ツインバード 掃除機ラインナップ

ツインバード工業株式会社は新潟県に本社を置く日本の会社です。
手がけている様々な製品の中でも、掃除機は主要なラインナップの1つとなっているようです。

横型クリーナー

YC-5009GY

(2013年4月発売)→詳細ページ

2段階のサイクロンでゴミを分離する「デュアルドラムサイクロン」を搭載していますが、主にはフィルターでしっかりとゴミを受け止めるタイプの掃除機です。何はともかく「サイクロン掃除機」が欲しいという場合には、一応候補製品として上がって来ることもあるかもしれません。

YC-5018BL/YC-5018VI

(2010年4月発売)

「YC-5009GY/YC-T009BL」と同じくゴミを2回分離するという「デュアルドラムサイクロン」を搭載したサイクロン掃除機です。「YC-5009GY/YC-T009BL」と同じくサイクロン機構の性能にはあまり期待出来ないということになりますが、この「YC-5018BL/YC-5018VI」は本体重量が約3.1kgとなかなか軽量だという特長もあります。個性的な感じのする外観は評価が分かれるところかもしれませんが、とりあえず「サイクロン」で、しかもなるべく軽いもの、という基準で絞ると候補に上がってくる可能性もありそうです。

YC-5019WR

(2012年11月発売)

「コンパクトでもしっかり吸い取る」がウリのサイクロン掃除機です。他のモデルと同じくサイクロン機構に特別な工夫がある様子は見受けられませんが、それを「シンプルで使いやすい」と言われれば、まあそういう解釈も不可能では無いでしょう。本体に付いているために操作しにくそうなパワーコントロールレバーや、それほど見た目の印象が変わらないタテ置き、ヨコ置きの選べる収納スタイルなど気になる点もありますが、価格との兼ね合いを考えれば文句を言うほどのことでもないのかもしれません。「とりあえずサイクロン」という場合にうってつけのモデルと言えそうです。

YC-E019SBK

(2012年11月発売)

仕様面では「YC-5019WR」と全く同じ製品です。かなりの高確率で「YC-5019WR」の色違いモデルだと思われます。「とりあえずサイクロン」希望で黒が好みの場合にはひょっとして候補に上がって来る可能性がある製品なのかもしれません。

YC-T009BL

(2013年4月発売)→詳細ページ

恐らく「YC-5009GY」の色違いとなる製品だと思われます。少なくとも機能面で違いは無さそうです。ともかくサイクロン掃除機が欲しいという場合に候補となる製品だと思われるので、特に色が重要という感じもしないのですが、カラーバリエーションが豊富なことは別に悪いことではありません。

YC-T212BL

(2013年5月発売)→詳細ページ

搭載しているサイクロン機構、「トリプルアクセルサイクロン」はツインバードの掃除機のラインナップで最強のネーミングのようです。残念ながら実際のところそれがどれくらい優れているのかよく分かりませんが、59dBと比較的静かめな運転音と併せて、そこそこ期待しても良さそうな雰囲気だけはある製品です。

スティッククリーナー

TC-4227BL

(2006年12月発売)

「スッと取り出し サッと使える」スリム&コンパクトな縦型掃除機です。縦型掃除機なので当然スリムですが、その他は取りたてて特長は無さそうです。一応サイクロン式の掃除機ですが、サイクロン機構にはあまり大きな期待を掛けない方が良いかもしれません。ダストボックスが水洗い出来るというのは良いところではないでしょうか。ただ吸込み仕事率が12Wというのは根本的にかなり頼りない感じがしてしまいます。

TC-5114GY

(2008年7月)

吸込み仕事率は50Wと「TC-4227BL」の4倍以上にもなりますが、普通の掃除機の吸込み仕事率は200W以上あるということを考えると不安は拭えません。それでいて運転音は65dBと1人前です。本体色のメタリックグレー、そしてダストケースのスケルトンオレンジは先進的でスタイリッシュな質感なのだそうです。

TC-5121W

(2010年1月発売)

持ち手パイプを取り外すことでハンディタイプっぽく使用することも出来る2Wayタイプの縦型掃除機です。ただし、コードレスでは無いので動きに制限はあります。本体重量は約1.6kgと非常に取り回しがしやすそうですが、吸込み仕事率は15Wとこちらもコード付きとは思えない軽量クラスというのが悩ましいところです。

TC-5122BL

(2014年5月発売)

「TC-5121W」と同様、持ち手部分を外すことでハンディタイプとしても使用可能な縦型掃除機です。そして本体質量が約1.4kgと超軽量、吸込み仕事率が15Wと超貧弱なところも似ています。この棚のあそこに溜まるホコリを吸込むための掃除機などと割り切って、本当にちょこっと掃除をするという時に活躍する製品なのかもしれません。

TC-5137WR

(2009年12月発売)

掃除中に浮遊するゴミを本体のダストケース部で吸込む「ダストキャッチャー」が付いた変わり者の掃除機です。吸込み仕事率も220Wとまともなレベルにあります。持ち手のハンドルが伸縮式になっているなど、なかなか小ワザの効いた製品という感じがします。

TC-D261W


本体質量約1.8kgの軽量仕様がウリとなっています。同様に本体質量が1kg台の「TC-5121W」、「TC-5122BL」の倍近くとなる25Wの吸込み仕事率を誇ります。残念なのは、せっかくの25Wでも普通の掃除にはまだ不十分なのではないかという気がしてしまうところです。チョコチョコ掃除(軽いゴミ)向きの製品ということのようです。

TC-D336SBK


吸込力に視点を置いたスティック型クリーナーと言う触れ込みですが、その吸込み仕事率は150Wと、決して弱過ぎるとは言えないものの、200W台の吸込仕事率のあるスティック型クリーナーが珍しくないだけにキャッチコピーがあまり心に響いて来ないのが残念なところです。同じツインバードにも「TC-5137WR」という220Wの吸込仕事率を誇る製品があるだけに、ますます立場が微妙なのではないかという気がしてしまいますが、余計なお世話なのかもしれません。

TC-E117W

(2010年9月発売)

持ち手部分のパイプを取り外せばハンディタイプとして使えないことも無い2WAYタイプの掃除機です。コンセプト的に「TC-5121W」、「TC-5122BL」と幾分相似形ですが、異なるのはこの「TC-E117W」の吸込み仕事率は100Wあるということです。100Wでも物足りないという局面があるかもしれないという懸念はぬぐえませんが、「TC-5121W」、「TC-5122BL」の貧弱な10W台という吸込み仕事率と比べれば雲泥の差と言えるでしょう。しかし比べる相手が貧弱な分、この「TC-E117W」がベストのタテ型掃除機かというと決してそんなことも無さそうだという点は注意しておく必要がありそうです。

TC-E123SBK

(2012年9月発売)

「軽さとパワフルさを両立した便利なクリーナー」だそうです。確かに重量は約1.7kgとなかなか軽量です。しかし、パワフルさに相当すると思われる吸込仕事率は70Wとなっており、どんなに前向きに考えて見ても「パワフル」な感じはありません。ただ、どうやらこの「パワフル」さは旧モデル「TC-D339SBK」と比べた時の話であり、旧モデル対比で言えば、何と4割ものパワーアップを成し遂げているのだそうです。計算すると旧モデル「TC-D339SBk」の吸込仕事率は50Wということになります。単純に旧モデルが非力過ぎるだけという現実が浮かび上がりますが、ツインバードの掃除機ラインナップには10W台の製品も揃っているので、これは決して笑い事ではありません。軽いゴミを軽〜く掃除する、そんなお掃除スタイルを提案している製品だと考えられます。

TC-E135BL

(2014年5月発売)

軽さとパワフさを両立した便利なクリーナー「TC-E123SBK」の新色バージョンです(たぶん)。少なくとも仕様面に違いはなさそうです。世間的には非力な掃除機ですが、最も非力というほどでもないそこそこ貧弱な掃除機です。

TC-E136SBK

(2009年9月発売)

「床に空気に気配り上手」というキャッチコピーが付いているのはダストケースに浮遊ゴミをキャッチする「ダストキャッチャー」を搭載しているためのようです。同年に発売された兄弟製品「TC-5137WR」にも同じ機能が搭載されていますが、この「TC-E136SBK」の方が下位モデルとなっているようです。「TC-5137WR」は本体を左右にひねることが出来、操作性が高いというのが大きな違いのようです。そのためか大きさ、重さは(そして価格も)わずかにこの「TC-E136SBK」の方が小さくなっています。

TC-T141W

(2013年10月発売)

「これ1台で部屋中のお掃除OK!」と強気のキャッチコピーが付けられた製品です。類似製品の多いツインバードの掃除機ラインナンプですが、確かにこの「TC-T141W」は他とは異なる雰囲気を感じさせます。最大の特徴はホース部分を外して高いところや手元の掃除が出来る仕様になっているところです。もちろん伸ばせる長さには制限があるので、それを超えてしまうと本体自体を持ち上げなければならなくなるというのが難点でしょうか。本体の重さは約3.8kgあるうえに、片手では持ち上げにくそうな形状をしているので、このような事態になってしまうと、なかなかのハードワークとなりそうです。また「強力な吸込仕事率200W」を誇ります。が、「強力」というのはあくまでツインバード的な話であって、他メーカーの話は含まない(たぶん)という注意は必要です。ただ非力というほどでもないので、誇張していると言ってしまうとバチがあたりそうです。コードリールの引き出し口が本体上部にあるので、かがまずにコードを引き出したり巻き取ったり出来るという配慮もなされていますが、コードをコンセントに差し込む際にはどっちみちかがまないといけなかったりしそうです。その他機能面での工夫は確かに感じられますが、本体が幾分ゴツ目なの分取り回しにちょっと苦労しそうなのが弱点かもしれません。

コードレスクリーナー

TC-E105W

(2011年11月発売)

「毎日軽く掃除をしたい方に最適」なコードレスクリーナーです。使用時間は強モードで約10分、標準モードでも約20分なので確かに毎日その時間だけ掃除をすると決めておけば体力的にも気持ち的にも楽そうです。ただし、充電時間は10時間とのことなので、ちょっと気張って1日2回掃除をしちゃったりしようとすると極めて困難な状況に陥るかもしれません。

TC-E200W/TC-E200B

(2013年9月発売)

「思いやりヘッド」を搭載したコードレス掃除機です。「思いやりヘッド」とはヘッドの周囲に柔らかなバンパーを巻くことで壁への衝突音を和らげたり、車輪の材質を柔らかくすることで車輪が転がるときの音を緩和していることを指していて、どうやら騒音への「思いやり」ということのようです。運転音は最大59dBと極めて静かとは言えないですが、そこそこ静かというレベルにはありそうです。しかし、この「思いやりヘッド」よりも、3時間の充電で最大連続30分仕様出来るという運転時間の方が魅力的という感じもします。リチウムイオン電池を搭載している上、ヘッド部分にはLEDライトまで装着しているというなかなか意欲的な製品と言えそうです。しかし、気になるのは吸込仕事率が18W(強運転)しかないということです。まあ、フローリングをササッと掃除出来れば良いよという場合は問題ないのでしょう。

ハンディクリーナー

HC-4107BL

(2014年7月発売)

「パソコンのホコリを吸い取る」という任務に特化したスペシャルモデルです。サイズは175×53×105mm、重さは約210gとデスク周りに置いておいても邪魔にならない、なるほどのコンパクト仕様となっています。気になるのは単3乾電池を4本使用する上、電池の寿命はマンガン電池で約10分、アルカリ電池で約60分とあまりエコ感は無いというところでしょうか。

HC-4326BL


充電台=スタンドとなっていて、自立させた状態で置いておけるハンディ掃除機です。5時間充電で約10分の連続使用とそこそこの充電性能を持ち、過充電を防ぐ通電OFF機能も付いているようです。ダストカップ&フィルターの水洗いも可能となっており、ハンディタイプの掃除機として必要な機能は揃っている感じがします。

HC-5201BL

(2014年7月発売)

本体自体を自立させて置いておけるハンディ掃除機です。重さは約730gと申し分のない軽さですが、約8分の使用時間に対し、充電時間が約10時間必要というのはちょっと効率が良くない気がします。

HC-5233BL

(2007年7月発売)

自動車のシガーソケットに差し込んで使用する自動車内専用の掃除機です。運転音は最大75dBとやかましいことこの上ないですが、車内を手早く掃除する時に細かなことは言っていられません。すきまノズルが折りたたみ式で本体に装着されているというのは便利かもしれません。

HC-5242PW

(2008年9月発売)

空気を吹出す「ブロワー機能」が付いている個性派ハンディ掃除機です。狭い場所でゴミを吸込めないなら吹き飛ばしてしまおうという逆転発想です。付属ホースなどアタッチメントも充実している上、吸込み仕事率も60Wとコンパクトな割にはそこそこのパワーがあります。「ブロワー機能」が付いているのは、車内やガレージ等の掃除が想定されているためのようですが、この掃除機はコードレスではないということに注意しておく必要がありそうです。

HC-D556S


液体や土、砂も吸い取ることの出来るタフネス掃除機です。約8時間の充電時間で約10分使用出来るというのは、すごく魅力的とは言えませんが弱点とまで言ってしまうこともなさそうです。充電台が少し大きめなのが少し気になるところかもしれません。

HC-E202W

(2009年1月発売)

「サッと取り出し、サッと使える充電式コードレス」掃除機です。このタイプの掃除機で、サッと使えるのは、もはや当然と言いたいところですが、サッと使えない掃除機もひょっとするとあるかもしれないので、それよりはベターということは認める他はありません。パッと見は「HC-5201BL」にそっくりです。そしてサイズも同じです。しかし、ツインバード社によく見られる色違いだけモデル変更かと言うとそうではありません。この「HC-E202W」の方が約220g重たくなっています。それでも本体重量は約950gなので、まあそれほど負担という感じはないわけですが、重さはなるべく軽い方が良いということも確かです。「HC-5201BL」の方が新しいモデルなので、改善点として軽量化されたという可能性が濃厚な感じがしますが、実は「HC-5201BL」と比べると、この「HC-E202W」の方が充電時間約8時間に対し約10分使用出来るので使用時間の効率が良かったりします(「HC-5201BL」は充電時間約10時間で約8分使用)。しかし、消費電力は「HC-5201BL」の方がわずかに高く(2.8W。「HC-E202W」は2.2W)、パワーはわずかながら「HC-5201BL」の方がありそうです。まあ、総じてどうということもない違いなので、あまり気にしなくても良いかもしれません。

HC-E219W

(2011年2月発売)

「ペットの抜け毛」を吸い取ることに特化したコードレス掃除機です。ペットの毛を吸い取るための専用部材、その名も「毛トラッシュミニブラシ」を装着することで、カーペットやその他繊維に絡み付いたペットの毛をグイグイ吸込むのだそうです。もちろん「毛トラッシュミニブラシ」だけでなく、一般的なミニノズルも付属しているので通常の掃除にも使用することが出来ます。となると、単純に「毛トラッシュミニブラシ」を他の掃除機でも使えるようにすれば良いだけなんじゃないの?という疑問も起こりますが、もしかすると、そうは問屋が卸さない事情があったりするのかもしれません。また、この「毛トラッシュミニブラシ」は消耗品とのことなので、ペットの「毛が集めにくくなったら」交換する必要があるそうです。必殺の「毛トラッシュミニブラシ」は1つ、420円だそうです。良心的ですね。

HC-E221BL


「HC-D556S」と同様に液体も吸込めるウェット&ドライなコードレス掃除機です。サイズも重さも大きな違いはありません。見た目もそれほどは違わなさそうです。しかし、この「HC-E221BL」と「HC-D556S」は使用時間は約10分と同じながら、充電時間は「HC-D556S」の約8時間に対し、この「HC-E221BL」は約5時間と4割近い短縮を実現しています。ダストカップを外さずに液体だけ捨てることの出来る「水抜き栓」も付いていたりして、「HC-D556S」と比較する分には、この「HC-E221BL」の方がベターという感じがします。

HC-E222W


窓掃除に特化したコードレス掃除機です。網戸の掃除や結露の吸い取りに便利なヘッドが付属しています。もちろん液体の吸い取りもOKです。ただ連続使用時間は約10分なので、本腰を入れて網戸の掃除をしようとすると10分毎に約5時間の休憩(充電時間)を挟む必要がありそうです。

HC-E241S

(2008年6月発売)

「ツール系デザイン」を意識したハンディ掃除機です。確かに質実剛健な見た目をしています。パワフル&コンパクトとなっていて、本体質量は約1.2kgと確かにコンパクトなのですが、この「HC-E241S」はコード付の掃除機です。ものすごくコードレスっぽい外観をしているのですが、しっかりコードにつながれているのです。それでいて60Wの吸込み仕事率となると、残念ながらそれほどパワフルという感じはしません。吸込み口が回転したりする小ワザを持っていたりしますが、この本体サイズでは普通にすき間ブラシに付け替えれば事足りそうです。「必要なときにしっかり役に立つ工具をイメージ」したということなのですが、まさかのイメージ先行型ということなのかもしれません。

HC-E243SBK

(2009年4月発売)

ツール系デザイン掃除機「HC-E241S」にものすごく似ているハンディ掃除機です。しかし、サイズと付属ヘッドなどは異なっています。吸込み仕事率も50Wと10W少なくなっています。消費電力が同じ250Wなだけにちょっと不思議な感じもしますが、これが「ツール系」と普通の掃除機の差ということなのかもしれません。このサイズとしては(しかも吸込み仕事率が50Wなのに)ここまでのサイズが必要なのかというくらい大きめなヘッドが付いています。

HC-E246W

(2011年2月発売)

「HC-E219W」と同じ対ペットの毛専用兵器「毛トラッシュミニノズル」を装着した掃除機です。しかも、「HC-E219W」が約10分しか稼働しないコードレス掃除機だったのに対し、この「HC-E246W」はコード付です。気の済むまでペットの毛と格闘することが出来ると言う訳です。さらにアタッチメントも充実していて、回転するヘッドや伸ばせるホースなどが付属します。ただし、コード付といえども吸込み仕事率は60Wとだいぶ控え目なので、この1台で家の掃除全てを行おうとするのは、ちょっと無理があるかもしれません。

HC-E251GY

(2012年10月発売)

「自動車掃除に便利なハンディクリーナー」という触れ込みですが、この掃除機はコード付きです。シガーソケットから直接電源が取れないことには注意が必要です。しかし、電源(定格出力650W)の問題さえ解決出来れば、伸縮型でしかも曲がるすき間ノズルで狭い空間も掃除することが出来ます。吸込み仕事率も180Wとコードレスクリーナーなど問題にしないパワーを誇りますが、コード付きなので当然と言えば当然かもしれません。

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