SHARP 空気清浄機 ホワイト系 FU-A30-W
シャープの空気清浄専用タイプで最もサイズの小さい機種となります。
そして、ありがちですが、サイズが小さくなっただけではなく、フィルターの仕様もグレードダウンしています。
1つ上の機種となる「FU-A51」では10年交換不要の高性能HEPAフィルター+脱臭フィルターという構造になっていましたが、この「FU-A30」は集塵+脱臭一体フィルターとなっています。
「1枚で2枚分の働き」だと前向きに評価することも不可能ではないかもしれません。
ただ、少なくとも集塵性能は劣っていると思います。
そして、さらにフィルターの交換頻度が2年に1度と大幅に増えてしまっているのです。
交換フィルターが1枚3,360円なので、1年あたり1,680円のフィルター代が掛かるということになります。
フィルターが10年持つ「FU-A51」であれば、1年あたりのフィルターコストは473円。
フィルター代の差は1年で1,207円もあります。
本体の値段が「FU-A51」が19,000〜35,000円、「FU-A30」は14,000〜25,000円。
本体価格の差は5,000〜10,000円です。
ということは、「FU-A30」を10年間使った場合、「FU-A51」とのフィルター代の差は12,070円となり、本体価格の差より大きくなってしまうのです。
、、、これは、かなり微妙です。
もちろん、「FU-A51」は脱臭フィルターが水洗いで交換不要とあるので、その分のフィルター代を加算していません。さらに、高頻度でフィルターを変えた場合と、10年間同じフィルターを使い続けた場合と、結局どちらが空気清浄機として良い結果を生むのかも計算に入れていません。そして根本的なことですが、そもそも同じ製品を10年使い続けることが出来るのか分かりません。
なので、一概にフィルター代だけで全てが決まる訳ではありません。
しかし、やはり微妙な感じがしてしまいます。
また、この「FU-A30」にはダストセンサーが付いていないため、自動運転をしていても花粉やホコリは感知しないという弱点もあります。
うーん。
微妙です。
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