マキタのコードレスクリーナーや、ツインバードのコード付きスティック掃除機、アイリスオーヤマの軽量コードレスクリーナーなど、手堅い人気を得ているモデルと、どこかで見たことのある外観と、似たような機能と、カタコト感のある商品説明を羅列する、どこか怪しげなOEM系製品が入り乱れるランキングとなっています。OEM系製品の中には、全てではありませんが、唐突に製品が入れ替わってしまったり、信頼性に難があると言わざるを得ないものも混じっていたりするので、注意が必要でしょう。
1位
マキタ「CL108FDSHW」
2018年8月発売モデル。価格目安:14,000円くらい。
吸引力が強く、バッテリーの持ちも良く、本体も軽いという高い使い勝手を誇るマキタの大人気コードレスクリーナー「CL107FDSHW」の派生モデルです。違いはダストボックスが紙パック式→カプセル式へと変更になっていることです。カプセル式=吸い込んだゴミをそのまま溜め込んでいく方式なので、ゴミ捨ての際はダストボックスのゴミをゴミ箱にゴソッと移すことになります。このため、直接ゴミに触れることになる可能性が大なのですが、その代わり、紙パック式より多くのゴミを吸い込むことが出来、余計な部品が無い分、本体も軽くなっています。仕組みも簡単になるせいか、ベースモデル「CL107FDSHW」よりもほんの少し安価になっています。
ゴミの捨てやすさと、快適連続運転を両立した新タイプ!
→詳細ページ
2位
ツインバード「TC-E123SBK」
2012年9月発売モデル。価格目安:3,600円くらい。
コード付きの掃除機です。軽くて、簡単で、値段が安いというコストパフォーマンスを追求しているモデルです。
軽くてもパワフル。スティック&ハンディの1台2役
→詳細ページ
3位
アイリスオーヤマ「IC-SLDCP10-R(レッド)」
2020年3月発売モデル。価格目安:17,000円くらい。
単なるコードレスクリーナーだけではなく、細かなゴミを吸着する静電モップとセットになっている製品です。さらにコードレスクリーナーを置いておける専用スタンドも付いてきて、そのスタンドにコードレスクリーナーをセットすると、静電モップのゴミをコードレスクリーナーで吸い込むことが出来るという、一石二鳥なのか、普通に二石二鳥なのか、なんとも評価が分かれそうなメーカー独自のシステムとなっています。同様の仕組みを持つアイリスオーヤマの人気商品に「IC-SLDCP5」がありますが、この「IC-SLDCP10」は紙パック式ではなく、サイクロン式の掃除機となっています。
サイクロン式とパワーヘッド×静電モップで家中丸ごとキレイに!
4位
APOSEN「コードレス掃除機(H10)」
2019年11月発売モデル。価格目安:8,000円くらい。
軽量でパワフルという魅力的な触れ込みのコードレス掃除機です。稼働時間も最大35分(充電5時間)と通常の使用に耐えうる長さとなっています。問題は触れ込み通りの性能を発揮できるかどうかの信頼性ということになるでしょう。また、2か月ごとに内蔵HEPAフィルターを交換することが推奨されており、1つ700円のフィルターを年間6回購入すると、2年でフィルター代が本体価格を上回るという、なかなかのフィルターコストが掛かることには注意する必要があるかもしれません。もちろん、それだけ本体価格が安価に抑えられているという好意的な解釈をすることも不可能ではありません。
2段階モード&パワフルな吸引力
5位
GeeMo「H594掃除機(赤)」
2019年12月発売モデル。価格目安:4,000円くらい。
いかにも「コードレス」っぽい外観をしていますが、吸引力の強さをウリとする「コード付き」のスティッククリーナーです。サイクロン式という触れ込みですが、サイクロンの効率よりはフィルターでガッチリとゴミをキャッチするタイプの掃除機です。
最大17000Paハイパワーで超強吸引性能を実感
6位
日立「PV-BFL1 N(シャンパンゴールド)」
2019年2月発売モデル。価格目安:33,000円くらい。
使える状態での重さがわずか1.4kgという圧倒的な軽さで小回り勝負するモデルです。しかし、ギリギリの軽さを追求した影響なのか、吸い込めるゴミの容量が0.15リットルしかないところは、弱点となる可能性があるかもしれません。
軽快おそうじ、始まる。この軽さでキレイをもっと楽しく
→詳細ページ
7位
アイリスオーヤマ「IC-SLDCP6M」
2020年8月発売モデル。価格目安:18,000円くらい。
「業界最高水準の軽さ」だというアイリスオーヤマのコードレス掃除機です。床用ブラシとして自走式のパワーブラシを搭載していながら、使用時の重さで約1.6kgと、確かにかなりの軽量モデルとなっています。アイリスオーヤマではお馴染みとなる、静電モップとのコンビ技も標準装備です。他のモデルと比べると、自動で20~30分というバッテリーの持続時間は少し見劣りするかもしれません。
「自走式パワーヘッド」ですいすい進み、ぐんぐん吸い込む
8位
WOWGO「サイクロン超軽量掃除機」
年月発売モデル。価格目安:4,000円くらい。
コードレスクリーナーっぽい外観をした「コード付き」の掃除機です。「超高効率吸引力」で微細なゴミもしっかりと吸い取ってくれるそうですが、フロアブラシには回転ブラシが無さそうなので、カーペット上での吸引力には限界があるかもしれません。実際、カーペットには吸い付いてしまうらしく、カーペット上では「後ろ向き」に掃除するように、との注意書きがあります。「工場出荷量が多いので、いくつかの不良品は避けられない」との大胆な宣言も辞さない硬派な姿勢については大きく評価が分かれるところでしょう。もちろん販売店には「メール」で「お気軽にご連絡」できるそうです。
超強吸引性能の超軽量掃除機
9位
MooSoo「超軽量 サイクロン式 スティッククリーナー(D600)ブラック」
2019年4月発売モデル。価格目安:6,000円くらい。
ハンディとスティッククリーナーの2WAY使用が可能という触れ込みですが、見た目を裏切るコード付きの掃除機であることは要注意です。また吸引力が強すぎるため、カーペットの上では後ろ向きに掃除して欲しい、という後ろ向きな使用方法を推奨する製品だったりします。色違いとなる「ホワイト」も人気モデルのはずですが、同時にランクインして来ないところを見ると、ランキング上では合算して集計されているのかもしれません。
ハイパワー600W 超強吸引力17000Pa。0.3μmまで微細なゴミもしっかり吸い取れる
10位
MooSoo「コードレス 掃除機 X6」
2019年9月発売モデル。価格目安:11,000円くらい。
コードレスっぽい外観をしながら、実はコード付きの掃除機という、なんちゃって系モデルが多い中、正真正銘のコードレスなスティッククリーナーです。5時間の充電で20〜30分使用できるというバッテリー性能は特に優れたものはなく、吸引性能や機能についても目を見張るようなものは無さそうですが、本体価格を考えれば納得のいくところかもしれません。「4 in 1」の1台4役というキャッチコピーが付いていますが、「スティッククリーナー」と「ハンディ型クリーナー」の2役以外には特に記載が無いことについての解釈は見る人に委ねられているようです。
4-IN-1 コードレス掃除機
※上記は調査時点でのランキングと価格目安です。amazon内では1時間ごとにランキングが更新されています。
コメント