“至高のおいしさ”にハイテクで挑戦し続けるパナソニックの炊飯器「SR-VSX108」

パナソニックの誇るハイテク炊飯器がリニューアルされました。

ブラック↓


パナソニック 5.5合 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ブラック SR-VSX108-K

ホワイト↓


パナソニック 5.5合 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ホワイト SR-VSX108-W

この「SR-VSX108」は、昨年の最上位モデル「SR-SPX107」から少しデザインが変更となっています。しかし、ハイテクで米をおどらせることに全力を傾ける、というコンセプトに変更はありません。

米をおどらせると、お米の一粒一粒にしっかりと熱と水分が行き渡り、甘味ともちもち感のあるふっくら美味しいご飯に炊きあがるのだそうです。

釜の底と底の側面をわずか0.04秒という間隔で交互に加熱することで、強力な熱対流を生み出す「大火力おどり炊き」、そして、内釜に圧力をかけることで105度の高温の加熱を可能にし、そこから圧力を一気に抜くことで内釜の中を激しくかき混ぜてお米をおどらせる「可変圧力おどり炊き」、この2つを合わせた「W(ダブル)おどり炊き」は、特許まで取ってしまったというパナソニックの必殺ワザです。

さらに、仕上がり時には220℃の高温スチームを噴射することでお米の旨味をコーティングしてくれます。

はっきり言って、同様の仕組みを持つ旧モデルの時点で、すでにかなりのハイテク炊飯器となっているのですが、この「SR-VSX108」にはさらに新しい技術が搭載されています。

お米はきちんと保管していないと、約2週間後には劣化や乾燥が始まるのだそうですが、この「SR-VSX108」は「圧力センサー」を用いることでお米の劣化度合いを感知して、ご飯がパサついたり、甘さが低下してしまうことをなるべく防止するように運転を調整してくれます。

これはありがたいかもしれません。

なにしろ、お米をきちんとした保管しておくためには、冷蔵庫レベルの低温の環境で密閉容器に入れておかなければならないらしく、単に米びつや密閉容器に入れておくだけでは不十分だというのです。

さらにこの「圧力センサー」が搭載されたことで、単に最大の1.24気圧の圧力をかけるだけでなく、1.1気圧、1.15気圧と、微妙な圧力調整も可能となっています。

内釜の「ダイヤモンド竃釜」も、名称自体は旧モデルと同じですが、塗装や底面の加工などに改良が加えられており、保証期間も5年という力作となっています。

ライバルメーカーの「鉄器」や「土鍋」というこだわり素材系の内釜と比べると、インパクトと希少性では見劣りしますが、使い勝手を考えれば、十分対抗できる感じがします。内釜のフタから底まで実に6段階に分けて加熱と火力調整が可能というIH加熱との相性の良さも工業製品ならではのものと言えるかもしれません。

食感や堅さを調整する炊き分けも、普通のお米で最大13パターンまで増えており、お米の銘柄の特性に合わせた炊飯プログラムも旧モデルから2種類増えて52種類の銘柄に対応するようになっています。もちろん、普通の白米だけでなく、おこわ、赤飯、おかゆなどにも対応してくれます。

正直言って、よほど日頃からお米に高い意識と感度の良い味覚を持っている人でない限り、この「SR-VSX108」が炊き上げるご飯にケチを付けることは難しいのではないでしょうか。

メーカーにとってのライバルは「真の竃炊き」なのだそうですが、これは「単なる竃炊き」なんか、とっくに超えてるよ!ということを意味しているのかもしれません。

一升炊きモデル「SR-VSX188」も同じ「SR-VSX8シリーズ」としてラインアップされています。



パナソニック 1升 炊飯器 圧力IH式 Wおどり炊き ブラック SR-VSX188-K

■SR-VSX108のスペック

炊飯容量0.5〜5.5合
サイズ幅275×奥行361×高さ234mm
重さ7.8kg
消費電力約1210W
消費電力量(炊飯時)158Wh/回
消費電力量(保温時)14.6Wh/h
内釜ダイヤモンド竃釜
炊飯時間(標準)48分(銀シャリ/ふつう)

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