ちょっぴりスリムで中身は同じなセレブ空気清浄機。ブルーエア「270E SLIM」

ブルーエア「270E SLIM」

圧倒的なパワーを誇るブルーエアの空気清浄機のスタンダードモデルの最軽量級「270E」。その「270E」のスリムタイプとして登場したのが、この「270E SLIM」です。


Blueair ブルーエア空気清浄機270E Slim 270ESK110PAW

すごくスリム!というほどじゃない

この「270E SLIM」の最大風量は4.3㎥/分とパワーはそこそこだったりしますが、フィルター構造は上位モデル「650E」や「450E」と同じで、0.1μmの粒子を99.97%除去する!と豪語してみせるほどの性能を誇ります。

ただ、この性能自体は先代「270E」と変わりません。

では、なぜわざわざ「SLIM(=スリム=ほっそりしている)」になったのか。

オー、ニッポンノルーム、セマスギデース!

という、ブルーエア大幹部のツルの一声で狭小住宅が乱立する日本向けに開発された!

ということでは全くないようです。

なぜなら、ヨーロッパ各国や他のアジア地域でもこの「SLIM」タイプは普通に投入されているからです。

だいたい、この「270E SLIM」は驚くほどスリムになったという訳ではありません。

もともとの「270E」とサイズを比べてみると、

「270E」→幅432×奥行241×高さ533mm

「270E SLIM」→幅440×奥行210×高さ530mm

となっています。

確かに奥行きは3.1cm、高さで3mm小さくなっていますが、幅は8mm増えています。

容積でみると1割ちょっと小さくなっているので、まあ、スリムになっていることは確かです。ただ、激ヤセというほどではなさそうです。

ブルーエアは世界各国に事業を展開しており、様々な製品が投入されています。他国では「270E」以外にも「SLIM」タイプがあるところからしてみても、「SLIM」タイプと通常タイプが混在しているのは、製品モデルチェンジの過渡期的なメーカー都合と考えた方が良いのかもしれません。

ダスト?ニオイ?それが問題なのかが問題

現在、この「270E SLIM」を選択する際には「ダストフィルターモデル」と「ニオイフィルターモデル」を選ぶことが出来ます。

「ダストフィルター」がもともとベースとなっているフィルターで、「ニオイフィルター」はダストフィルターの脱臭効果を高めたフィルターなのだそうです。「ダストフィルター」もニオイを吸着しないわけではないそうですが、わざわざ「ニオイフィルター」がある以上、多大な期待は禁物でしょう。

そして、ブルーエアの空気清浄機(クラシックシリーズ)はダストフィルター、ニオイフィルターのどちらも装着出来るようになっています。

ここで、一応「270E/270E SLIM」用のフィルターの価格を確認しておくと、

「270E/270E SLIM」用ダストフィルター→6,000円

「270E/270E SLIM」用ニオイフィルター→10,000円

です。

ちなみに、フィルターは半年交換です。

、、、。

まあ、どうしてもニオイフィルターじゃなくてもいいかな、、、

っていうか、どうしてもブルーエアじゃなくてもいいかな、、、

と、一般庶民を一撃でたじろがせるインパクトを持っているのが、セレブ御用達の空気清浄機「ブルーエア」です。

しかも、これでクラシックシリーズの最軽量級モデルというだから、全くもって侮れないのです。

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