新モデルはオマケ付き！上から給水出来るシャープの加湿機「HV-J75」と「HV-J55」

本体を置いたまま、そのまま上から継ぎ足し給水することが出来る加湿機です。

加湿量が異なる2つのモデルがありますが、違うのは加湿量だけで、機能も、本体サイズも共通となっています。

加湿量750ml/時、パワフルな「HV-J75」

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加湿量550ml/時、ノーマルモデルの「HV-J55」

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本体の上部には加湿された空気の吹き出し口とは別に、もう1つ大きな口が開いています。

この口は給水口となっていて、水を注ぐと本体の中のトレー（＝タンク）まで水が流れ落ちる仕組みとなっています。

水位センサーによってトレーの水量を感知してくれるのと、満水時には警告音も出してくれるので、よほどボーッとしていない限り、水を注ぎ過ぎてしまう心配はないでしょう。

もちろん、本体からトレーを取り出し、直接シンクなどでトレーを満タンにしてから本体にセットすることも可能です。

上の注ぎ口からと、トレーに直接と、2通りの給水方法があることをメーカーは「どっちも給水」と名付けていて、この「HV-J75（とHV-J55）」の大きな特徴となっています。

わざわざ水の入った重たいタンクを運ばなくても良いことは、給水に1階と2階の往復が必要な場合や、力の弱い人がタンクを運ぶ場合などを考えると、なかなか便利な仕組みと言えるでしょう。しかも、この「HV-J75（とHV-J55）」のトレーは満タンにすると約4L＝4kgもの重さがあるのでなおさらです。

また、この「HV-J75（とHV-J55）」は、単に給水方法を工夫しただけの加湿機ではありません。

強力に加湿したいときはヒーターを使用した温風気化式、それほど加湿をしなくても良いときはヒーターを切って、ただの気化式として消費電力を抑えた運転をすることも出来るハイブリッド式の加湿機です。もちろん、搭載している温度＆湿度のセンサーに基づいて自動で運転調整をしてくれるおまかせ運転も可能となっています。

シャープ製品おなじみのプラズマクラスターを除けば、特別な機能はありませんが、加湿機として必要な機能はまとまっており、給水やお手入れのしやすい手堅いモデルと言うことが出来そうです。

ただ、この「HV-J75（とHV-J55）」は、前年モデル「HV-H75（とHV-H55）」とほぼ同じ仕様となっています。本体色などの配色が少し変わっていますが、使用するにあたっての違いは皆無と言ってしまって良いでしょう。

そうなると、価格の下がった前年モデルを見つけた場合は、そちらを選んだ方がベターとなるわけですが、そこで注意しなければならないことが1つあります。

それは、この「HV-J75（とHV-J55）」には、加湿トレーの清潔さを保つ効果のある「Ag+イオンカートリッジ」が1つ付属して来るということです。

「Ag+イオンカートリッジ」は1年に1回の交換が推奨される消耗品で、前年モデル「HV-H75（とHV-H55）」では別売で購入と取り付けは出来るものの、付属品とはなっていませんでした。

どうしてこの「HV-J75（とHV-J55）」では、初回付属品として「Ag+イオンカートリッジ」1つが本体と同梱されることになったのか、理由は公表されていませんが、同じ仕様の本体を型番を変えて発売するにあたり、「今回は開発費も掛かってないし、ちょっとオマケ付けちゃおうか！」ということにでもなったのかもしれません（憶測）。

ともかく。もし価格の下がった前年モデル「HV-H75（とHV-H55）」を見つけたとしても、少なくとも「Ag+イオンカートリッジ」の価格である900円（税別）分の価格差が無ければ、この「HV-J75（とHV-J55）」よりもお得と言えるかは分からないということです。

■HV-J75のスペック