オリジナリティに富んだ製品を展開していた時期もありましたが、現在ではメーカーにとって炊飯器は重要ではないカテゴリーと位置付けられているようです。保温機能の無い大胆な1アイテムを除いて無難と言うか没個性気味の製品が並ぶラインナップとなっています。高級炊飯器とも一線を画しているので、その分価格的には安価に抑えられています。
IHジャー炊飯器
KS-HF10B
2019年10月発売モデル。価格目安：25,000円くらい。
すっきりとした外観など、シンプルであることを特徴とする炊飯器です。しかし機能的にもシンプルとなっていて、高度な機能は搭載されていません。
匠の火加減でおいしさ際立つ、5.5炊きタイプ
KS-HF05B
2019年12月発売モデル。価格目安：19,000円くらい。
すっきりとした外観など、シンプルであることを特徴とする炊飯器のコンパクトタイプです。機能的にもシンプルとなっていて、高度な機能は搭載されていません。
匠の火加減でおいしさ際立つ、コンパクトな3合炊きタイプ
IH炊飯器
KS-WM10B
2019年7月発売モデル。価格目安：15,000円くらい。
斬新と言えるほどスッキリとした外観が特徴の炊飯器です。「おひつ」をイメージしたものらしく、ふたが本体から完全に分離する構造となっています。食卓の上に置いて、そのままご飯をよそうという用途には確かに向いているかもしれません。ただ、5.5合炊きモデルにもかかわらず、保温機能を持たないという大胆不敵な機能構成となっているので、炊いたご飯をその場で食べ切ることが出来るご家庭限定のモデルとなります。
炊きたてをおいしく楽しむ。二重ぶた構造と極熱厚まる対流釜を採用
ジャー炊飯器
KS-S10J
2015年12月発売モデル。価格目安：8,000円くらい。
玄米や雑穀米も炊くことが出来るという他には特に機能的な特徴を持たない、ごく普通のマイコン式炊飯器です。発売から少し年月が経っていますが、高機能ではない分、大きな影響はなさそうです。
黒厚釜で、芯までふっくら。健康メニューで炊き分けもできる
KS-CF05B
2019年12月発売モデル。価格目安：9,000円くらい。
玄米や雑穀米も炊くことが出来るという他には特に機能的な特徴を持たないマイコン式炊飯器のコンパクトモデルです。5.5合炊きサイズの「KS-S10J」よりも発売が新しいということもありますが、パンを焼く機能を搭載しており、デザインも一新されています。
3mm黒厚釜で、ふっくらおいしく。米粉入りのパンも焼ける
KS-CF05A
2018年12月発売モデル。価格目安：9,000円くらい。
玄米や雑穀米も炊くことが出来るという他には特に機能的な特徴を持たないマイコン式炊飯器のコンパクトモデルです。後継の「KS-CF05B」と同じ仕様となっており、外観や機能的に違いはありませんが、新しい「KS-CF05B」はお手入れ事項の注意文言などが増えており、細かなところで違うところがあるのかもしれません。それでも旧モデルであるこのモデルをラインアップに残しているということは販売上は特に問題ないという判断なのでしょう。
3mm黒厚釜で、ふっくらおいしく。米粉入りのパンも焼ける
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