加湿器ランキング in amazon(2020/7/8)

低価格のなんちゃって系な超音波加湿器が多数を占める状況は続いていますが、なんと1位に輝いているのは、1台3役で高価なシャープのマルチモデルとなっており、結果として数万円のモデルから1,000円を切るモデルまで、実に間口の幅広いランキングとなっています。ランクインしている製品の加湿力も千差万別なので、本気で室内の湿度の調整をしたい場合は製品の仕様に注意を払うことが必要でしょう。

1位

シャープ「KC-HD70」

2017年4月発売モデル。価格目安:46,000円くらい。
なかなかの除湿力に、そこそこの空気清浄力と加湿力、そしてなぜか最低ランクのプラズマクラスターが1台に収まっている1台3役のマルチモデルです。


除湿も加湿も空気清浄も。24時間、365日いつも快適

2位

JOYHOUSE「超音波加湿器(ブラック)」

2018年9月発売モデル。価格目安:2,000円くらい。
加湿量が最大で35ml/時という至近距離使用向けの小型加湿器のブラックモデルです。ボトル型加湿器の草分けとも言うべき存在ですが、ジャンル自体が新しいので、その歴史はそれほど長いものではありません。


持ち運び便利
詳細ページ

3位

Miserwe「アロマディフューザー550ML加湿器」

2018年2月発売モデル。価格目安:2,200円くらい。
いかにもデザイン重視っぽい外観をした小型の加湿器です。「マイナスイオンを大量に発生するので、減菌や、粉塵除去や、空気浄化などの効果が期待できます」と、グレーゾーンに完全に踏み込んだようなアピールをしていますが、大丈夫なのでしょうか?「本製品は100%新製品をお届けします」という文言にも、この会社の耳に入る範囲で、新製品でない製品を送ったり、送られたりする事例があることを示唆しているようで、今ひとつ安心感にはつながりません。そもそもこのモデルは、製品名や加湿力についても不明なのですが、タンクが550mlということを考えると、強力な加湿力は望みようが無いことは明らかでしょう。また、衛生面をサポートする機能は特に無いので、本体の清掃はキッチリ必要です。


550ml 加湿器 アロマディフュー

4位

日立「クリエア EP-MVG90」

2016年9月発売モデル。価格目安:37,000円くらい。
販売から年月は幾分経ちましたが、なかなかパワフルな風量と、ホコリとニオイだけでなく、温度+湿度センサーも搭載している基本性能の高い空気清浄機です。発売当時の最上位モデル「EP-MVG110」との差もそれほど大きくはありません。さらに、プレフィルターの自動お掃除機能まで付いているという充実モデルとなっています。

自動おそうじ「クリエア」
詳細ページ

5位

Vacplus「アロマディフューザー加湿器(木目調)」

2017年2月発売モデル。価格目安:2,600円くらい。
木目調デザインが特徴となっているコンパクトな加湿器です。加湿よりもアロマデュフューザーとしての機能の方を重視しているらしく、加湿力はオマケ程度のパワーしかありません。選択するアロマオイル次第にはなりますが、心地よい香りと、7色に光るLEDライトでお部屋の雰囲気づくりに役立つことが目的の製品なのだと思われます。


潤いを保ちながら いい香りで満たす

6位

シャープ「KC-F70-W」

2015年9月発売モデル。価格目安:20,000円くらい。
本来は加湿器ではなく、あくまで加湿機能が付いた「空気清浄機」です。発売は2015年と少し古いモデルですが、静電HEPAフィルター+脱臭フィルターという王道のフィルター構成に加えて、5つのセンサーに基づく自動運転など、空気清浄機としてはシンプルながら信頼出来る機能を持つモデルです。


リビング・寝室におすすめ。薄型スリムデザインのスタンダードモデル

7位

B&G「アロマ超音波加湿器」

2018年11月発売モデル。価価格目安:3,300円くらい。
やけどの心配のない「安全な加湿方法」という触れ込みですが、超音波加湿器で問題となることの多いタンクの中の水の衛生面についてはノーコメントとなっています。まあタンク容量が100mlと、コップ1杯よりも少ないので、大勢に影響は無いということなのかもしれません。ただそれはつまり、部屋の湿度にもそれほど影響が無いという危険性にもつながるかもしれません。


安全な加湿方法

8位

Jawwei「ミニ超音波加湿器 ピンク」

2019年10月発売モデル。価格目安:800円くらい。
砂時計のような斬新な外観が特徴となっている小型の加湿器です。ただ中身については、7色に光るLEDと、ボタンを押すたびにミストの噴出ペースが変わる機能しか搭載してない、割とありがちなものとなっています。容量が200MLしかないのに「大容量」と表記してみたり、40ml/時の加湿量を「大出霧量」と言ってみたり、あまり見かけない文字表記についても気になりますが、何よりもその意図が理解しがたいところにちょっと不安を感じてしまうのは致し方ないところです。まあ圧倒的な低価格の製品なので、細かいことは気にしないでよ、というノリなのかもしれません。


安全な加湿器の方法

9位

AUJEN「6L 超音波加湿器(令和最強版) 」

2019年10月発売モデル。価格目安:4,000円くらい。
6リットルもの巨大な水タンクを搭載しているモデルです。しかし、加湿能力はおろか、巨大な水タンクの衛生面をどうやってキープするのかも分からないというナゾ多き製品でもあります。


空気でリフレッシュ。肌を潤すこともできる

10位

URHARBOR「超音波加湿器」

2019年8月発売モデル。価格目安:6,700円くらい。
湿度センサーに基づいた自動運転が可能で、大きめのタンクを備えているので長時間の加湿も問題なく、おまけにリモコンも付属するという、なかなか高スペックな加湿器です。弱点は商品説明などのカタコト感などに若干の不安を感じさせられるところかもしれません。


空気、うるおう

※上記は調査時点でのランキングと価格目安です。amazon内では1時間ごとにランキングが更新されています。

コメント