ほぼポット。象印のスチーム式加湿器「EE-RD50」と「EE-RD35」

EE-RD50 / EE-RD35

木造8畳/プレハブ13畳向けの「EE-RD50」


木造6畳/プレハブ10畳向けの「EE-RD35」

もはや完成の域に到達?

この象印の「ほぼポット」型加湿器、最新モデルは型番が「EE-RD」のものですが、その性能は旧モデル「EE-RC」シリーズとほとんど変わりません。

唯一の相違点として、最新モデルでは「湯沸かし音セーブモード」が追加されました。

これは、シューシューと人によっては気になるかもしれない湯沸かし音を抑えるモードです。名前そのままの機能です。

これにより、最大で39dBあった湯沸かし時の音が31dBと8dB緩和されるそうです。

ただし、加湿を開始するまでの時間が、

大型の「EE-RD50」が通常20分→30分(湯沸かし音セーブモード)
小型の「EE-RD35」が通常25分→35分(湯沸かし音セーブモード)

と10分ほど余計に掛かるみたいです。

あった方が良いと言えば良いですが、無くてもすごく困ることはなさそうな機能です。

まあ、この製品は完成度が高いというか、シンプル極まりない製品ですので、これ以上ここから大幅な向上は望まない方が良いような気がします。

どの型番のモデルであろうとも、この「ほぼポット」君についてまわる最大最強の問題は電気代です。

「EE-RD50」の場合(「EE-RC50でも一緒ですが、、、)、立ち上げ時で985W、加湿時で410W掛かるため、24時間フルに稼働させ続けた場合は、ざっくり1日200円くらいの電気代が掛かることが予想されます。実際の稼働を6時間とすれば、ひと月で2,000円弱くらいになるのでしょうか。

、、、。

仰天する金額ではないかもしれませんが、加湿器1台分だと思うと相当な電気代です。それでも、加湿する水分が殺菌されること、蒸気で部屋が暖まるという加熱式のメリットはなかなか捨て難いものがあるかもしれません。

そして、この「ほぼポット」君の最大の魅力が、お手入れの簡単さです。

基本的に使ったら、ゆすぐだけ。
1〜2ヶ月にに1度、汚れがひどくなったらクエン酸洗浄するだけです。
そのクエン酸洗浄もクエン酸を本体に入れてスイッチを入れるだけです。

シンプルな「ほぼポット」だからこそのシンプルなお手入れです。

ほとんど型番が変わるだけで、この製品がロングセラーとなっているのも、まあ分かる気がします。

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