テクノロジーで米をおどらせるパナソニックの最高峰モデルです。
0.5〜5.5合炊きの「SR-VSX109」
ブラック↓
パナソニック 5.5合 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ブラック SR-VSX109-K
ホワイト↓
パナソニック 5.5合 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ホワイト SR-VSX109-W
1升炊きの「SR-VSX189」
ブラック↓
パナソニック 1升 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ブラック SR-VSX189-K
ホワイト↓
パナソニック 1升 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ホワイト SR-VSX189-W
この「SR-VSX9シリーズ」は、昨年発売された「SR-VSX8シリーズ」(SR-VSX108とSRVSX188)の後継モデルとなります。
基本的な仕様は旧モデルから変わっていません。
最大の特徴は「火力」と「圧力」を駆使した「Wおどり炊き」です。
釜の側面の4段のヒーターに、ふたと底の2段を加えた「全面発熱6段IH」で火力を確保し、最大温度220℃に達する高温のスチーム機能も備えており、さらに炊飯中の圧力調整が可能です。
釜の底のヒーターと底の側面のヒーターをわずか0.04秒という間隔で交互に切り替えて加熱することで、強力な熱対流を生み出す「大火力おどり炊き」、そして、内釜に圧力をかけることで105度の高温の加熱を可能にし、そこから圧力を一気に抜くことで内釜の中を激しく沸騰させて対流を起こし、お米をおどらせる「可変圧力おどり炊き」、この2つを合わせたのが「W(ダブル)おどり炊き」です。
昨年モデルに搭載されたお米の鮮度を圧力センサーで検知して、お米の鮮度に合わせて炊き方を自動調整する「鮮度センシング」も引き続き搭載されています。
内釜の素材を特徴とする炊飯器が多い中、この「SR-VSX9シリーズ」は、まさにハイテクを駆使して、お米を自在に炊き上げる炊飯器の代表格と言えるでしょう。
「もちもち」や「かため」など、食感とかたさを軸にして最大13通りの炊き分けが出来る他、日本各地のお米50銘柄に対応した炊き分け機能「銘柄炊き分けコンシェルジュ」も引き続き搭載されています。
一応、この「SR-VSX9シリーズ」の新機能として、炊飯工程の中に「加圧追い炊きplus」が組み込まれています。これは従来の「加圧追い炊き」よりも、より微細な圧力調整をしながら追い炊きをするというまさに「plus」な機能ですが、「SR-VSX9シリーズ」のメインモデル「SR-VSX109」はこの機能により、昨年モデル「SR-VSX108」よりも米粒を10%大きく炊き上げることが出来るようなので、「plus」にはそれなりの意味があるようです。ただ、その結果は電子顕微鏡でないと確認出来ないレベルのようなので、あまり過大な期待は禁物でしょう。
その他、昨年モデルと比べると「スチーム高速コース」や「玄米高速コース」、「麦ごはんコース」など新機能もあり、消費電力量なども微妙に違うので、改良は加えられているようですが、大枠においては昨年モデルと変わらず、マイナーチェンジに留まっていると考えて良さそうです。
しかし大抵の人にとって、この「SR-VSX9シリーズ」の炊き分け機能や、炊飯メニューを全て使いこなすのは相当難しいと思われるレベルに到達してしまっていると思われるので、この「SR-VSX9シリーズ」が昨年モデルのマイナーチェンジであろうとなかろうと大きな問題とはならないでしょう。
■SR-VSX109のスペック
発売 | 2019年6月 |
炊飯容量 | 0.5〜5.5合 |
サイズ | 幅275×奥行361×高さ234mm |
重さ | 7.7kg |
消費電力 | 約1210W |
消費電力量(炊飯時) | 162Wh/回 |
消費電力量(保温時) | 13.7Wh/h |
内釜 | ダイヤモンド竃(かまど)釜 |
炊飯時間(ふつう) | 48分 |
コメント