三菱電機 蒸気レス本炭釜NJ-XW104J
三菱電機の誇る「蒸気レスIH」シリーズの最上位モデルです。
ピアノブラック↓
三菱 蒸気レスIH 本炭釜 NJ-XW104J-K ピアノブラック
ルビーレッド↓
三菱 蒸気レスIH 本炭釜 NJ-XW104J-R ルビーレッド
純度99.9%の炭素材
この製品の最大の特徴は「本炭釜」という名前が示す通り、内釜が純度99.9%「炭」だということです。
一般的な金属釜の場合、薄いステンレス層のみが発熱するのに対し、炭釜は釜全体が発熱するようです。
どちらが熱伝導性が高いのか?
まあ当然「炭」の方が熱伝導性が高いですよ、というわけです。
その結果、加熱時には金属釜とは比べものにならないほどの大きな泡が発生し、お米の一粒一粒が口の中でほぐれやすい絶妙な食感に炊きあがるそうです。
ほー。
「炭」と言えば、一般的には「木炭」のイメージがあるので、確かに熱伝導性は高そうです。
というか、木炭だとそれ自体が発熱体なので、熱伝導うんぬんより、もうめちゃくちゃ熱そうです。
ちなみに木炭を加熱すると800℃くらいの温度まで上がるようですが、この「本炭釜」君は間違いなくそこまでは熱くならないと思われるので、そこのところは安心です。
子供だましではない蒸気レス
また、シリーズ名の別の部分、「蒸気レス」が表す通り、この「本炭釜」君は炊飯時に蒸気を出しません。
もちろん、加熱時には沸騰しているので、蒸気は出ているのですが、それを本体に搭載されている「水タンク」を使って冷却することで蒸気を機外に排出しない構造となっているのです。
熱い蒸気が出てこないので「安全」という訳です。
この機構により第3回キッズデザイン大賞を受賞しているそうです。
もちろん、子供だましのデザインということではありません。子供のやけどを防止出来るということですね。
さらに「安全」なだけでなく、蒸気を出さない=吹きこぼれしないということで、連続して沸騰させることが出来るため、強火を維持出来るそうです。
ほー。
まとめ
そしてこの「本炭釜」君、見た目にも特徴があります。
見ての通りの「箱形」をしているのです。以前より、四角いデザインの炊飯器は増えていますが、ここまで「箱形」をしているのは世界広しと言えども、この三菱電気の「炭釜」シリーズのみです(たぶん)。
四角い=フラットな面が多い=汚れを拭き取りやすい
という利点もあるようです。
重量センサーを搭載していて、炊飯量に応じて加熱時間を変えたり、全国のお米20品種に合わせて加熱調整をしたりとハイテクな機能もあります。
なかなか良さそうじゃないですか。
ただ、この「本炭釜」君の肝である、「炭釜」はヒビが入ったり、欠けたり、割れたりしやすい素材だそうです。
、、、。
まあ、「炭」ですものね。
なので、固いもので内釜に衝撃を加えることは厳禁です。
ちなみに、「炭素材料は人体に害はありませんが、口に入るとけがをする恐れが」あるそうです。
ご飯を食べていて、ジャリッと音がしたら要注意です。
ケガの原因=炊飯器
とならないように「本炭釜」の取扱にはくれぐれも注意しましょう。
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