欲張りたい初心者向けのソニッケアー新シリーズ。フィリップスの電動歯ブラシ「プロテクトクリーン(プレミアム)」

ソニッケアーの新シリーズ「プロテクトクリーン」は大きく3種がありますが、この「HX6897/25」はその中の最上位となるプレミアムモデルです。

↓(HX6897/25)


フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー プロテクトクリーン プレミアム HX6897/25(ホワイト)

「プロテクトクリーン」は2018年7月に登場したソニッケアーで最も新しいシリーズですが、最も高機能なシリーズというわけではありません。

最上位シリーズは依然として、スマホとの連携機能を備えた「ダイヤモンドクリーンスマート」ですが、スマホとの連携機能は無いものの豊富な運転モードを備える「ダイヤモンドクリーン」もこの「プロテクトクリーン」の上位に位置しています。

現在のソニッケアーのラインアップからは、中位モデルとなっていた「フレックスケアー」と「ヘルシーホワイト」シリーズが消えているので、この「プロテクトクリーン」は新しい中位シリーズということになるのでしょう。

実際、この「プロテクトクリーン」の価格を見ると、シリーズ最上位の〈プレミアム〉が約2万円、中位の〈プラス〉が約1万5千円、下位の〈ノーマル〉モデルが約1万円となっています。

これは、3万円を超える「ダイヤモンドクリーンスマート」、2万5千円の「ダイヤモンドクリーン」と、1万円を切る「ガムヘルス」の間をキレイに埋める価格帯となっています。

しかし、単にシリーズ名が変わっただけではないところが、この「プロテクトクリーン」の良いところです。

まず、この「プロテクトクリーン」シリーズは全モデルに「過圧防止センサー」が搭載されています。「過圧防止センサー」があると、ブラシを歯に押し付け過ぎてしまって、歯ぐきを痛めてしまう心配が少なくなるので、電動歯ブラシを使う際には是非とも搭載していて欲しい機能の1つですが、従来の「フレックスケアー」シリーズには搭載されていないモデルもあったのです。

そして、この「プロテクトクリーン」には「ブラシヘッド認識機能」も付いています。

これは対応するブラシヘッドを本体に装着すると、自動でそのブラシに合わせた運転モードに変更してくれるという機能です。通常のブラシからガムケア用のブラシに交換した際に本体のスイッチで運転モードを切り替えなくても良いので、運転モードを使いこなす人にとってはかなり便利となります。ブラシヘッドを付け替えた後に運転モードを切り替えたり、強さを変えたりした場合は、その設定を記憶して、同じブラシを付けた時には自動で記憶した設定に変えてくれるという、なかなかのお利口さんだったりします。

この「ブラシヘッド認識機能」は、2017年に発売された最上位モデル「ダイヤモンドクリーンスマート」には搭載されていますが、2016年発売の「ダイヤモンドクリーン」には搭載されていない機能です。今後投入される上位モデルには漏れなく付いてきそうな感じはありますが、現時点では先進的な機能と言えそうです。

この「プロテクトクリーン」シリーズの〈プレミアム〉、〈プラス〉、〈ノーマル〉モデルの違いは、基本的に運転モードの種類です。〈プレミアム〉が通常用の「クリーン」、歯ぐきケア用の「ガムケア」、ステイン落とし用の「ホワイト」の3種類、〈プラス〉が「ホワイト」を除いた2種類、そして〈ノーマル〉は「クリーン」のみの1種類となっています。全てのモデルに「過圧防止センサー」が付いているので、初めて電動歯ブラシを使うという人にとっても安心感があると言えます。

あとは、磨き方にもこだわりたい!という人はこの〈プレミアム〉、価格重視という人は〈ノーマル〉、とりあえず間を取っておきたいというどっちつかず派の人が〈プラス〉ということになりそうです。

1つ注意点として、この〈プレミアム〉には、3つの運転モードがありますが、最初から付属してくる替ブラシは、「ガムケア」用の「ガムプラス」と、「ホワイト」用の「ホワイトプラス」の2本だけです。

通常用の「クリーン」向けには替ブラシの「クリーンプラス」を別途購入しなければならないというイマイチなことになっています。まあどうせ基本的に替ブラシは3ヶ月で交換するんだから良いでしょ、というのがメーカーの考えなのだと思われます。

■プロテクトクリーン(プレミアム)のスペック

ブラシ振動数約31,000ブラシストローク/分
サイズ-
重さ-
連続使用時間約2週間
充電時間48時間
バッテリーリチウムイオン充電池
運転モード3種(クリーン・ホワイト・ガムケア)
付属ブラシ2本(ホワイトプラスブラシヘッド・ガムプラスブラシヘッド)

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