お手軽レイコップ。レイコップ ライト「RE-100」(RE-100JWH)

レイコップ「RE-100」

怒涛の4色展開です。

ホワイト↓

レイコップ 布団クリーナー 軽量 コンパクト RE-100JWH-E

ベビーピンク↓


パステルブルー↓


ハニーイエロー↓


ふとんクリーナーのパイオニア、それがレイコップです。「ライト」という名称からも分かるようにこの「RE-100」は軽量モデルです。そして、スタンダードモデルと比べると価格も安くなっています。廉価版のエントリーモデルという位置付けです。

ところが、メーカーによると「重さも、サイズも、プライスも。スペック以外の全てを軽快に」なのだそうです。

スペック以外を軽快に?

つまり、スペックだけは軽快になっていない?
ということは、スペックは他のモデルと変わらない?

価格が安くて、機能はそのまま。そんな都合の良い話があるのでしょうか?!

やっぱりスペックも軽快になってますー

レイコップのふとんクリーナーは「光クリーンメカニズム」という特許技術でふとんをキレイにします。

UVランプで除菌して、パッドでパタパタふとんを叩き、最後に絶妙な吸引力で吸い込む、という三段構えのメカニズムです。

よく考えたら「光クリーン」と言っておきながら、「光」と関係するのは最初のUVランプだけだ!ということに気がつきますが、特許的には特に問題はないのでしょう。

そして、他のモデルとスペックが変わらないこの廉価モデル「RE-100」にも、もちろんこの「光クリーンメカニズム」がしっかりと組み込まれています。

が、しかし。

この「RE-100」のUVランプの電力は6ワットなのです。

レイコップの他のモデルを見ると、旧スタンダードモデルの「RS」は8ワット、ニュースタンダードモデルの「RS2」は11ワット、最上位モデルの「RP」は16ワット、となっており、モデルの序列順に明確な差が付いているのです。

それだけではありません。

たたき機能を見てみても、この「RE-100」は1つのパッドで毎分3,300回パタパタするのに対し、「RS」は2つのパッドで毎分4,000回、「RS2」は同じく2つのパッドで毎分4,600〜5,000回、最上位モデルの「RP」は4つのパッドで毎分3,600回となっていて、モデルごとに全然違うのです。

絶妙な吸引力については、どのモデルもどれくらいの吸引力があるのか秘密となっているので、詳細は分かりませんがたぶん違うのでしょう。

そして、吸引力の強さとは別にこの「RE-100」には他のモデルにある「ふとんブラシ」=回転ブラシがありません。

こうなると吸引力自体がどうであろうと、ゴミを取る能力に差が出るのは当然というか、差が出ないとおかしいということになりそうです。

そして、結果として「ハウスダスト除去率」は、この「RE-100」が「5分間で80%以上」とされているのに対し、他のモデルは全て「3分間で90%以上」となっているのです。

ちなみにこの「RE-100」だけが運転モードも「標準」の1つだけとなっていて、他のモデルは「パワー」モードがあったり、運転モードが3つに分かれていたりします。

スペック全然違うよ!

という感じがしてならないのですが、これくらいは、メーカー的にはだいたい同じでOKということなのでしょうか?

まとめ

この「RE-100」は「スペック以外」を軽快にという触れ込みですが、他のレイコップ製品と比べると、世間一般では同列に扱ってはいけない感じがするくらい普通に下位モデルな感じです。

ただ、オフィシャル価格を見ても、最上位モデル「RP-100」が6万円弱となっているのに対し、この「RE-100」は約2万円なので、約1/3の価格となっています。

これだけ価格差があれば、2つが同じレベルの製品だと考える人はいないでしょ、というのがメーカーの言い分なのかもしれません。空気読めよということなのです。たぶん。

むしろ、廉価版「RE-100」の能力がプレミアムモデル「RP-100」の1/3になってないことに感謝しよう!というくらいまで深く空気を読み込んでおいた方が良かったりするのかもしれません。

それなら、最初から「重さも、サイズも、プライスも。もちろんスペックだって軽量級」とでもしておいてくれれば、はっきりして良かったような気がするのですが、さすがに多少はリップサービスが必要ということなのでしょう。

ダストボックスが水洗い出来たり、排気フィルターがHEPAレベルだったりしますが、もちろんこれは他のモデルも共通です。

結局、価格が安いことが最大のポイントで、さらに本体サイズが小さく、軽く、そしてカラーバリエーションが4色あるのがオマケの特徴ということになりそうです。ただ、ニュースタンダードモデル「RS2」もカラーは4色展開で、しかも、ホワイト、ブルー、ピンクの3色は色合いが微妙に違うものの、だいたいかぶってしまっていたりするのが難点かもしれません。

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