TOSHIBA uLos(ウルオス) 気化方式 加湿器 KA-P50X(W)(ホワイト)
3モデルある東芝の円型加湿器「ウルオス」シリーズの中で、丁度まん中に位置するモデルです。
適用畳数は木造8.5畳、プレハブ14畳となっています。
このシリーズの最上位モデルである「KA-P70X」の適用畳数は木造12畳、プレハブ19畳となっているので、最上モデルの70%ほどのパワーということになります。
、、、ただ。
実は、最上位モデル「KA-P70X」とミドルモデル「KA-P50X」は本体サイズが同じです。
そして、水タンクの大きさも同じです。どうりで見た目がそっくりなハズです。
その結果、最上位「KA-P70X」は700ml/hものハイパワー加湿が出来るのですが、連続4時間で水切れを起こしてしまいます。
対するミドルモデル「KA-P50X」の加湿量は500ml/hなので、最大加湿量での連続稼働時間は5時間40分となっています。
同じ水タンクで加湿量が異なるのですから、当然です。
、、、。
正直言って、加湿器の稼働時間として5時間40分というのはそれほど長い訳ではありません。
ましてや、4時間というのはかなり短いと言って良いでしょう。
加湿器としての機能面では、最上位「KA-P70X」とミドルモデル「KA-P50X」との間に差はありません。パワーが少ない分、消費電力と騒音が少なくなっているだけです。
もちろん、分解して徹底的に掃除が出来るという「ウルオス」シリーズの特徴も同様です。
では、ミドルクラス「KA-P50X」の方がベターな製品なのでしょうか?
当然、そうとは言い切れません。
最上位「KA-P70X」でも加湿量を抑えれば、「KA-P50X」と同じだけ稼働時間を持たせることは可能だからです。違うのはパワーだけなので、これまた当然です。
逆に「KA-P50X」はどう逆立ちしても、700ml/hの加湿を行うことは出来ません。
しかし、パワーが弱いということは、それだけ価格も低いということです。
「KA-P50X」の加湿量に見合った広さの部屋で使用するのであれば、価格が安いということが最大の魅力となってきます。
さて、そこで実勢価格を見てみると、、、
最上位モデル「KA-P70X」→約18,000円
ミドルモデル「KA-P50X」→約16,000円
、、、。
価格差、2,000円、、、。
すごく、ものすごーく微妙です。
これが半額なら120%「KA-P50X」の方が魅力的なのですが、2,000円とは、、、。
ここは、市場価格の適正さに驚く他ありません。
結論。
どっちでも良いのではないでしょうか?!
太く短く生きるのか、細く長く生きるのか。
もしかすると、そんな人生に対する価値観が問われているのかもしれません。
ただし、どちらの製品もそれほど太くなく、それほど長くもないのが玉にキズです。
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