Panasonic スティックタイプ掃除機 MC-SU220J-S
パナソニックの「タテ型掃除機」です。
類似の上位モデルとして、イギリスからの逆輸入製品「MC-SU3100G」があります。
「タテ型掃除機」はコンパクトですが、本体を持ち上げて動かすことになるため、重たいという弱点があります。そして確かにコンパクトですが、コードレスではないため、動きには制限があります。
しかも、この「MC-SU220J」には、上位モデル「MC-SU3100G」に搭載されていた操作性を向上するための大型の車輪「ビッグローラー」がありません。
その代わり、ということでは全くないでしょうが、ダストボックスが抗菌仕様になっています。
また、本体からノズルを抜いて、延長ホースとして高い場所や狭い場所を掃除出来る「スポッとハンドル」が伸縮式となり、より高いところを掃除出来るように改良されています。
ちなみに、イギリス仕込の「MC-SU3100G」と、この「MC-SU3100G」の現在の価格差は4,000円くらいとなっています。
操作性ダウン。
しかし、衛生面と高所作業性能アップ。
金額に換算すると、なかなか妥当なところなのかもしれません。
「ダブル分離」方式と名付けられているサイクロン機構については、上位機と同じものとなっています。
これは、遠心力でゴミと空気を強力に分離して、ゴミは空気の圧力で約1/3の体積に圧縮してくれるという優れモノです。
ただ、プリーツフィルターが装着されている上に、チリ落とし機能も付いているので、大きなゴミはダストボックスへ、小さなゴミはフィルターで漉しとる「チリ落としサイクロン」ということになりそうです。
某ダ◯ソン社のサイクロン機構と比べると、見劣りするような感じもしますが、掃除する度にグリグリとチリ落としハンドルを回して(3回以上)あげれば、使用に全く不都合はありません。
運転音についても低減が図られて、69dB→67dBへと抑えられています。
、、、。
まあ、運転音に関しては「うるさい」というレベルを脱するには至っていない訳ですが、たとえわずか2dBの低減だとしても、前進であることは間違いありません。
「MC-SU3100G」と比較すると、ヘッドのサイズも少し小さくなっており、重量も5kg→4.4kgへと減っています。これにより、ちょっとくらい操作性が悪くても、腕力に自信がある人であれば問題なく動かすことが出来る可能性が増えたと言えるでしょう。耳についても塞ぐか、我慢すれば掃除を妨げるほどではないと思われます。
ただ、何が何でも「タテ型掃除機(コード付)」にしなければならないという理由は、実際のところあまり無いかもしれません。
やはりコンパクトに収納出来ることと、見た目がスマートな感じがするというところが長所ということになるのでしょうか。
この「MC-SU220J」は「高級感のあるメタリックデザイン」となっているので、ひょっとするとこれが決定打となってくれたりするのかもしれません。
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