電気暖房器具ランキング in amazon(2021/2/18)

amazonにおける「電気暖房器具」のランキングです。サイズも機能も、そして加熱方法自体にも様々な製品があるヒーターを「電気暖房器具」として一括りにしてしまうことで、機能を絞った低価格モデルがランキングの上位を占める結果となってしまっています。低単価の製品はOEM製造での参入も退出も容易なせいか、似たような製品が入れ違いでランクインしているので、ランキングから製品を探す場合は、少しランクを落としてでも、長く支持されている製品を選んだ方が無難かもしれません。

1位

アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター「JCH-126T-W」

2019年11月発売モデル。価格目安:5,300円くらい。
速暖性の高いセラミックヒーターに人感センサーを付けることで、省エネ性も高めたモデルです。運転は600Wの「弱」と1200Wの「強」、そして送風のみの3モードとなっています。機能的に特別優れているわけではなく、デザインもどこかで見たことのあるような一般的なものですが、少なくともアイリスオーヤマが手掛けていることがはっきりしている分、出どころが明示されているという安心感はある製品です。


スイッチONですぐに暖かい

2位

Miriyon「省エネパネルヒーター」

価格目安:6,800円くらい。
デスクの下などに置いて、足元を暖めるタイプのパネルヒーターです。キャッチコピーにある「踏み型」という言葉の使い方からは非ネイティブな感じが漂いますが、「踏んで使うタイプ」だよという意味は伝わります。実際このモデルはよくある観音開き型のパネルヒーターではなく、足を置く部分である床面側にもヒーターが付いているという4面構造となっていることが最大の特徴となっています。だからと言って特別優れた感じがするということもないのですが、少なくともアマゾンにおいては長く支持を得ているという、ある程度の信頼感は持てる製品と言えそうです。


踏み型の遠赤外線デスクヒーター

3位

アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター「JCH-12TD4-W」

2019年8月発売モデル。価格目安:8,000円くらい。
従来モデル(JCH-126T)より3倍も遠くまで温風を届かせることが出来るというセラミックファンヒーターです。このランキングでも1位に輝くほどの人気モデルである従来モデルの方に問題がある可能性もありそうですが、メーカーが好んで搭載する「人感センサー」はもちろんのこと、「ターボ」や「静音」などの豊富な運転モードの他、切り忘れ防止や転倒時自動OFFなどの安全対策も施されていて、特に問題なく使うことが出来そうなヒーターです。


この風量 圧倒的

4位

JANRD「セラミックヒーター」

価格目安:3,600円くらい。
すぐ近くに置いて使用する小型のファンヒーターです。以前から似たような製品が出回っていますが、機能も特に変わっておらず、手掛けているブランドは違っても、出どころは変わらないのかもしれません。スクエア型の外観ですが首振り機能も付いています。温度は2段階調節ですが、ヒーターを使わない送風モードがあるので、合計3つの運転モードがあります。「ハイパワー」とすべきところを「ハイバワー」としてみたり、「速暖」を「即暖」としてみたり、短いキャッチコピーだけで誤字を連発してしまう非ネイティブ感は隠しようもありませんが、価格なりに役立ってくれれば良いという場合は選択肢に入ることもあるのかもしれません。


コンパクトだけどハイバワーな、即暖セラミックヒータ♪

5位

アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター「PDH-1200TD1-W」

2018年10月発売モデル。価格目安:10,000円くらい。
従来モデルから風速を大幅にアップさせたという触れ込みの人感センサー付きファンヒーターです。ただ、基準となっている従来モデル「JCH-12D2」が2016年発売とだいぶ前のモデルとなっており、そもそも、この「PDH-1200TD1」自体も2018年発売と少し前のモデルとなります。現行モデルである「JCH-12TD4」と比べたときにどうなのかが気になるところですが、現行モデルと比べて劣ってしまっていてはアピールにはならず、かといって現行モデルと変わらないとなると、メーカーの新モデル開発能力に疑問符が付きかねないという難しい立ち位置となっています。幸いこのモデルは在庫のみの取り扱いとなっているようなので、時間が解決してくれるということなのでしょう。


速暖・大風量のセラミックファンヒーター

6位

GENERAL ARMOR「デスクヒーター」

価格目安:5,600円くらい。
最高75℃まで加熱されるという「進化」版らしいパネルヒーターです。進化前のモデルが分からないので、どれくらい進化したのか正確には不明ですが、似たような製品の多くが65℃前後の温度となっていることを考えると、10℃前後高くなったという「進化」なのだと思われます。異常発熱時や転倒時に自動で電源が切れる安全機構や、上にかぶせて使うブランケットが付属して来るのは、このタイプの製品にお馴染みの仕様と言えるでしょう。どうしてもこの製品が良いという特別な魅力は見当たりませんが、馴染みのないメーカーやブランドに抵抗がなければ選択肢の1つになってもおかしくはないのかもしれません。


長時間使うのに丁度いい暖かさです!幅を狭く設置すると更に暖かく!

7位

NoYuo「セラミックヒーター」

価格目安:4,200円くらい。
人感センサー付きのセラミックヒーターという、打倒アイリスオーヤマ、あるいはアイリスオーヤマにならえ、という意気込みを感じさせる仕様の製品となっています。600Wと1200Wの切り替えに加えて、ヒーターを使わない送風モードがあったり、転倒時や8時間の連続運転後に自動で電源がOFFになる機構など、安全機構も備えており、特別優れてはいなくても、ごく一般的な使い勝手はありそうです。あとは、アイリスオーヤマと比べて有利とは思えない製品自体&取り扱い企業の信頼性が気になるところになるかもしれません。


人の動きを感知し、自動で運転開始になるスマート人感センサーヒーター

8位

sunsmiler「電気ストーブ」

価格目安:2,500円くらい。
安価で小型なセラミックファンヒーターです。450Wと800Wの2段階切り替えとなっています。素早く温風が出てくるのは分かりますが、「暖かい空気を空間全体に効果的に運ぶことができます」と言うほどのパワーは無さそうです。そして、製品のプラグについて「こちらの製品のプラグは日本電源コンセプト、電源ソケット基準に満たしております。万が一不良品がある場合、新品交換もしくは全額返金させて頂いております(原文ママ)」と記載があるのは、見た人を安心させるためなのだと思われますが、おそらく逆効果となりそうです。耳慣れないだけでなくホームページなどもよく分からないメーカーや、こじゃれた感じのある外観デザインの割にはモデル名などもはっきりしておらず、この製品を取り扱っている企業への信頼感を持ちようもありません。ただ、価格なりの働きだけしてくれれば良いよという半ば投げやりな気持ちで選択肢に入れることは可能でしょう。


暖かい冬

9位

シャープ セラミックファンヒーター「HX-J120-W」

2019年9月発売モデル。価格目安:19,000円くらい。
1200Wの暖房の他に、500ml/時を超す加湿も可能なパワフルモデルです。当然、プラズマクラスターは標準装備となっており、「暖房」「加湿」「プラズマクラスター」を併用することも、それぞれを単独運転することも可能となっています。ただ、プラズマクラスターは現行の最低クラスとなる「プラズマクラスター7000」です。前年発売である「HX-H120」の後継モデルとなりますが、本体の一部のカラーリングが異なるだけで、仕様については全く変わっていません。運転を停止した後に自動で加湿フィルターを洗浄してくれる機構を備えています。ただ、このモデルの後継となる現行モデル「HX-L120」が既に登場しています。


すみずみまでお手入れできる清潔仕様

10位

フィフティ フォレストライフ 電気ストーブ「FL-600」

価格目安:2,900円くらい。
シンプルと言うほかのない素っ気ない外観をした電気ストーブです。2本のヒーターで300Wと600Wの運転切り替えが可能です。倒れた時に自動で電源がオフになる最低限の安全機構が付いている以外に特徴はありません。どうしてもこのモデルにした方が良い理由を見つけることは極めて困難なため、価格とにらめっこして決断することになる製品と言えるでしょう。


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※上記は調査時点でのランキングと価格目安です。amazon内では1時間ごとにランキングが更新されています。

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