amazonにおける「キャニスター型クリーナー」のランキングです。低価格モデルが中心とはなりますが、大手メーカー製品がランキングの中心となっている状況が続いています。ただ、画期的な新製品が登場しているということもなく、話題となる掃除機の中心がスティック型のコードレスクリーナーに移っているためにあまり変化が無いジャンルとなってしまっているという状況も続いています。
1位
三菱電機「Be-K TC-GM1J-N(セピアゴールド)」
2019年2月発売モデル。価格目安:20,000円くらい。
「軽くて」「パワフル」という、まさに王道を行くかのような長所を持つ紙パック式掃除機ですが、取り立てて特徴が無いということの裏返しとも言えます。実際、メーカーのラインアップ上ではノーマルモデルに位置していて、軽めの本体と自走式のパワーブラシを備えていますが、廉価版のヘッドだったり、「毛がらみ除去」機能が無かったりすることで、上位モデルとは差を付けられた仕様となっています。特に大きな弱点は見当たりませんが、このモデルは2019年発売なので、よほど価格が魅力的なのでなければ、積極的に選択する必要はそれほどないでしょう。ほとんど変わらない仕様で床用ブラシが強化されている2020年発売の「TC-GM2X」や、「毛がらみ除去」機能を搭載しているモデルが拡充されている最新ラインアップの「TC-FM2B」などがよりベターな候補となる可能性がありそうです。
驚きの軽さにパワフルな吸引力でお掃除がはかどる
2位
日立「かるパック CV-KP90H-N(シャンパンゴールド)」
2021年2月発売モデル。価格目安:22,000円くらい。
「軽くて小さいのに強烈パワーを発揮」するという、頼もしさあふれる触れ込みの紙パック式掃除機です。ただ、このモデルはメーカーの紙パック式掃除機のNO.2モデルとなっていて、より軽く、より便利な機能を持つ製品が存在します。なので、実際のところは、それなりに軽くてパワーはあるけど運転音も大きくて、機能的な特徴はそれほどないモデルという位置づけとなっています。旧モデル「CV-KP90G」の後継モデルとなりますが、基本的な仕様は変わらないものの、新しく手元のブラシが付くようになったので、一応進化していると言えるでしょう。そして既に後継モデルとして「CV-KP90J」も登場して来ていますが、こちらは特に仕様に違いが無いので、もしもこの「CV-KP90H」の方が安くなっていれば、ちょっとお得感があるかもしれません。
小型・軽量ボディ&強烈パワー
3位
シャープ「EC-CT12-C」
2011年6月発売モデル。価格目安:12,000円くらい。
発売は10年以上前となるベテランモデルで、サイクロンの性能も特に高くなく、本体も別に軽くはなく、特別な付属ブラシなどもありません。しかし、ゴミを吸うこと以外の何かを期待しなければ、満足出来る可能性もあるシンプルモデルです。
ラクラク操作でお手入れもカンタン
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4位
東芝「トルネオミニ VC-C7A-W(ホワイト)」
2019年2月発売モデル。価格目安:16,000円くらい。
本体自体の質量で2.2kg、ホースやヘッドを装着した標準質量で3.6kgという軽さを特徴とするというか、軽さ以外には特に目立つ点の無いサイクロン掃除機です。同じシリーズの上位モデルにあたる「VC-C7」は床用ノズルが自走式ですが、この「VC-C7A」はエアー式となり、さらに省エネ性能をアップするエコモードもカットされた下位モデルです。
コンパクトボディで、驚きの軽さ
5位
日立「パワかる CV-SP900H-N(シャンパンゴールド)」
2020年7月発売モデル。価格目安:59,000円くらい。
サイクロン機構の仕組み自体は最高ではないかもしれませんが、メーカー自慢の小型モーターと高機能の床用ヘッドで力強くゴミを吸い込むサイクロン掃除機です。突出した機能はないものの、本体の重さは2.5kgと軽量化され、運手音も最大で59dBと控えめになっていて、使い勝手の良さそうな手堅い仕様となっています。ただ、本体の価格もかなりのハイクラスとなっています。
軽い力ですっきりキレイに。お掃除をもっと心地よく
6位
山善「ZKC-300-W」
2017年2月発売モデル。価格目安:6,500円くらい。
操作は電源の「ON/OFF」のみという、迷いようもないくらいのシンプル仕様の紙パック式掃除機です。本体は軽くはなく(4.3kg)、運転音が静かでもなく(69dB)、何か特別な機能があるということも、もちろんありません。ライバルの多くを圧倒する価格のみに注目して選択する必要のあるモデルと言えるでしょう。
使いやすいシンプルクリーナー
7位
東芝「VC-PH65A-W」と「純正紙パック(VPF-5)」セット
2019年12月発売モデル(VC-PH65A)。価格目安:13,000円くらい。
2.3kgという本体の軽さのみを特徴とする紙パック式掃除機の低価格モデル「VC-PH65A」と、純正紙パックで標準的なクラスとなる「VPF-5(5枚入)」のセット商品です。「VPF-5」はもともと本体に1枚装着している紙パックと同じ物なので違和感はありませんが、お得感もあまり無いかもしれません。
軽量コンパクトボディの紙パック式クリーナー
8位
アイリスオーヤマ「IC-C102-W(ホワイト)」
2019年4月発売モデル。価格目安:7,000円くらい。
このランキングに長くランクインして来た「IC-C100」の後継モデルというか、違いが見当たらないくらいの近似モデルです。細かな機能は無しにして、ともかくゴミを吸い込んでいくパワータイプとなっています。
ハイパワーでお掃除はかどる
9位
アイリスオーヤマ「IC-C100TE」
2017年10月発売モデル。価格目安:8,000円くらい。
「コンパクトサイクロンクリーナー」を標榜するサイクロン式の掃除機です。吸い込んだ空気のうち、遠心力によってゴミはダストカップに入り、空気だけがフィルターを通過するという理想的なコンセプトの製品となっていますが、そんなにうまくいく仕組みを搭載している感じはそれほどありません。また、本体のみの重さで約3.8kg、フロアヘッド、延長パイプを装着した時の重さは約5.1kgとなり、「軽量&コンパクト」という言葉が虚ろに聞こえるくらいの普通サイズのモデルとなっています。フロアヘッドのブラシも自走式ではなく、便利な付属品があるということもありません。後継モデル「IC-C102」が登場して来ていますが、どちらを選択しても特に違いはなさそうです。ともかく価格重視の際に候補にあがる製品と言えるでしょう。
パワフル&軽量だからお掃除スムーズ!
10位
パナソニック「MC-PJ21G-N(シャンパンゴールド)」
2022年2月発売モデル。価格目安:19,000円くらい。
パナソニックの紙パック式掃除機の中位モデルです。自走式の床用ノズルを持つこのモデルは、2021年発売の「MC-PJ20G」の後継モデルとなり、旧モデルと比べると、床用ノズルのローラーにゴミが付きにくい加工が施されるようになったという実に地味な進化をしています。基本的にセンサーに頼らず、己のパワーでゴミを吸い取る質実剛健系のモデルというコンセプトにはブレはありません。
軽くて強力パワー、コンパクトな紙パック式掃除機
※上記は調査時点でのランキングと価格目安です。amazon内では1時間ごとにランキングが更新されています。
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