省エネ大賞受賞!お国のお墨付き除湿乾燥機、三菱「MJ-120GX」

三菱電機の除湿乾燥器のメイン(たぶん)モデルです。



この「MJ-120GX」の得意技は「狙いうち乾燥」です。

「狙いうち」なんて、ちょっと物騒な感じもしてしまいますが、これが実にスゴいのです。

なにしろ、独自の赤外線センサーにより、洗濯物の表面温度を検知し、洗濯物の位置や乾き具合によって運転を自動で制御してくれるというのです。

この独自センサーには「部屋干し3Dムーブアイ」という分かりやすいような、分かりにくいような長いネーミングがつけられています。

さらにスゴいことに、この「部屋干し3Dムーブアイ」君は、洗濯物の温度だけでなく、干されている複数の洗濯物の間の空間を感知し、洗濯物のない空間への送風はカットするという離れ業もみせてくれます。

「洗濯物の乾きムラを見分けられるのは、三菱だけ」(キリッ)

とメーカーがドヤ顔を決めてみせるのもムリはないくらいの高性能センサーです。

もちろん、センサーだけでなく、除湿乾燥器としての基本性能も決して低くはありません。

まず、1日11/12リットル(50/60Hz)と、根本的にハイパワーです。

2kg相当の洗濯物の乾燥時間は64分、そして消費電力は325/385W(50/60Hz)という数字は、特別抜きん出た数字ではありませんが、この「MJ-120GX」は必殺の「ムーブアイ」を利用する「節電モード」を備えています。基本は送風で乾燥させ、仕上げに除湿を行うことで、消費電力量を「ムーブアイ」+「節電モード」を使わない状態より、40%も節約してくれるのです。

素晴らしい!

それもそのはず、この「MJ-120GX」は2012年の省エネ大賞(省エネルギーセンター会長賞)を受賞している、いわばお墨付きの製品なのです。

大画面液晶やデジタルで見やすい湿度表示の他、抗菌・防カビで洗えるフィルター、本体内部を乾燥させてカビの発生を防止する「内部クリーンモード」など衛生面にも配慮されています。

本体サイズや運転音も抑えられており、まあ、なかなか手堅い感じのする製品と言えそうです。

ただ、自慢の「節電モード」を選択した場合、2kg相当の乾燥時間が標準の64分→174分へと3倍弱へと伸びてしまうので、「節電モード」の使いどころにはちょっと注意する必要があるかもしれません。

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