実に手堅いダイニチの加湿器「HD-RX317」

シンプルな箱型をした加湿器です。

ネイビーブルー↓


クリスタルホワイト↓


ダイニチ ハイブリッド式加湿器 クリスタルホワイト HD-RX317-W

シェルピンク↓


プレミアムブラウン↓


ダイニチ ハイブリッド式加湿器 プレミアムブラウン HD-RX317-T

この「HD-RX317」も含め、ダイニチの加湿器の主力はハイブリッド式です。

ハイブリッドといっても、普通の「気化式」と「温風気化式」という、似た者同士のハイブリッドです。

これは要するにヒーターを搭載することで、「気化式」が力を発揮しにくい低温時に温風を使って気化をしやすくしてしまおうというチカラ技です。

しかし、このチカラ技が実に有効です。

ヒーターを使うと加湿力だけでなく消費電力も跳ね上がりますが、この「HD-RX317」には、温度&湿度センサーが付いているので、目標湿度に達したらヒーターを切ってただの「気化式」として運転することも可能なのです。

いざという時のヒーターがあることで、この「HD-RX317」は常よりも湿度を高めに設定する「のど・肌加湿」というモードもあれば、ヒーターを使わない「eco」というモードもあるなど、色々なシーンで融通を効かせることが出来るようになっています。

また、この「HD-RX317」も含むダイニチの加湿器は静音性をウリにしているだけあって、運転音が小さめなのも特徴です。この「HD-RX317」も運転音が最大でも17dBという「静音/おやすみ」モードを備えています。

新潟に拠点を置いているメーカーのダイニチは「日本製」であることもウリとしていて、製品には3年という長い保証期間も設定されています。

豊富な運転モードにくわえ、目標湿度やオフタイマーなどの設定機能、広口タンクとフラットなトレイなど、お手入れのしやすさにも配慮されています。

加湿器として必要な機能は一通りそろっています。

ハイブリッド式の加湿器は、シャープなど他のメーカーも作っていますが、ダイニチの製品はスペック的にも大手家電メーカーの製品に見劣りしません。

単純に消費電力だけを見れば、「気化式」の加湿器には及ばないですし、問答無用の加湿力という点では「スチーム式」の方が優勢かもしれません。

しかし、消費電力と加湿力のバランスということになると、弱点が特に見当たらないダイニチの加湿器はかなり有力な選択肢となりそうです。

■HD-RX317のスペック

加湿タイプハイブリッド式(温風気化式/気化式)
適用床面積木造5畳・プレハブ8畳
加湿量160〜300ml/h(ターボ:350ml/h)
連続加湿時間10.7時間(標準)
消費電力11〜168W
運転音13〜30dB
サイズ高さ325×幅325×奥行150mm
重さ約3.3kg
タンク容量3.2L
フィルター交換抗菌気化フィルター・除菌フィルター

■別売部品

抗菌気化フィルター「H060517」(交換目安=5シーズン)※1シーズン=6ヶ月

ダイニチ 加湿機交換用 抗菌気化フィルター H060517

除菌フィルター「H060351」(交換目安=汚れが落ちにくくなったら)

ダイニチ 加湿器用 除菌フィルター H060351

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