旧モデルにオマケが付いた業界最高水準に軽い紙パック掃除機。パナソニック「MC-JP810G」

「ニッポンを楽しむ」というコンセプトの上質家電シリーズ、Jコンセプトにも名を連ねているモデルです。

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パナソニック 紙パック式掃除機 Jコンセプト MC-JP810G-Wホワイト

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パナソニック 紙パック式掃除機 Jコンセプト MC-JP810G-Cベージュ

2014年に「MC-JP500G」として初登場以来、「MC-JP510G」、「MC-JP520G」、「MC-JP800G」、そしてこの「MC-JP810G」と代替わりを続け、高級系紙パック式掃除機として、もはやお馴染みとも言える存在となりました。

シリーズを通して一貫されているのは「軽さ」です。

この「MC-JP810G」も本体2.0kgと、従来からの軽さが踏襲されています。

ただ、この「MC-JP810G」の場合、単に軽さを踏襲しているだけでなく、中身の機能もそっくり旧モデル「MC-JP800G」と同じ仕様となっています。

ホースの色が違う(「MC-JP810G」はグレー、旧モデル「MC-JP800G」は白)ので、見分けることは可能ですが、外形の輪郭はほぼ同じ、というか、たぶん全く同じでしょう。

旧モデルと仕様は同じと言っても、新しいこの「MC-JP810G」の方には付属品として「ペタすき間ノズル」という、その名の通り、狭いすき間を掃除しやすいペタッとしたノズルが付いてくるので、旧モデルと同じ価格であれば、この「MC-JP810G」を選択した方がベターです。

この「MC-JP810G」に付属品を1つ多く付けた理由について、旧モデルで開発費は回収を終えたのでオマケを付けてみました!という言及はメーカーから一切ありませんが、せめてもの埋め合わせに違いない、と勘ぐってみることは個人の自由でしょう。

そして、たとえ旧モデルと同じ仕様と言っても、この「MC-JP810G」がダメな掃除機なのかというと、全くそんなことはありません。

パナソニックが得意とするミクロのゴミを見分けるセンサーはもちろん搭載されていて、それに基づく自動運転も可能です。床用ノズルと、床用ノズルを外した子ノズルの先端にはLEDライトが搭載されていてゴミを確認しやすくなっているほか、床用ノズルには、ふき掃除効果や、ヘッドを浮かせた時に自動で運転停止する機能も付いています。

本体の軽さに加えて、ハンドルの位置や長さも本体の操作がしやすいように工夫されています。

紙パック式掃除機として何か問題がある感じは無く、「Jコンセプト」のラインナップに入っているだけあって、むしろ高性能と言って良いモデルでしょう。

ただ旧モデルと同じなだけです。

掃除機に革新的な何かを求めていたり、ともかく価格の安さを最優先としている場合は、間違いなく対象外となりそうですが、何となくキレイめな紙パック式掃除機を探している場合は、旧モデルと同様に有力な候補となるモデルでしょう。

■MC-JP810Gのスペック

発売2018年6月
タイプ紙パック式
集じん容量1.2リットル
吸込仕事率100~300W
消費電力380~850W
運転音57~59dB
サイズ幅195×奥行383×高さ191mm
重さ(使用時標準)2.0kg(3.3kg)
付属品すき間用ノズル、ペタすき間ノズル、つぎ手パイプ、ホース掛け

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