昨年発売された「HV-A30」の後継モデル、というか、ほとんど同一の機種です。
ホワイト系↓
薄いブルー系↓
似ているのは「HV-A30」→「HV-B30」という型番だけではありません。
本体サイズと重量、加湿量、タンク容量はもちろん、運転モード、消費電力、交換の付属品に至るまで、全てが同一なのです。
恐らく素人では、型番を見ずに店頭で2製品を見分けることは不可能と思えるほど、完全にシンクロしています。
これは、、、。
旧モデルを探した方がお得なのじゃないのか!?
と、当然誰もが思います。
そして、当然、のことなのかどうかよく分かりませんが、旧モデルとこの新モデルは実勢価格でもほぼ同じとなっているのです。
、、、。
そう。
中身の無いモデルチェンジは、市場価格にきちんと織り込まれているのです。
、、、こうなると、いったい誰のための、そして何のためのモデルチェンジなのか?
疑問は尽きませんが、もはや一部製品においてはお馴染みのことなので、季節の衣替えと同じという程度に考えておいた方が良いかもしれません。
さて、この「HV-B30」(=HV-A30)は気化式の加湿器です。
シャープ製なので、お馴染みのプラズマ兵器「プラズマクラスター」が搭載されていますが、その他に大きな特徴はありません。
可も無く、不可も無くといったところですが、温度・湿度センサーが備わっていて、室温に応じて加湿量を自動で調整してくれるのは、まあ優れているのではないでしょうか?
ただ、プラズマクラスターを搭載していることで、同レベルの加湿量の他製品と比べると価格が少し高めです。
プラズマクラスター関連製品にはありがちなことですが、プラズマクラスターへの期待値次第で評価の分かれる製品といえそうです。
そして実は、どうしても、いや、何としてでも、旧モデルと新モデルの区別をしたいという場合、見分けるポイントがあります。
本体上部の操作パネルを見ると、旧モデルでは運転モードの切換えボタンの表記が「加湿切換」と鳴っているのに対し、新モデルでは、「運転切換」となっているのです!!
やったー!
やっぱり違う製品だったー!
その他よく見ると、細かな表記がちょっとずつ変わっているようです。ただ、やっぱり型番を見るのが最も効率的な確認方法です。
よし!
旧モデルと新モデルの2台を揃えて、間違い探しゲームをしてみよう!
と考える人以外は、少なくとも2台を揃える必要は特にないと思います。
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