必殺のイオン兵器であるプラズマクラスターを搭載した空気清浄機が幅広く安定した人気となっているためか、全体的にほぼ前年と変わらず、変わり映えのしないラインアップとなっています。1台3役のマルチモデルである除加湿空気清浄機は昨年までのモデルから大幅に仕様が変更となりましたが、どちらかと言うとスケールダウンしたモデルとなっています。
加湿空気清浄機
KI-NP100
2020年9月発売予定モデル。価格目安:141,000円くらい。
最強のプラズマクラスター「NEXT」はもちろんのこと、人工知能による運転調整やフィルターの自動掃除機能を備えた最上位モデルです。旧モデル「KI-LP100」と仕様上の違いはなく、交換フィルターなども同じ物を装着することになっています。
空気浄化の次のステージへ。プラズマクラスターNEXT搭載プレミアムモデル
KI-NX75
2020年9月発売予定モデル。価格目安:92,000円くらい。
最上位モデルと比べると空気清浄と加湿のパワーはもちろんのこと、プラズマクラスターが「NEXT」→「25000」となり、センサー構成から「人感センサー」が無くなるなど、それぞれランクダウンしていますが、人工知能による運転調整やフィルターの自動掃除機能は搭載しており、世間的には十分すぎるくらいの機能が詰め込まれたNO.2モデルです。旧モデル「KI-LX75」と仕様上の違いはなく、交換フィルターなども同じ物を装着することになっています。
KI-NS70
2020年9月発売予定モデル。価格目安:72,000円くらい。
「KI-NX75」と比べると、パワーも機能もわずかにランクダウンしています。フィルターの自動掃除機能も無くなりました。旧モデル「KI-LS70」と仕様上の違いはなく、交換フィルターなども同じ物を装着することになっています。
KI-LS50
2019年10月発売モデル。価格目安:49,000円くらい。
ラインアップのほとんどが2020年の型番である「N」モデルに移行する中、取り残されてしまった2019年モデルです。しかし、最大風量5.1㎥/分、最大加湿量550ml/時とそこそこのパワーがあり、強化版プラズマクラスター25000や、豊富なセンサー類、人工知能による運転調整など機能面もそれなりに充実しており、よりパワフルな上位モデル「KI-NS70」に続くモデルとしてのスペックは十分に備えています。上位モデルとするには少し物足りない中途半端なパワーのためにこのままカットされる方向なのか、このクラスに何か大きな変更が加えられた新モデルが登場することになるのか、今後が少し気になる中位モデルです。
クラウドにつながり、最適な空気環境をお届け。スリムボディのスタンダードモデル
KI-NS40
2020年9月発売予定モデル。価格目安:50,000円くらい。
上位モデルと比べると、集塵と脱臭で別々だったフィルターが1枚に一体型されたものに変わり、交換年数も10年→2年へと大幅に短くなっています。搭載しているセンサーもホコリセンサーが大胆にもカットされるなど、明確にランクダウンしているモデルです。強化版プラズマクラスター25000を搭載しているということが最大の特徴となるのかもしれません。旧モデル「KI-LS40」と比べて、空気清浄機としての仕様に違いはなく、交換フィルターなども同じ物を装着することになっていますが、旧モデル「KI-LS40」がアプリを通じたスマホなどでの遠隔操作に対応していたのに対し、この「KI-NS40」では出来なくなっており、その機能の必要度合いはともかく、機能的にはバージョンダウンしているモデルとなっています。
KC-N50
2020年9月発売予定モデル。価格目安:44,000円くらい。
プラズマクラスターは最弱レベルの「プラズマクラスター7000」、空気清浄機でありながらホコリセンサーをカットした仕様など、機能を絞り込んだシンプル=低価格モデルです。旧モデル「KC-L50」と仕様上の違いはなく、交換フィルターなども同じ物を装着することになっています。
除加湿空気清浄機
KI-LD50
2020年4月発売モデル。価格目安:69,000円くらい。
比較的コンパクトな本体ながら、除湿と加湿と空気清浄の1台3役の運転が可能なマルチモデルです。旧モデルにあたる「KC-HD70」に搭載されていたのは、最弱レベルのプラズマクラスター7000でしたが、この「KI-LD50」には、強化版プラズマクラスター25000が搭載されました。ただ、この「KI-LD50」を旧モデル「KC-HD70」と比べてしまうと、空気清浄の風量や、加湿量、除湿量など、パワー面では軒並み見劣りしています。さらに除湿と加湿の水タンクが共用となったことで、除湿に続いて加湿を行なったりすることは出来なくなりました。その他、フィルター類やセンサー類も含めて、旧モデルと比べてしまうと、コンパクトになった外観以上に中身がスケールダウンしているモデルとなっています。
空気清浄機
FU-N50
2020年9月発売予定モデル。価格目安:39,000円くらい。
ホコリセンサーをカットしてニオイセンサーのみの検知機能や、最弱レベルの「プラズマクラスター7000」など、機能は削ぎ落され、パワーもそれほどない、淡白タイプのシンプル空気清浄機です。旧モデル「FU-L50」と仕様上の違いはなく、交換フィルターなども同じ物を装着することになっています。
FU-L30
2019年10月発売モデル。価格目安:27,000円くらい。
ラインアップのほとんどが2020年の型番である「N」モデルに移行する中、取り残されてしまった2019年モデルです。ランクダウンしたフィルター構造に加え、思い切って、汚れを感知するセンサーを一切持たないという振り切れたシンプルさが特徴とも言えますが、要するに低価格モデルです。旧モデル「FU-J30」と仕様上の違いはなく、交換フィルターなども同じ物を装着することになっています。
蚊取機能付空気清浄機
FU-LK50
2019年11月発売モデル。価格目安:32,000円くらい。
キレイな空気を吹き出しつつ、蚊やコバエを本体の中に溜め込んでいくという矛盾感あふれる斬新空気清浄機です。
大空間向け空気清浄機
FP-140EX
2015年11月発売モデル。価格目安:182,000円くらい。
8畳空間を5分でキレイにするパワーに加えて、フィルターの自動掃除機能やハイクラスのプラズマクラスター25000を搭載したモンスター空気清浄機です。
広いリビングや個人事業者の方へ
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