4」には、上位モデルとして「HUAWEI Band 4 Pro」が存在するため、明確に下位モデルという位置づけとなっています。

「Pro」と比べると、何が違うのか?

まず、「Pro」はGPSを内蔵しているモデルだということで大きな違いがあります。

内蔵GPSの有無は、ランニングやサイクリングで使える ウェアラブルデバイスを探している人にとっては決定的な差となるので、もはやこの「HUAWEI Band 4」が候補として残ることは無いでしょう。

他にも「Pro」の方が、トレーニングについてのガイダンス機能が付いていたり、センサーで細かな情報を計測出来たりするのですが、ウェアラブルデバイスをトレーニングの相棒とするような場合は、この「HUAWEI Band 4」 は前述のGPS機能の無さで既に予選落ちしている可能性が高いので、もはや大きな要素とはならないでしょう。

ただ、この世はトレーニング命!という人ばかりではありません。

毎日の生活でちょっとだけ自分の運動量を意識出来れば良いかな、という人にとっては、1キロ何分で走ることなど、どうでも良いことです。

そのような「ライト」な活動量を計測するための製品が、まさにこの「HUAWEI Band 4」なのです。

毎日の歩数や消費カロリーなどに加えて、心拍数を含む睡眠状態のモニタリングも可能です。もちろん、メールや着信などの通知機能も搭載しています。そして何よりも、それなりの機能を持っているこの「HUAWEI Band 4」は、5,000円を割り込む価格で販売されているのです。活動量計として高いブランド力を誇るFitbitのラインアップの中で、この「HUAWEI Band 4」と似たような仕様となっている「inspire HR」の価格が1万円前後だということを考えると、なかなか競争力のある価格設定だと言えるでしょう。

単に低価格で似たような機能を持つ活動量計ということであれば、無数にあるのですが、アメリカとの関係はともかく、ファーウェイのような大企業の製品だということで、どこのメーカーが製造しているか良く分からない製品よりも信頼性が高いというメリットもあります。

ただ。

ライトな使い方がピッタリなこの「HUAWEI Band 4」には、弱点が2つあります。

1つはモニターの解像度が低いことです。

これも「Pro」との差でもあるのですが、モニターサイズは「Pro」とほとんど同じなのにもかかわらず、モニター解像度は「Pro」の240×120ピクセルに対し、160×80ピクセルと、かなり下がってしまうのです。モニター解像度については、たとえライトな使い方であっても、文字の見えやすさや、画面に表示できる情報量など、使い勝手として差が出てしまうところなので、出来れば高い方が望ましいでしょう。

そしてもう1つの弱点は、強力なライバルの存在です。

強力なライバル、それは同じ中国の大企業、Xiaomiの「Mi スマートバンド4」です。「Mi スマートバンド4」は、この「HUAWEI Band 4」とそれほど差が無い機能を持ち、モニター解像度は「Pro」と同じ240×120ピクセルで、さらに「HUAWEI Band 4」のバッテリーの持ちが約12日なのに対し、最大20日という長寿命仕様となっているのです。そして、決定的なポイントが、この「HUAWEI Band 4」を下回る4,000円前後という価格水準となっていることです。

「Mi スマートバンド4」のちょっと個性的な外観や、アプリの使い勝手の評価などで、この「HUAWEI Band 4」の方がベターとされる場合も決して少なくはないのかもしれませんが、安価な割に使える機能性をウリとするライトユーザー向けモデルが、価格でも機能でも上を行かれてしまうと、分が悪いのは当たり前です。

この「HUAWEI Band 4」を購入するときには、「HUAWEI Band」と抜群の連携性を誇るファーウェイのスマホを既に使っていたりする場合以外は、少なくとも「Mi スマートバンド4」と比べた上で最後の決断を下した方が良いかもしれません。

■HUAWEI Band 4 のスペック

発売2019年11月
測定項目歩数・カロリー・距離・睡眠状態
心拍計測機能あり
GPS機能無し
バッテリー持続時間約12日
充電時間約100分
サイズ幅約18.5×高さ56×厚み12.5mm
ディスプレイ0.96インチ(160×80ピクセル)
重さ約12g(ベルト含まず)
防水レベル5ATM

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