昨年と大して変わらないサイクロンNO.2モデル。パナソニック「MC-SR34G」

サイクロン最上位モデル「MC-SR540G」と同様に軽量性を前面に出して来ているサイクロン掃除機です。


パナソニック サイクロン掃除機 メタリックレッド MC-SR34G-R

「MC-SR540G」と同様に本体そのものの重さはわずかに2.6kgしかありません。また、普通に掃除が出来るヘッドなどを装着した状態での重さは4.1kgとなっており「MC-SR540G」の4.2kgからわずか100gとはいえ、さらに軽くなっています。

もちろん、この「MC-SR34G」はNO.2モデルなので、最上位モデル「MC-SR540G」とは違いがあります。

まず、ゴミをキャッチする性能が違います。

最上位モデル「MC-SR540G」は0.3μm以上のゴミを約99.9%キャッチするとされていますが、この「MC-SR34G」は約0.5μm以上のゴミを約99.9%キャッチするとなっていて、ゴミのキャッチ能力が少し劣っています。

また、親ノズルである床用ブラシからワンタッチで子ノズルが外せる仕組みは同じですが、最上位モデル「MC-SR540G」には床用ブラシの先端にもLEDライトがあるのに対し、この「MC-SR34G」には子ノズルの先にしかLEDライトはありません。操作パネルも最上位モデル「MC-SR540G」よりも簡素化されたものとなっています。

もちろん付属品を見ても、最上位モデル「MC-SR540G」には、3段階で伸縮するすき間ノズルに加えて、ふとん用ノズルが付いてくるのに対し、この「MC-SR34G」には小さなすき間ノズルが1つ付いてくるだけです。

性能が劣り、付属品も少ない。

これくらいは下位モデルとしては想定内の仕様といえるでしょう。

ただ当然のことながら、こうなると、この「MC-SR34G」の魅力はいったい価格がどのくらいなのか?という露骨なポイントにかかってくる可能性がどうしても高まってきてしまいます。

最上位モデル「MC-SR540G」に付属してくる「ふとん用ノズル」は別売りで4,600円となっているので、「ふとん用ノズル」が付属しない「MC-SR34G」の場合、せめてその分は価格が安くなっていて欲しいところですが、実際はそこまで価格差がなかったりする場合も多そうです。この機会に「ふとん用ノズル」があっても良いかも、という場合は迷わず最上位モデル「MC-SR540G」を選択した方がベターということになりそうです。

■MC-SR34Gのスペック

タイプサイクロン式
集じん容量0.25L
吸込仕事率約60〜200W
消費電力約250〜720W
運転音コード式:約57〜61dB
サイズ幅238×奥行327×高さ290mm
重さ(標準使用時)2.6kg(4.1kg)

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