節電大賞を受賞した優良品「MJ-120GX」の下位にあたるモデルです。
本体サイズは「MJ-120GX」と同じですが、除湿能力は「MJ-120GX」の11L (50hz)から9L(50HZ)へと減少しています。パワーダウンの影響で、2kg相当衣類の乾燥時間も標準モードで64分→70分と長くなっています。
しかし、消費電力は標準の衣類乾燥で411Wh→320Whに削減。運転音も49dB→48dBへと、わずか1dBですが減っています。
必殺の「部屋干し3Dムーブアイ」を搭載しており、メインの機能は上位の「MJ-120GX」とほぼ同じです。「MJ-10HGX」には、「MJ-120GX」に搭載されていた大型液晶パネルが無いので、「3Dムーブアイ」の威力が感じにくいような気もしないでもないですが、最大の違いはパワーと言って良さそうです。
少しでも早く洗濯物を乾燥させたい人は上位の「MJ-120GX」、ほど良く仕上がれば良いという人はこの「MJ-10HGX」でも十分な感じがします。
ただ、上位機「MJ-120GX」の本体価格は37,000円前後と流通する除湿乾燥機の中でも、確かに最上位クラスの製品ですが、「MJ-10HGX」も32,000円前後となかなかの高価格製品です。これだけの予算を除湿乾燥機に掛けるのであれば、どうせなら最上位機の方でも、、、という誘惑に駆られてしまいそうです。
「MJ-10HGX」はパワーを犠牲にしている分、省エネ性能が勝っています。普通に衣類乾燥運転をした場合、その差を電気代にすると1月あたり約120円。これもなかなか微妙な金額かもしれません。
除湿運転やお風呂場の乾燥などに使えば使う程、この金額は大きくなるわけですが、店頭などで上位機「MJ-120GX」に安い値札が付けられていたりすると、大いに悩むことになりそうです。
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