マメに替えれば、安いフィルターでも問題無し?シャープの空気清浄機「KC-A40」

シャープの加湿空気清浄機「KC-Aシリーズ」で最も小さいモデルとなるのが、この「KC-A40」です。





最新のプラズマクラスター25000ではなく、プラズマクラスター7000を搭載しているのは上位モデルにあたる「KC-A70」「KC-A50」と同様です。

しかし、この機種は「KC-A70」&「KC-A50」とはフィルター構造が違います。

「KC-A70」&「KC-A50」がメインのフィルターに「HEPAフィルター」を使用し、脱臭フィルターとは分かれているのに対し、この「KC-A40」は脱臭フィルターと一体型になったフィルターを採用しています。

どちらが良いフィルターなのか。

これは、おそらく「HEPAフィルター」の方が良いでしょう。

フィルターの性能ももちろんですが、「KC-A70」&「KC-A50」はフィルター交換が約10年となっているのに対し、「KC-A40」は5年で交換が必要になるからです。
※加湿フィルターに関しては、「KC-A40」も「KC-A70」&「KC-A50」同様に交換は10年目安です。

このフィルター構造の違いと、適用畳数が「KC-A50」と比べて、13畳→11畳と微妙に小さくなったことで、パワーと本体サイズも微妙に小さくなっています。

これで「KC-A50」との価格差が約1,000円〜12,000円。

価格差にバラツキがあり過ぎますが、同じような価格で両モデルともが入手出来るのであれば、積極的にこの機種を選択するメリットはあまり無さそうです。

もちろん、フィルター性能自体より、マメにフィルターを交換して、常に綺麗な状態を保った方がベターだという考え方もあります。

その場合は、1回のフィルター交換の費用が、

「KC-A50」=HEPA(4,725円)+脱臭(3,465円)=8,190円
※「KC-A50」の脱臭フィルターの交換は本来は不要

「KC-A40」=一体型フィルター(3,885円)
なので、価格差が4,305円あります。

あくまで、メーカー推奨の交換頻度を無視して同時に交換をした場合という、ちょっと無理な設定ですが、ともかく高頻度にフィルターを換えたい人なら、「KC-A40」を選択するということもあるのかもしれません。

けど、そんなマメで綺麗好きな人の部屋は、プラズマクラスター自体も不要なほど、綺麗だったりするような気もします。

コメント