パナソニックの炊飯器ラインアップ(2019年7月)

毎シーズン律義に新モデルを投入しているパナソニックですが、現在の主力モデルは基本的に前年のモデルを踏襲したマイナーチェンジ版となっています。だからと言って別にそれが悪いわけではなく、その分完成度が高い(はず)、と前向きにとらえることも不可能ではないでしょう。

Wおどり炊き

SR-VSX9シリーズ

2019年6月発売モデル。IH+圧力なのはもはや当たり前、お米の劣化度合いを感知する「鮮度センシング」や50銘柄もの炊き分け機能を持つハイテクな最上位モデルです。

~5.5合モデル「SR-VSX109」価格目安:88,000円くらい。

~1升モデル「SR-VSX189」価格目安:110,000円くらい。

「50銘柄を炊き分ける。最新機能を搭載したパナソニック最高峰モデル」
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SR-SPA9シリーズ

2019年6月発売モデル。ヒーターの火力と圧力変化で激しい対流を起こす「Wおどり炊き」機能は搭載していますが、お米の鮮度を計測したり、銘柄ごとの炊き分けなどの機能はカットされているNO.2モデルです。

~5.5合モデル「SR-SPA109」価格目安:69,000円くらい。

~1升モデル「SR-SPA189」価格目安:79,000円くらい。

「かたさ、食感を選んで炊き分ける。こだわる人の高級モデル」

SR-PW9シリーズ

2019年6月発売モデル。「Wおどり炊き」モデルですが、上位のモデルに搭載されている「追い炊き」→「蒸らし」の工程にかけて220℃の高温スチームを加える機能がないモデルです。高温スチームはごはんにハリとツヤを与えるらしいので、そこは我慢する必要があるでしょう。

~5.5合モデル「SR-PW109」価格目安:55,000円くらい。

~1升モデル「SR-PW189」価格目安:60,000円くらい。

「もちもちの銀シャリに。うまさ引き出す上位モデル」

SR-JW058

2018年9月発売モデル。価格目安:57,000円くらい。
ニッポンらしさを楽しむ大人向けモデル「Jコンセプト」の製品です。3合炊きサイズですが、「Wおどり炊き」にくわえて、種類はそれほど多くはないものの銘柄別の炊き分け機能を備えた高級志向のモデルとなっています。「Wおどり炊き」と「小容量タイプ」の2つのカテゴリーにまたがってラインアップに名を連ねている顔の広いモデルでもあります。


「うまさ生み出す2つの炊き技で少量でも甘くもちもち銀シャリ」

可変圧力おどり炊き

SR-PA9シリーズ

2019年7月発売モデル。圧力を調整して対流を起こす「可変圧力おどり炊き」はありますが、底からと側面からの加熱を細かく切り替えることで対流を起こす「大火力おどり炊き」が無いため、「Wおどり炊き」ではありません。しかし、普通の炊飯器としては多彩なメニューを持つモデルと言えるでしょう。

~5.5合モデル「SR-PA109」価格目安:41,000円くらい。

~1升モデル「SR-PA189」価格目安:45,000円くらい。

「かたさも、食感も、好みに合わせて炊き分け」

SR-PB9シリーズ

2019年7月発売モデル。「SR-PA9シリーズ」から「加圧追い炊き」機能をカットして、炊飯メニューも少し減らした下位シリーズです。

~5.5合モデル「SR-PB109」価格目安:35,000円くらい。

~1升モデル「SR-PB189」価格目安:38,000円くらい。

「ふっくら美味しく。理想のもちもち感を実現」

SR-JX058

2018年9月発売モデル。価格目安:46,000円くらい。
「SR-JW058」と同じ3合炊きの「Jコンセプト」モデルですが、「Wおどり炊き」→「おどり炊き」となり、銘柄別の炊き分け機能もカットされた下位モデルとなります。もちろん価格も安くなっています。


「圧力炊飯で、少量でももちもち美味しく」

大火力おどり炊き

SR-HX9シリーズ

2019年9月発売予定モデル。加熱箇所の高速切り替えによって対流を起こす「大火力おどり炊き」モデルです。圧力調整機能はないので「Wおどり炊き」は出来ません。メーカーの扱い的には「可変圧力おどり炊き」の下位となるようです。2018年モデル「SR-HX8シリーズ」から炊飯コースが少し増えていますが、外観もそっくりなマイナーチェンジ版です。

~5.5合モデル「SR-HX109」価格目安:46,000円くらい。

~1升モデル「SR-HX189」価格目安:50,000円くらい。

「大火力ならではのふっくら感を実現した大火力おどり炊きの2019年モデル」

SR-HX8シリーズ

2018年9月発売モデル。加熱箇所の高速切り替えによって対流を起こす「大火力おどり炊き」モデルです。9月に新モデル「SR-HX9シリーズ」が投入されるようなので、そこまではラインアップに残るということなのでしょう。

~5.5合モデル「SR-HX108」価格目安:18,000円くらい。

~1升モデル「SR-HX188」価格目安:29,000円くらい。

「コンパクトでも味わい豊かな銀シャリが楽しめる」

IHジャー炊飯器

SR-HB9シリーズ

2019年9月発売予定モデル。「スタンダード」と言うだけあって、「おどり炊き」機能の無い普通の炊飯器となっています。

~5.5合モデル「SR-HB109」価格目安:35,000円くらい。

~1升モデル「SR-HB189」価格目安:39,000円くらい。

「ごはんの美味しさを実感できる、コンパクトで使いやすいスタンダードな2019年モデル」

SR-FC9シリーズ

2019年9月発売予定モデル。「雑穀米」専用コースを備えているというか、それ以外はそれほど特徴の無いモデルです。IHヒーターも同じカテゴリーに属する「SR-HB9シリーズ」の5段→2段へとグッと少なくなっています。要するに低価格モデルということでしょう。

~5.5合モデル「SR-FC109」価格目安:29,000円くらい。

~1升モデル「SR-FC189」価格目安:33,000円くらい。

「”雑穀米”専用コースを搭載したスタイリッシュなデザインの2019年モデル」

SR-FD9シリーズ

2019年9月発売予定モデル。低価格モデル「SR-FC9シリーズ」から、本体や内釜の加工方法、炊飯メニューをさらに少しランクダウンすることで、数あるパナソニックの通常サイズの炊飯器中で、最低価格を実現することを狙って来ているモデルだと思われます。

~5.5合モデル「SR-FD109」価格目安:24,000円くらい。

~1升モデル「SR-FD189」価格目安:27,000円くらい。

「”雑穀米”専用コースを搭載したスタイリッシュなデザインの2019年モデル」

SR-HB8シリーズ

2018年9月発売モデル。「おどり炊き」の無い普通の炊飯器ですが、IHヒーターは重厚な5段構成となっています。新モデルとなる「SR-HB9シリーズ」の方が炊飯メニューの種類が増えることになっていますが、基本的な性能はそれほど変わりません。

~5.5合モデル「SR-HB108」価格目安:16,000円くらい。

~1升モデル「SR-HB188」価格目安:20,000円くらい。

「ごはんの美味しさを実感できる、コンパクトで使いやすいスタンダードモデル」

SR-FC108

2018年9月発売モデル。価格目安:16,000円くらい。
「雑穀米」専用コースを搭載していることがウリというより、基本的には低価格であることを特徴とするモデルです。


「”雑穀米”専用コースを搭載したスタイリッシュなデザイン」

SR-FD108

2018年9月発売モデル。価格目安:14,000円くらい。
低価格モデル「SR-FC108」から、本体や内釜の加工をさらに少しランクダウンすることで最低価格を狙ったと思われるモデルです。


「”雑穀米”専用コースを搭載したスタイリッシュなデザイン」

SR-KT068

2018年11月発売モデル。価格目安:14,000円くらい。
タッチキーやガラスパネルといった見た目だけでなく、低価格モデル標準の2段IHに加えて、側面とふたにもヒーターを搭載しているというメーカーのこだわりが感じられるモデルです。しかし小容量クラスには、メーカー渾身のこだわりモデル「Jコンセプト」シリーズの製品もあるので、この「SR-KT068」の特徴は、やはり価格ということになってしまうのでしょう。


「タッチキー&ガラスパネル搭載の、スタイリッシュな3.5合炊き」

小容量タイプ

SR-JW058

2018年9月発売モデル。価格目安:57,000円くらい。
ニッポンらしさを楽しむ大人向けモデル「Jコンセプト」の製品です。3合炊きサイズですが、「Wおどり炊き」にくわえて、種類はそれほど多くはないものの銘柄別の炊き分け機能を備えた高級志向のモデルとなっています。「Wおどり炊き」と「小容量タイプ」の2つのカテゴリーにまたがってラインアップに名を連ねている顔の広いモデルでもあります。


「小容量タイプで初めての銘柄炊き分けコンシェルジュ、旨み熟成浸水搭載モデル」

SR-JX058

2018年9月発売モデル。価格目安:46,000円くらい。
上位モデル「SR-JW058」と同様に「Jコンセプト」に名を連ねる小容量タイプの炊飯器ですが、「可変圧力おどり炊き」は搭載していますが、「大火力おどり炊き」は無いので「Wおどり炊き」モデルではありません。また銘柄別の炊き分け機能もカットされています。


「旨(うま)み熟成浸水搭載モデル」

SR-KT068

2018年11月発売モデル。価格目安:14,000円くらい。
タッチキーやガラスパネルといった見た目だけでなく、低価格モデル標準の2段IHに加えて、側面とふたにもヒーターを搭載しているというメーカーのこだわりが感じられるモデルです。しかし小容量クラスには、メーカー渾身のこだわりモデル「Jコンセプト」シリーズの製品もあるので、この「SR-KT068」の特徴は、やはり価格ということになってしまうのでしょう。


「ケーキコース搭載」

電子ジャー炊飯器ほか

SR-MC03

2018年10月発売モデル。価格目安:4,300円くらい。
1.5合炊きで「手のひらサイズ」を標榜する小型炊飯器です。電気調理ナベと考えた方が良いかもしれません。


「カンタンな煮込み料理も楽しめる1.5合炊きのミニクッカー」

SR-UH36P

2008年10月発売モデル。価格目安:31,000円くらい。
お米を躍らせたりするより、ともかく沢山のご飯を炊くことを優先していると考えて間違いのないモデルです。


「2升炊き」

SR-MP300

2019年7月発売モデル。価格目安:くらい。
「炊飯器」ではなく「圧力鍋」です。手間のかかる料理を手早く調理することが出来ますが、「炊飯器」との併用が基本的な使用方法となるでしょう。


「毎日のおいしさも、特別な日のごちそうも、手軽に」

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