軽さよりも価格が魅力?東芝「トルネオミニ VC-C3」

「トルネオミニ」という名前からも分かるようにコンパクトタイプの掃除機です。

グランレッド↓

東芝 サイクロンクリーナー トルネオミニ 掃除機 VC-C3(R) グランレッド


ピンクゴールド↓

東芝 サイクロン式掃除機 トルネオ ミニ ピンクゴールド VC-C3-N


その重量はなんと2.3kg。

付属品を装着した標準重力でも3.8kgと、かなりの軽量化が図られています。
そして、この「VC-C3」は軽いだけでなく、吸引力も侮れません。

「デュアルトルネードシステム」というサイクロン機構を搭載し、吸引力が99%以上持続するのだそうです。

「軽くてスリムな本体で、強い吸引力が続く」!

うひゃー。もう言うことありません!

が、そんなにウマい話があるのでしょうか?

残念ながら、軽い分、妥協しているところもあります。

上位モデル「トルネオV VC-SG513」が搭載している「バーティカルトルネードシステム」と異なり、この「デュアルトルネードシステム」は定期的にダストボックスのハンドルを回してチリ落としをする必要があります。

なぜチリ落としをしてあげる必要があるかというと、サイクロン機構で分離出来なかったゴミがそれだけ沢山あるためです。

要するにサイクロン機構の性能が劣っているということです。

そして、劣っているのはサイクロン機構だけでなく、上位モデルに搭載されているゴミを感知するセンサーや、拭き掃除効果のあるヘッド機能なども、この「VC-C3」にはありません。

しかし!

上位モデルとコンパクトタイプで性能が異なるのは当然と言えば当然です。

性能を取るのか、軽さを取るのか。

そういうことです。

ただ、実は上位の「VC-SG513」も本体3.3kg、標準4.8kgとそれほど重たい掃除機ではないため、「軽い」というこの「VC-C3」の最大の魅力がそれこそ軽んじられてしまいそうな印象もぬぐえません。

その場合は、2万〜3万円近くに達する両者の価格の違いに着目すると、重さや機能の差など軽く吹き飛んでしまったりするかもしれません。

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