シャープ ココロボ「RX-V60」
SHARP COCOROBO コンパクトタイプ RX-V60-W
サイズが小さいって良いね!
小型サイズのココロボ、「RX-V60」です。
「コンパクトになって小回りスイスイ。すみずみまでしっかりお掃除」
だそうです。
コンパクトだから、すみずみまでスイスイ入り込んで掃除がデキる。
なるほど。分かりやすいです。
いったいどれくらいコンパクトなのでしょうか?
ココロボのメイン機である「RX-V100」のサイズは直径346mm、重さは3.3kgです。
対してコンパクトタイプ「RX-V60」のサイズは直径299mm、重さは2.5kgです。
これは確かにコンパクトです。
「RX-V100」と比べると、大きさで約14%、重さで24%コンパクトになっているということになります。
それでいて「RX-V100」と同じ様に「強力吸塵システム」を搭載しているのです。
これはちょっとお得感があります。
サイズ以外もグレードダウン!?
このココロボ「RX-V60」は当然のことながらココロボの代名詞ともいうべき「コミュニケーション機能」も備えています。
ただし、この「コミュニケーション機能」は「RX-V100」のようにこちらからの声掛けに反応してくれるものではなく、本体のボタンやリモコンで何か操作をした時に「ココロボ君」が気分に応じて色々な反応をしてくれるという、ちょっと微妙なコミュニケーションです。これは「RX-V100」の下位モデルとなる「RX-V80」と同じです。
しかし、このココロボ「RX-V60」には、そんな微妙なコミュニケーション能力より気になる点があります。
それはバッテリーです。
上位機「RX-V100」は4時間充電して、60分稼働が目安でしたが、この「RX-V60」は2時間充電して、30分稼働となっているのです。
充電時間が半分なのは大変素晴らしいのですが、稼働時間も半分となっているのです!
えー!?
ただでさえボディが小さいというのに、果たして半分の時間でお掃除を終わらせることが可能なのか、ちょっと不安になります。
仕様では稼働時間は50分(LOW時)となっています。
「LOW時」?!
どうやら「RX-V60」には「HIGH」と「LOW」2つの運転モードがあり、「LOW」は消費電力が少なく長持ちするようです。
ただし、当然のことながら吸引力は「弱い」となっており、初期設定は「HIGH」になっているようです。
これはちょっとイダダケナイ感じです。
まとめ
強力吸塵システムでガンガンゴミを吸いまくって掃除途中で息絶えるのか、、、
コホコホと弱々しく吸引しながら長生きをするのか、、、
なかなか難しい選択です。
ルンバやスマーボなどライバル機の稼働時間から考えると、30分では掃除が終わらないか、終わったとしても取りこぼしが多い可能性が高い感じがします。
しかし、ココロボシリーズの掃除能力で最大のウリである強力な吸引力を犠牲にするというのも、大変苦しいところです。
どうやら「RX-V60」の能力を最大に発揮させるためには、あまり負担を掛けないように、ゴミが少ない狭めの部屋を用意してあげる必要があるのかもしれません、、、。
ボディサイズ同様、体力もコンパクト。そんな小動物のようなココロボ君を保護してあげようという寛大なココロの持ち主向けの製品ということなるのでしょうか、、、。