史上最高のブラッシング体験が出来る！PHILIPSのソニッケアー「ダイヤモンドクリーンスマート」

フィリップスの電動歯ブラシブランド、ソニッケアーの最上位モデルです。

替えブラシを収納するための「ブラシヘッドホルダー」が付属するルナーブルー↓


フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート ルナーブルー HX9964/55

ブラック↓


フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート ブラック HX9934/15

ホワイト↓


フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー ダイヤモンドクリーン スマート ホワイト HX9934/05

この「ダイヤモンドクリーンスマート」は、「ソニッケアー史上最高のブラッシング体験」が出来るという触れ込みがされていますが、まあ正直言って、この手のアピールはそれほど珍しいものではありません。

というか、ソニッケアーでは前年モデルにあたる「ディープクリーン」でも「史上最高の歯垢除去力」をうたわれていました。最新の最上位モデルなんだから、自社モデルでは史上最高なのがむしろ普通なんじゃないの？と、これは誰しも思うところなのではないでしょうか？

ただ、この「ダイヤモンドクリーンスマート」には、なかなか侮れない新機能が搭載されていることも確かです。

まず目を引くのが、ブラシヘッドを付けるとそのブラシヘッドに合った運転モードと強さに自動で変更してくれる「ブラシヘッド認識機能」でしょう。

この「ダイヤモンドクリーンスマート」には最上位モデルらしく、4つの替えブラシと5種類の運転モードがあります。4つの替えブラシに対して5つの運転モードでは数が合いませんが、これは変更も可能です。ただ実際問題、通常用のブラシとして使うと思われる「プレミアムクリーンヘッド」に対応する運転モードを基本の運転モードである「クリーン」か、振動を加える「ディープクリーンプラス」にするかの選択余地があるだけで、残りの３つのブラシヘッドである「プレミアムガムケア」、「プレミアムホワイト」、「舌磨き」については、それぞれ運転モードの「ガムヘルス」、「ホワイトプラス」、「舌磨き」にピタリと対応していそうなので運転モードについてはあまり変更する必要はなさそうです。

ブラシヘッドを付け替えると最初は出荷時のデフォルト設定になりますが、途中で運転モードやブラッシングの強さを変更した場合はそのモードと強さを本体が記憶してくれるので、同じ操作を毎日繰り返す必要はありません。電動歯ブラシを使いこなそうと考えた場合、これはかなり便利な感じがします。ステイン落とし用のブラシヘッドを付けたら、自動でステイン落としのモードに変わってくれるというのは、よく考えたらこれまで無かったのが不思議に思えるくらいに合理的な話です。

また、この「ダイヤモンドクリーンスマート」は、アプリを通じたスマホとの連動機能も侮れないことになっています。

このアプリは単なるタイマー的な使い方ではなく、本体の動きを感知して、磨いたところと磨いていないところをリアルタイムで表示するブラッシングのサポート機能が付いています。気をつけて磨きたい箇所の指定まで出来るなど、カスタマイズも可能となっています。アプリとの連携機能は今後多くの製品で改善されるポイントとなりそうですが、現時点ではかなり分かりやすいアプリとなっている感じがします。

たぶんこのアプリとの連携機能と共通のセンサーを使用していると思われますが、この「ダイヤモンドクリーンスマート」はブラシヘッドの交換時期も教えてくれます。単純に時間を計っているのではないらしく、ブラシヘッドを歯に当てる時間とその力の強さも考慮しているのだそうです。

この「ダイヤモンドクリーンスマート」が「ソニッケアー史上最高」なのかどうかはともかく、かなり先進的な電動歯ブラシだということは間違いないでしょう。しかし、ブラッシングの性能については特に新しい点はなく、旧モデルから大幅に進化している訳ではなさそうです。

なので、スマホとの連携性能が高い分、スマホと連携させたくない、或いはスマホを持っていないという場合は、残念ながらこの「ダイヤモンドクリーンスマート」の能力を生かし切ることは出来ないかもしれません。ブラッシングモードはだいたいメインのモードしか使わないかも、、、という場合はなおさらでしょう。

つまり、この「ダイヤモンドクリーンスマート」は、電動歯ブラシを使って、しっかり、きっちり歯を磨こう！という歯ミガキ意識高い系の人向きの製品というわけです。なので、もちろん本体価格も高い系ですし、替えブラシも1本約1,000円オーバーの高い系となっています。

■ダイヤモンドクリーンスマートのスペック