最高じゃないプラズマクラスター搭載。シャープの空気清浄機「KC-A70」

プラズマクラスター史上最高峰の「KI-AXシリーズ」ではなく、「プラズマクラスター7000」ユニットを搭載した「KC-Aシリーズ」。

その中でも最大のサイズとなるのが、この「KC-A70」です。



「KI-AXシリーズ」と比べると、本体前部の出っ張りが無い分、スッキリした印象です。もしかするとパッと見では、それほど大きな違いはないような感じがするかもしれません。

それもそのはず。最高級シリーズである「KI-AXシリーズ」との最大の違いは、本体の中に搭載されているプラズマクラスターユニットです。

「KI-AXシリーズ」が「プラズマクラスター25000」を搭載しているのに対し、「KC-Aシリーズ」に搭載されているのは「プラズマクラスター7000」となっているのです。

そして、その他の機能面で大きな違いは見当たりません。脱臭フィルターが違うものになっているようですが、それくらいです。

これはどういうことなのか。

30,000円〜60,000円で販売されている「KC-A70」と同じ適用畳数である「KI-AX70」の価格は44,000円〜74,000円。この2つの製品の価格差である14,000円が、プラズマクラスター7000→25000へのアップグレード分の価値ということになります。

プラズマクラスター7000と25000の違いとは何なのでしょう?

要するにプラズマクラスターの数が増えただけなんでしょ。

と、普通はそう思います。

そして、まさに、その通りのようです。

しかし、メーカーのシャープいわく、「プラズマクラスター濃度が上がれば効果も上がる」そうです。

実際「プラズマクラスター25000」には、「7000」には無い「美肌効果」がうたわれています。

「それで、14,000円なら高くない」

と考えるかどうかはその人次第でしょう。

また、ここで一つ注意しなければならない点があります。

「プラズマクラスター25000」搭載機は、約2年でプラズマクラスターユニットの交換が必要になるのに対し、「7000」搭載機の方はユニットの交換がありません。

なぜ最新型の「25000」で交換が必要なのに、旧タイプである「7000」には不要なのか、、、。

「やったー!こっちの方が安いのに、手間もかからない!」

と素直に喜んで良いことなのか、これは判断に苦しみます。まさか、本当は「7000」も交換した方が良い、なんてことはないのでしょうか、、、。

「プラズマクラスター」の姿、形なり、効果なりが目に見えて分かるものであれば、こんな不安を抱く必要もないのですが、、、。

この辺が最新&独自技術の微妙なところかもしれません。

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